ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

復興大臣の発言問題

http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/209075.pdf
このデータによるとまだ約4万人の人が福島県外に避難生活をしている。県内の放射能濃度が低い地域へも多数が移住したので、自分の住家を離れた人はもっと多いだろう。(県の2017年3月の”発表”では77,283人)
この6年間の経緯もそうだが、ビデオが物語るように原発事故が起こっても自民党政府の認識はこの程度、最低限以下の保証しかない。
原発事業は国策だ。原発施設や県も国の指導のもと動いている。
再稼働がどんどん始まっているが、こいう経緯もしっかりと見据えないといけない。福島第一から今現在でも50万シーベルト/時もの放出が続いている。(2016年)
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20160311/0507_hosyuturyo.html



私はチェルノブイリから1000km離れたルーマニアそして、2000キロも離れたコルシカ島での10年、15年経ってからの健康被害を知っているので、福島がチェルノブイリ並でないとしても、特に小さなお子さんのいる家庭が県外に自主避難を続けるのは正しいと思う。外国に税金のバラマキをする前に国内ですることがたくさんある。福島は今復興に向かって全力で動いているが、避難を続けたい人には避難者としての生活をサポートしたほうがいい。将来どうなるかわからない子供達は声もあげられない。お母さんたちの意見は旦那さんや家族の声にかき消されてしまいがちだ。


今村復興大臣「出て行きなさい!」7分間バトル 西中誠一郎記者

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