ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

9年間の話し合いがたった二ヶ月弱で解決

6月から始まった別れる騒動の続きです。


実は、古巣に戻って来てしまいました。




革命記念日の日、なんとなく一緒に花火が見たくなり。

連絡を取る。


実は前々回一ヶ月ちょっと後に必要に迫られて家に戻ったら、

彼はめっちゃ反省しているようで、対応が大人、って書きましたよね。

その時は、ご飯は作ってくれるし、お皿も洗ってくれてと完全にゲスト扱い。


でも、そんな簡単に仲良くなる気なんて無いし〜〜〜〜と、言って再び出ていったのですが。。。。。。

 

 

 

 

革命記念日の日なんとなく花火ぐらい一緒に観に行こうと


気が変わり、連絡を取る。


会ってみると、今まで細かい事で、イチイチ文句を行っていた彼が、あの人混みでも全く穏やかに

過ごしている。相当私に会えたのが嬉しかったのか。


それから居候宅と自宅と自分の授業に合わせて行き来していたのですが、


彼はじっと我慢の子なのか、頭の思考回路が変化したのか、


今まで、頭を悩ませていたフランス人によくある愚痴の嵐を一切やめて、ちょっとした事にも感情的にならないように気を付けている。



ある日、彼がいつもの様に自宅でパソコンでアニメの仕事をしていると、コンピュータークラッシュが、そういう時は今までだったら、パソコン相手によく叫んでいたのに、それもジッと我慢。グッと我慢しているのが目に見えて分かって、バルコニーに行って風に当たって深呼吸して

また仕事に戻ってる。


へえ〜〜〜〜。。。。なんだろうね。この彼の気持ちの変化。


それから、今まで私と付き合いはじめてからというもの、何か彼の中の日本好きな部分が満足してしまったのか、日本語を勉強する気も全然無くなってしまっていたのに、自分で自習している。



なるほど、本気なのね。。。


1ヶ月半、ほんとうに辛かったそうです。でもね、私も生半可な気持ちで別れる決心をしたわけじゃ無いからね。


その後も8月の夏休みはお友達と一緒に旅行するしと言ってはいるものの


まあ彼のアパートと居候宅に行ったり来たりするのも面倒になり、本格的に戻ってみると

やっぱり彼の様子が違う。



お互いに自分の正当性を主張ばかり、して平行線だった話し合いも、ね。


そういうのも、本当に変化して、ちゃんと話を聞いてくれるようになった。。。

いや〜〜〜〜。ヨーロッパでは言葉に出して自分の気持ちを言う事、話し合いが大切だからって、色んな人から言われていたのに、



が〜〜〜〜ん、大して大切じゃ無かったじゃん。

 

男女の仲にはやっぱり話し合いって。

10年前、ドイツ人の彼と話し合いばっかしている時も最後は話し合いはあまり必要ないって

結論だったけど、ね。


これで、本当にハッキリした。男と女の仲には話し合いはあまり意味ないです。


彼の心に何かぐさっとくる行動をとるかしないと。


もちろん、私の気持ちはハッキリいうのに慣れてるから取り敢えず言うけどね、

相手には言葉だけでは届かない。






私は、仕事も順調で、自宅にいた方が、簡単に生徒に来てもらえたり、生徒の自宅に行けたり、まあ教科書類も全部揃ってるから、Webの授業も心配なく快適に出来るし。


仕事に集中しています。

 

まだ様子見だよ。

 

 

相手も自分の気持ちもね。


ある一定の線を超えて、別れる決心をすると、自分が何をしなきゃいけないのかと言うのがハッキリと判ってしまったんですよ。



だって、一人になったら完全な自由だし、自分がこの先何をしなきゃいけないのかがフォーカスされる。


そう言う意味で、実はこの逃避行、2ヶ月弱で終わってしまいましたが、


実りある時間でした。



まあ、私もじっと自分の気持ちを観察しています。