現代史なんて大それたタイトルつけたけど、
ベルリンの特有なスタイルを説明するのに、
歴史的なお話が不可欠だ。
ココでは有名なベルリンの壁以外の事を
とりあえず簡単に
まず第2次世界大戦終了後、ベルリンは勝戦国のソ連、アメリカ、イギリス、フランスに占領される。
まあこれは有名。
終戦後、まだ情勢は不安定だった。
大国がひしめき緊張状態。また激戦が始まるか??
市民は不安だった。市民はどんどんベルリンの外へと出て行った。
ベルリンの外は全部旧東ドイツ、その中にぽつんと旧西ドイツの陣地がある、旧西ドイツ政府は何がなんでも
その陣地を守りたい。が、市民はどんどん居なくなる
そして旧西政府はある案をだす
ベルリンに住めば、兵役に行かなくてもいいよー。
その当時、ドイツ男性の兵役は絶対。
戦争に反対するヒッピーやパンクスや芸術化がベルリンに
移住。
そして旧東ドイツでも問題が。(まあ旧東はたくさん問題があったけど。。)
理想だった社会主義が自分たちの思うように行かない・・・。
50年代大規模なデモが起こる。ソ連の介入で武力鎮圧。
旧東ドイツでも兵役につかない人は大学には行けなかった。
戦争反対、でも大学で学びたい若者は西ベルリンに移動する。
(壁が作られる以前は東から西に移動が出来、人々はどんどん移住した)
こうして当時の西ベルリンはどんどん
とっても濃い若者たちで
あふれて行く・・・・。
社会主義の東はもちろんの事、
そうして壁に包まれた、西ベルリンも
まったく経済的に遅れてしまった。
ビジネスは全く立ち遅れ
個性的な人達が住むベルリン。
それが今のベルリンの基礎。