ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

パリで音楽活動

熱が下がって、動けるようになったはいいですが、まだウイルスの排出期間だろうなあと

思い。自己隔離中です。


パリでバンド活動について、

音楽についての日記を書いた後で、やっぱり新規開拓しようと!


他のオープンマイクをしている

アイリッシュバーに例の韓国人のギターリストと行ってきたんですよね!




そこで、3曲やらせてもらえました。

おかしかったのが、出演したミュージシャンがその夜は8組かな?

何も聞かれなかった。ただ指定された時間に行って、オープンマイク参加したいんですけど!って言うだけ。

 

めっちゃ簡単。

もう一つの何回か参加しているバーはオリジナルかコピーなのか聞かれるし。

 

で、

でも、初めの一人以外結構みんないいレベル。南米のきっと昔プロだったんだろうなっていう
フォークミュージシャンが二人。あと、主催者と私の友達の韓国人のギターリストも
自分の曲をやって、

あと流しのプロの男性。1年くらい前、このアイリッシュバーで見たフォークシンガー。
それから、日本とアイルランドユダヤ人のミックスと言っていた男性。この人もうまかったなあ。で、女性は私だけ。
で、後はアイリッシュフォークを歌う人と、ロシア人で自分の曲だろうとロシア語で歌う人がいました。
ロシア語で何にもわからないし、音も聞き慣れないし、上手いんだか下手なんだか微妙な線でしたが、なかなか参考になりましたよ。

 

 

 



で、一人目の出演者の男性が明らかにホームレス風。と言うか軽度知的障害者

私子供の頃、知的障害の人と小学校通学していたのでわかる。この人は軽度だなって。


よくそこに来るのか、オープンマイク主催者の男性がちゃんと伴奏ギターを付けてくれて


自分の作った詩で歌っている。シャンソンって歌っているんだか、話しているんだか


2曲目、3曲目はアカペラ。彼曰く内容がものすごい変らしい苦笑ですが、それをちゃんと最後までやらせる。

こういうのを見ると、フランス文化の懐の深さを感じます

ふと感じるフランス人の懐の深さ。まあ、主催者はフランス人じゃなかったけど!笑

アイリッシュバーだからかな?ベルリンだったら、やらせない気がする。。。
東京も無理だと思う。


日本だったら、大阪辺りだったらあいりん地区みたいな感覚なんだろうか。

関西とラテン民族フランスって結構近いって聞いたことあるから。



パリに人情味のある下町を感じるのでした。



で、その一緒に行った韓国人ギターリスト、本当に素晴らしいギターっぷりだったな〜。


初めて一緒に合わせた曲、本番一回でピチッと私に合わせてくる。


それも、コード進行を見せたんだけど、結構難しいコード進行で

(もう一人のプロのギターリストが付けてくれた難しいやつ)


私の彼なんか見ても弾けないんだけど、一発で自分でアレンジして。

やっぱりジャズのギターリストってすごいな。



そうすると、自分のボーカルも引きずられて

よくなる気がするんですよね。




でも、あまり、その凄腕のプロをダシに使ったりしたくないので、彼がいいよって

時間がある時にだけ、時々やってもらっています。


で、その後は、

数週間前、


彼と他の四人メンバーでやっているバンドで

たまたまセッション中、いい曲ができて。彼がすごいいいギターフレーズを奏でて、

天から降ってきたメロディー。

セッション中、録音とかしてなくて、完全に再現はできないけど、
すかさず、同じフレーズを引いてもらってなんとか録音して

一曲にしました。

で、カルティエラタンのBarで日本へ出発前にお披露目。


こういうのを天から降ってくるっていうのですが、彼のおかげです。

流石基本絵描きなので、ギターあんまり上手くないんですが、キラッと光る




フレーズ。



ハーフのルーマニア人なのでジプシーの血がどっかで混じっているんですよね。

お父さん、ジプシーっぽいし、
異母兄弟もジプシーっぽいし。


でも、他のルーマニアの親戚はいわゆる白人のラテンのルーマニア人なんですが、先祖返りって言うんでしょうかね。

彼はそんなジプシーっぽい見た目全然ないんですけど、やはりお父さんを見ると
絶対にどっかで混じっている。


ルーマニアって、白人ルーマニア人とジプシーがほぼ完全に別れて共存していないんですよね。やっぱり家に入れちゃうと、手が付けが悪いから何か無くなっちゃうらしいんです。

ジプシーとなるべく穏やかな関係を築こうとしている人、使用人とかジプシーで、
でも、その使用人と妹以外は家の中に入れないって言っていましたね。



とにかく、わたしの彼、奏でる音がいいんですよ。ギターはそんなに上手くないのに。

コードもあまり知らないし。。。
まあ、間違いも多くて、本番は全然なんですがね。。。。それが残念。


まあ、自分でも自覚して録画されて、音が外れているのを聞くと
あっちゃーって思って、練習しているので、


それも、又よし。