ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

光る君へ ← ヨコハマ物語のワンシーン。。。。

最近、日本に帰ってきて、ふと見た大河ドラマ、光る君へ にハマっている。

みなさん、見ていますか????

面白いですよ。

NHK オンデマンドに最近入会して、1話から全部しっかり見たよ〜。

その他の特集も数本。これで、その先のストーリーがわかって後悔した。苦笑。。。


で、紫式部集も買ってしまった。
紫式部の書いた当時から公表されていた紫式部日記に比べ、書いた当時は個人的なもので公表されてなかった詩集を集めたという。
その中では、道長との関係はやはり妾であった、恋愛関係にあったと書いてあるらしい。
 
てっきり対訳があると思ったら、解説しかない。学生時代、古文苦手だったけどね、
ゆっくり読んでみよう。

 


ロウティーンの時から読んでいた漫画、あさきゆめみし

これで何人の学生が源氏物語勉強したんだろうね〜。



30代の時、恋愛に悩んでいた時、源氏物語もとい、あさきゆめみし を読み返して、1000年前の教えを請うた。


女性の恋愛に

為になることが書いてあるのよ〜。源氏物語にはさ、だから読み継がれる。




現実の作者の紫式部藤原道長の話を、恋愛物語に大幅修正している『光る君へ』

ほんとハマる。


少女漫画チックなところもあるんですが、様々な美しいセット、映像シーン、セリフ回しで、


胸がキュ〜ンとするんですよね。



第10話の 月夜の陰謀、

月の光に照らされる、NHKには珍しいラブシーン。
濃厚なラブシーンじゃないんだけど、女性目線のその描き方。

 

素晴らしい。

 

私もその昔、ある日の夜、この夜がこの人との最後の一時なんだな〜〜って

感慨深く思った時に、
嵐の夜でね、その窓から見える外の景色をいつまでも忘れないって思った事があった。

アイルランドでね〜〜。

本当に自然豊かなところでさ、そういう大切なひと時に
月の光とか、嵐の風の音とか、自分の気持ちとリンクさせるのね。


女性って、ラブシーンの中でそういう季節、というか情景、音楽だとか、光だとか
そういうのをしっかり感じて覚えているんだって思うよ。

だから、女性を口説く時ムードが大切なんだよね。笑


全く時代設定も人物設定も現代と関係のないこの作品の中でね、
こういう思い出もあったな〜と人々に振り返させてくれる感性が

散りばめられている。老いも若きも。多分。








で、先のタイトルのも書いた。ヨコハマ物語。

源氏物語あさきゆめみしの原作者、大和和紀さん、これまで数多くの胸キュン少女漫画

それも、深いいものを沢山書いていてね。

小学生からハイティーンの頃読んでいた漫画。

そのまんまほぼ完コピのシーンがある。

明治時代、移民として日本人がサンフランシスコで街を作っていて、そこで天然痘が流行った時のワンシーン。


自分の夢をここで終わらせるな、戻って来い。みたいな。(本が手元にないので正確ではないですが)向こうの世界に行ってしまわないように
語りかけ、寝ずの看病をするシーン。


まだ医者でもない卵の先生が、天然痘の痘瘡っていうワクチンを日本人移民に打った罪で逮捕されそうになって、自分の大切な人だから、あと一晩待ってくれって保安官に頼み、次の日の朝自分で出頭するっていう。


『ハイカラさんが通る』で、有名になって
かなりの部数がこの漫画も出版されているから、きっと気づいている人は多いと思う。


パクリでもなんでもいい。オマージュと呼ぼう。