ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

三田医師の医師学会での発表&フランスの裏話2

私のブログを見ている人なら、この三田医師の事はご存知だろう。

よく出来ているビデオです。現在の彼の治療方法なども最後の方に出てくるので必見です。

チェルノブイリ被害というには甚大で
私はヨーロッパの被害と東日本の被害が同等になるのではと思っている。

ヨーロッパは2000キロ以上離れていてもチェルノブイリの低汚染地域で、
何も表にはほとんど出ていないけど、知る人ぞ知る低汚染地域の脅威がある。



www.youtube.com

 

halloo.hatenablog.com



実は私の彼もこのブラブラ病ならぬ能力減退症にコルシカ島でかかっていた。
(彼はチェルノブイリ汚染されたコルシカ島で育つ)

パリでアニメーターとして仕事をして数年後の25歳ぐらいから(チェルノブイリから13年後)いきなり重度の耳鳴りが発生し、耳が聞こえずらくなり、仕事に支障をきたすようになる。

そしてパリを離れコルシカ島で休養していた。その後数年あまりやる気も起こらず、数年間無職、その後学校などでのパソコンの修理や組み立てなどの簡単な仕事をし始め、
これではいかんとパリに戻って仕事を探してアニメーターに復帰する。

文字で要約して書くと、大したことじゃ無い風だが、その6年間は彼にとって空白の時間で物凄く自分のキャリアに穴を開け、苦しい時期だったそうだ。


なので、現在は仕事に対する気迫が物凄くある。

 


昨日のブログでも書いたが、私はチェルノブイリのその後の世界というドキュメンタリーをいち早く拝見したので、大体この三田先生が言っていることと、このドキュメンタリーの内容があっていること、それに彼の症状や彼の妹の症状にも同意する部分があり、

やはり放射能汚染は、その人の一生を左右してしまうものだなあと深く受けて止めている。

でも、コルシカ島に住むお母さん(甲状腺の手術済み毎日薬を飲んでいる)にその事を話すと、だいたい沈黙されてしまうし、

本人に言ってもチェルノブイリのことは 考えなくないという。


全体的に感じるのはもうそれは当たり前の事だから、考えたく無いと言ったほうがいい。

 

等の本人は後ろ向きではなくて前をみて歩きたいという感じだ。


なので私が何かをしないといけない。食事に気をつけたりね。


実は私はフランス産の物ばかりを買わないようにしているんだよ。満遍なく世界中の食材を買うようにしている。。。

 




私の気になるところは、実は私の生徒や知人の若いフランス人がかなりの割合で持病や重度のアレルギーを持っているということだ。。。。


そして、この記事。。。

news.yahoo.co.jp



もちろんチェルノブイリの被害もあるが、原発の多いフランスは川の側に原発が多いという事、日本は海だが、フランスは川なんだよ。。。汚染水を今の技術では完全に綺麗にすることが出来ないというのは今の通説だよね。。。。。

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フランスの原発の位置や昔のウラニウム産地




地図の発行元

https://www.sortirdunucleaire.org




実は私が内情を知っているというと、親密な人の子供だったり配偶者だったり、仲の良い生徒だったりするので、数は少ないが割合的にはその中の8割ぐらいで、12人が重い持病か重度のアレルギーを持っている。

(汚染地域だったイタリア人も含む、イタリア人の友人の親友は心臓疾患で24歳で死亡チェルノブイリ事故の30年後の事)







アレルギーというと食物アレルギーでかなり引きつけを起こしてしまうほどの重度のものらしい。

それから重度の喘息持病を持つ生徒、去年からパリに住み始め田舎にいた時より2倍の薬を毎日飲んでいるという。

フランスの中ではコルシカ島の汚染が一番激しいかったのだが、もちろんフランス本土にも放射能汚染は届いている。


それから上の地図でしょ、これ見るとああやっぱりなってね。。。。。

まず症状が出る原因として初期の被曝(ヨーロッパ人の場合チェルノブイリ事故)その後の
低汚染内部被曝(森の中で汚染が蓄積している場合とこの原発施設の低汚染水)のダブルが重なって、重度の症状になっていくらしい。
その一人一人の症状から見ると、一度病気になると、それは決して治ることはなく、
一生付きまとう、それから細かい病気も少しづつではあるが悪化してしまう。

なので、最終的には移住が一番という話になる。


私は東日本から移住してきた先がまた汚染されている地域というなんともとほほな事態なのですが。

(パリはチェルノブイリ汚染は無くても、セーヌ川上流の50キロ先に原発施設があるという汚染水問題が存在する。(皆知らない)まあこの事は前から何ども書いていますが。)




フランス人本人は放射能汚染の自覚症状がなくただの現代病で片ずけているところがミソ。


ただ一人だけ、自分の息子は放射能の影響で病気だと思うと認識している人がいる。
仲のいい近所のおじさん。私より5歳上の50歳、その息子19歳。離婚をきっかけに母方のフランスの田舎で育つ(フランスの田舎というのがかなりのポイント自然の中では放射能は停滞してしまう。)実は心臓の手術をしている。。。。
実はこのオジさん現在一緒に住んでいるパートナーが世界的製薬会社の会長の孫娘というものすごいパートナーをお持ちで、本人も世界各国で仕事をして、前の奥さんがメキシコのマフィアの娘で、それが原因で逃げてきてメキシコにも会えない息子がいるという。なんともな経歴の持ち主。でも本人は本当にヘルプフルで優しくジェントルマンで世界情勢にめっちゃ詳しいおじさん。
この人が自分の息子に様々な症状があって、放射能汚染でよく確認できる病気だと私に教えてくれた。

 

ソースhttp://www.criirad.org