ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

パリのデモに狙撃兵とは

私は今までフランスという国はなんか変な国だなあとずっと思っていて、
それは、権力者グループがはっきり存在していて、権力を乱用している感じがするって事。(日産ルノーのゴーンもフランス式で当たり前のように職権乱用していて、でも日本だから捕まっちゃったんじゃないかな?)



まあそれでも暮らす分には住めば都となるもんだと思っていたのですが、

 

これには愕然

 

デモの鎮圧にとうとう狙撃兵を出している。
上を訳すと
保護されている地区の公共施設(institutionをどう訳すかだね)に軍事用の狙撃兵が配備されている。 DGSEからの情報源によれば、この命令は国家元首から直接もたらされるものだそうだ。

 

驚くとともに、そうだよね。そういう国って薄々は判っていたけど、ここまでとはね〜。。。




一方ドイツでは絶対にデモに警察などの鎮圧隊に銃の所持は禁止されている。

 

市民に銃口を向けるのは民主主義ではないって事でね。

 

フランスの警察のデモ用装備とドイツの装備には雲底の差がある気がする。

 



市民は黄色のベスト。ペラペラのベストで普通の洋服。まあ黒のパーカーなんだよね。


市民が車に火をつけたりという映像があるが、火薬を仕込んだ催涙弾は警察隊からガンガン投げつけられている。

 

あれで大火傷してもおかしくない。だって警察や軍のフル装備ってどういうものか知っているかな。

 

 

それに水鉄砲車って人が死んでもおかしくないくらいの圧力がかけられる巨大なトレーラーなんだよ。ドイツで真近で見たことあるけど。



戦争に行くような装備なんだよね。一方市民は黒のパーカーに黄色のベスト。。。


モノを壊すのと人の命を奪うとは雲泥の差なんだよ。実際に死者も出ている。
凱旋門の中のモノを壊してとか報道もあるけど、あれはレプリカだからね。

権力者は何をしても、法の元で裁かれない。法律は権力者が作っているから。

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