ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

外国人男性と一緒になる覚悟、女性側の収入や資産の大切さ

フランスで10年の滞在許可書、いただく事になりました。

役所からの手紙に10年あげるよ〜と書いてあったので確実ですが、来週の火曜日に取りに行く
予約をしました。そのことはまた受け取ってから書きますね。


私はパクスを2013年の2月にして、正式な入国は2012年の12月(モロッコでビザランをした後パスポートの有効期限内の90日でパクスを組みました。)

ああ〜〜、もう7年も経ったのかあ。ベルリン滞在よりも長いじゃん。

ベルリン滞在は10年間の間に出入国を何度も繰り返しトータル約5年だったので、

もっと長かった気がする。若い時の5年と歳をとってからの5年って全然違うしね!

 

40代に入り、時間が矢のように過ぎていく〜。


母が私に年を取るとあっとゆう間に時間が過ぎていくよ〜っと口癖のように言っていましたが、本当です。


前置きが長くなりましたが、話をタイトルどうりに戻して。。。
外国人男性と一緒になる覚悟、女性側の収入の大切さ

ヨーロッパでの生活が長くなるにつれて、女性の資産状況がかなり夫婦円満
大切なポイントだあという点。









タイの旅をしている間、物凄く久〜しぶりに初めて私がタイ旅行2001年をしたときに会ったイギリス人男性の写真がフェイスブックに久しぶりに現れました。

その男性、イギリス人とイタリア人のハーフで、ものすごく家庭的な環境で育っており、女性を大切にする人だったのを思い出す。

日本ではそんな女性を大切にする人が当たり前でね。
その2001年当時、その人が特別だなんて思っていませんでした。

 

 

 







10年くらい前にロンドンで富裕層のタイ人女性に出会い、タイに移住しなかなか幸せそうです。階級がはっきりしているタイなので、裕福な相手というのはかなり大きなポイントではあります。





日本では古くから相手を選ぶ場合家庭環境が大事、みたいな事が言われていますが、


本当に日本人だけではなく、外国人にも言えると思いますよ。



でもヨーロッパの家庭環境がね、結構複雑です。

子供を育て、家庭を築いているのに、結婚していなかったり、なかなか結婚しないにも関わらず、離婚率が高い。

かなり多くの人が離婚するという感じ。

 



そして、ヨーロッパの女性たちは、ロクでもない男性に自分の人生を左右されない為、そして自分の愛を貫くために経済的な自立を求めたのだなあと

住んでいて実感します。


そして男性の収入が日本人男性よりもずっと少ないです。

 

なので共稼ぎじゃないと生活は回っていきません。

(一部のエリートは何倍ももらっていますがね。ちなみに90年代のフランスの銀行&投資会社で働く東京出張組の会社員の年収は3000万から8000万円でした。もちろん、本人から聞きましたが、ここから半分は税金で持っていかれるといつものフランス人愚痴&自慢。
リーマンショックの前ですから、今はそんなにもらっていないと思いますが、もちろん株などの投資系です。この辺がフランス人の黄色いベストの人がが銀行をターゲットにしている理由かもしれませんね。それで今その富裕層の税金率をマクロンが下げていますね。
ロスチャイルド銀行出身なので当たり前でしょうね。)

 





この7年の間で知った、フランス国籍の人が普通の会社で働いていてもらう
手取りは1500ユーロから3000ユーロの間。
ボーナスはありません。
パリの物価換算で日本の感覚では16万から30万円ちょっと。たまに本人の口からポロッと聞く事がある。



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薄給の例1)

一番ひどい薄給の例はフランスと繋がりの深〜〜いレバノン人。

レバノン人ってフランス滞在のビザの点で色々優遇されていてって本人談。

パリで大学院を出て博士課程を終わらせて、製薬会社の研究室でガンの新薬の研究をしている若手研究者29歳。


本国ではエリートでも仕事はない。。。。パリでは仕事があるけど、彼は外国人。。。。めちゃくちゃ足元見られて薄給で、ななんと手取り1300ユーロです。


が〜〜〜〜〜〜ん。

博士号とった研究者が月1300ユーロだとな〜〜〜〜〜?あまりに安くて、本人から話を聞いた時、日本に行って仕事を探した方がいいと、言ったほどです。


移民問題はこんな身近にあったかあああああ。




薄給の例2)

フランス人女性上級公務員の給料。

上級公務員で、外務省勤務経験もあり、国立美術図書館の役職で日本でいう課長だと言っていました。(話の内容を聞くと部長かも)

図書館員といってもね、日本の図書館とはイメージがかなり違っていて、海外出張が多いのです。

日本やらアフリカや、イタリア、現在はドイツで働いています。

 

色々な国を代表する国際文化イベントを各国でオーガナイズしている。


彼女は手取りで3000ユーロ、ボーナスはなし。
その国立美術図書館の中の地位は2番目だったらしい。


公務員の給料は安すぎだと本人は言っていましたが、その分他の福利厚生が手厚いです。

女性でありながら地位は2番目、有給の休みは確実に消化でき、それが5週間ほどある。

週の労働時間は35時間、残業はしません。

彼女の地位と仕事の重要性を考えるともう少しもらいたいのもわかります。


現在はドイツで仕事をして家賃は補助してもらい1000ユーロのアパート代はタダと言っていたので、同じ給料でも

満足しているでしょうね。






ちなみに日本人男性は、フランス人の倍の時間働いているのではないでしょうか。

なので男女二人分働いていることになります。

日産のカルロス、ゴーンの記事が新聞を賑わせていた時、

日産の社員働きぶりを比べると、日本人男性はフランス人男性の倍の能率だったと
ニュースで読んだ事があり、それには納得でした。


なので日本人男性はフランス人男性の倍給料をもらっても良いと思いますが、

実際にはそうはいかない。


薄給の例3)
フランス人男性41歳 生粋のフランス人、博士号取得。

システムエンジニア
イチを部下10人をまとめるボス。
銀行系ネットワークの構築
手取り2800〜2900ユーロ。。。。ボーナスなし
推定労働時間数、週40〜45時間

私昔はプログラマーだったので、当時30歳の上司(部下が7人ほど)と給料
(年収1000万円結構いい方だけど、特別でも無い)

を比べてしまいます。
日本と比べるとかなり安いと思いますよ。


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ちょっと話を戻して





フランスで私の周りに夫婦円満で、子供を育てている人たちはいますが、
実はそういう人たち、女性の方が収入が多いです。

(男性側が日本人男性以外のカップル限定ですが、タイトルがなんて言ったって、
外国人男性と一緒になる覚悟ですからね)



 




かかあ天下は夫婦円満の秘訣って言われていますよね。

それはフランスでもあって、かかあ天下になる女性は仕事も出来て、必然的に女性の方が収入が上になる。。。。っていう事なのかなあ。それとも女性の方が収入が上だからかかあ天下になるのかなあ・・・。どちらもあると最近は思います。



もちろん、全員ではありませんよ。

そういう傾向がある人が周りに沢山いるという。

もちろん本人から直接お金の話になる場合は少ないですが、状況でわかります。

私の彼の家族、妹も母親も収入は旦那さんよりずっと上。これ場合は内情をはっきり知っている。


それから彼の友人夫婦。仕事仲間はアニメ事務所で働いているので、私の彼とほぼ同じ収入ということに。
不安定で、定期的に収入のある女性の方が年収は高くなるしね。
大病院の娘の日本人女性と結婚したフランス人アニメーターもいるなあ。

上の地位の仲のいいディレクターとかプロデューサーとかはゲイで、相手は男性だしなあ。。。それから女性ディレクターもいるなあ。



そして語学学校で出会ったフランス人女性と結婚したスペイン語圏男性たち3人、と
南米カップル。南米男性&日本人女性カップルなんかもうはっきりと女性の方が給料が何倍も上!


(男性がほぼ無職同然が3人、に対し、女性側が仕事をしている。石油会社で働いている奥さんと、デパートで働いている男性、聞かなくても女性の方が収入が上ってわかります。)


フランス人社長と一緒になったスペイン女性は、子供が2歳になって結婚もしてなければ、パクスも組んでいないで別居状態で家庭を築いているし。。。フランス人男性は社長でもスペイン人女性の分のフランスでの生活費を払わないから、彼女はスペインへ戻って働いて、子供を育て、二人共スペインフランスを行き来しているので夫婦円満とはいかず。。。

 

 

 

そして、今まで出会った日本人永住組の女性。ボランティア団体であったフランス在歴うん10年のおばさまがた。

 

やっぱり旦那さんがアーティストだったりミュージシャンでほぼ無職の人や。。。
甲斐性なしの旦那と結婚している日本人女性が多いのか。。。。。




日本語を教えた&教えている日仏家庭やフランス人カップルなどなど。。。。。

これもまた旦那さんがヨーロッパ人ミュージシャンで日本人のお母さんが、大黒柱なんだと子供の口から言っていたし。

それからそれから、親が私に授業料を払っている20代無職の男性とパン屋で働いてる女性のカップルとか。男性は今まで働いたことがないと言う。

二人とも公務員の生徒で、男性が高卒で女性が大卒。。。ということは女性の方が収入が上。

近所の人に関しては、これまた50代で男性が無職で、女性が大企業で働いている。。
女性が買った女性名義のアパートに男性が転がりこでいる。






実は私の周りにいる別居又は離婚していない夫婦又はパクスを組んだ90%のフランス在住カップルが(男性の方が日本人以外)
女性の方の収入が男性より上。

女性の方が少ないのは自分も含めて4人

40組近くの中で、たったの4人。。。

これは結構極端かもしれませんが、私の周りはそうなんです。

 








 

 

というか、いろいろ書き連ねていると私が知るカップルは男性がアーティスト系やミュージシャンだったり、無職が多いな。。。。

エンジニアのフランス人オタク君達は彼女さえも居ない独身だし。。。



まあね、アーティスト系の男性と一緒になるって、まあ私もそうなのですが、

私の場合はね。

女性が金銭的に自立する事をとても応援してくれる。それで

 

何となく、日本型の尽くして相手を支えるというのではなくて、

相手が自分の道を歩きやすいように、支えてくれるって感じなんです。


ゴーイングマイウェイで突き進みやすいように支えてくれる。


なので尽くす事を求められてもないし、女性に求めてもいない。

かといって、平行線に進んでいるという感じでもなくて、

お互いに、その先の道を歩んでいくように、女性のその先の道も応援してくれる。


こういう感覚を最近感じます。


昔はね、なんか平行線な感じがしたんですよ。自立した男女の仲がね。

でもそうじゃない。




自分の日本的な感覚、だいぶ昔書いたブログに、私の男女平等ってやはり日本流の

男女平等であって、男性を食わしていくっていう感覚は無いって書いた事がありました。



それが何となく崩れていくというか、持っている人がその時金銭的な大黒柱になれば良いって、感覚になってきた。


ヨーロッパの女性を見て、子供を産むのも大変なのに、子育ても母親中心、家事も多くやって、お金も男性並みに稼いでいる人がとても多くてね。

女性の負担の方が多いなあ。男性は家族や金銭的な責任とか女性より少なくて自由でいいね〜って。

 


なんかね、ヨーロッパは男女平等とか進んでいるって言われているけど、

男性の都合の良いように進んでいるって気がしますよ。











 

 

実はタイで、物凄いお家に招待されたんですよ。

所有者に招待されたんではなくて、それを管理しているタイ人の管理人に招待されたんですが。笑

フランス人投資家(ゆ〇〇人)と日本人女性の夫婦が所有する

販売価格数億円の物件。タイ人が雇われ管理してツーリストに貸し出ししています。タイで一泊7万円という高級物件。




そんな物件を所有しているフランス人の元にお嫁に行った日本人とか

悠々自適の有閑マダムなんて想像するでしょうか?



実は違います。日本女性自身も自分で会社を経営しており、ものすごく忙しく髪を振り乱しながら、猛烈に働いているとのこと。



そういえば、私の友人の旦那さん日仏ハーフの両親も両親共に別々な会社で社長でね。


日本人のお母さんの方は自分で起業して社長で、旦那さんの方が雇われ社長で

と自分の方が上みたいな発言を私にしていました。

 




60代女性でこの発言を初対面の人にするというのはかなり強気なやり手の女性なんでしょうね。

でも、こういう女性の方がここでは夫婦円満な気がします。



他には以前ボランティア団体所属していて、二十人ぐらいかな60代、70代の日本人女性とお会いしたのですが。

60代、70代までパートナーがいる
日本人女性は全員その歳まで仕事をして収入がある人でしたね。
凄いですね、女性で70代まで仕事をするなんて。





まあ人生の中で離婚経験があったとしても、やり手の日本人女性は70代になってもフランス人のできる彼氏が居たりしてね。



仕事をしていると、外に出ることが多いから出会いも多いのでしょうかね〜。


仕事をする人は年齢は関係ないんですね〜。