ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

日本は実は隠れ女性上位な気がする。

私は今までヨーロッパでいろいろな人間ウオッチングをしてきました。

特に女性の自立に関して、
日本人女性、ヨーロッパ女性についていろいろ考察してきました。


今まで、ヨーロッパ女性はいろんな歴史的背景を経て、男性から自立をするために権利を獲得していっていった。女性の地位はヨーロッパは日本より上。と思ってきましたが。

何か違うような気がしてきました。




もちろん、女性が男性並みに”社会的地位”を獲得しようと思ったら日本は完全にヨーロッパに劣ります。

が、実際の大多数の形態を考えて見ますと、何か日本女性のほうが女性上位的な生活をしているような気が。。。。

これは”家庭内限定”ですがね。日本女性の地位は社会的にはまだまだですよ。もちろん

日本は旦那がもらったお金を奥さんがコントロールする。
もちろん家事や子育てといった事は大変ですけれど、便利な電化製品に囲まれて生活している今、それ以外に自分の趣味や好きなことに没頭できる時間がある。

もし働きに出たかったら、今の若い世代で、完全に主婦を強要する旦那も珍しいでしょうね。

ドイツではいくら奥さんが主婦でも、財布の紐を握っているのは旦那。奥さんはお金をもらうのに旦那の許可が必要です。自分が稼いだ金は自分のもの。ヨーロッパは他の国もこういう傾向があるらしいです。日本が珍しい。

そして最近は男女平等と言うことで、奥さんのほうが稼ぎが少なくても、家賃生活費折半なんてことも
ドイツでは結構普通です。

そんな事日本でしたら、奥さんに逃げられそうですね。


もちろん日本人男性が、女性全体の事を下に見ていないといったら嘘です。

その点はレディーファーストが染み付いているヨーロッパ男性や男女平等が染み付いている北ヨーロッパの人たちにはかないません。


が、実際自分の個人的な 対パートナーとしてはどうでしょうか。

しり下に敷かれている旦那もいるだろうし、奥さんに頭の上がらない旦那も日本にはたくさんいるでしょう。


そういう国違いや文化の違いや習慣の違いは、個人 対 個人 の精神的な繋がりの関係では余り関係ないのだと思います。


もちろん、ふとした瞬間にヨーロッパ男性からレディーファストでよく扱われるととても気分が良いですがね。






まああれこれ、国の違いを出したらキリがないのです。


自立してるように見え、生き生きしているように見えるドイツ女性でも
男問題に関しては・・・・。というのももちろん見てきました。
それはもちろん日本女性でも同じ。

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自立とは個人の精神によっていて、男も女も国も文化も関係ないと今は思っています。


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(女性の自由がほとんど無いムスリム国家はちょっと置いておいて。。。。)



まあ、こう思うきっかけはいろいろあったのですが、最近はルームメイトの活発なドイツ女性の
男性に対する行動考えや精神的な状態など、一緒に暮らしているからこそ感じれる問題を目の当たりに
したからかも知れませんね。


もちろん、自立を望むこちらで長く生活をしている日本女性のこともそうですし。

もちろん自分の経験や今までの精神状況などももちろん。


他人の振り見てわが振り直せとはよく言ったものです。