ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

国家権力を使い北九州市で汚染された瓦礫焼却を強行

昨日から今日に掛けて、北九州市での瓦礫焼却が国家権力行使で行われている。


まず、

問題 1、住民の合意を得る前なので、「試験」焼却と表向き公表し、大量の瓦礫搬入、焼却する。



問題2、その瓦礫搬入を阻止しようとする住民を、国家権力で逮捕している。



問題3、その逮捕の方法が、普通じゃ逮捕できないので、その道路に新しい交通標識を建てたり、白線を書いて、交通法違反として逮捕する。




問題4、警察側が暴力的に排除行動している所を、住民が抵抗すると、公務執行妨害容疑で逮捕する。



問題5、瓦礫搬入から1時間後、瓦礫搬入に対して、住民説明会が行われる。搬入後の説明、すでに瓦礫受け入れは決まっていて、
住民の反対には耳を貸さない。


問題6、北九州市には焼却代として40億円ものお金が流れた。焼却施設には、放射能防護フィルターは無く、垂れ流しになる。


こういう逮捕劇は、日本はほとんど何処も一緒。今まで何度か見たことがある。その度に、日本では実は人権がとても薄いのねって
思う。国家の意思が大切で、市民は二の次。
それから全体の総意も裏から操作されたものが多い。悲しい事だが福島の人々の生活も厳しい状況なのに、人の命と国策とどちらが大切なのか。

下の写真は全て現地にいた友人とFacebookより拡散(写真は了承済み)
現地にいた方のブログ
http://blog.nonoko-foto.com/?eid=995126
http://onodekita.sblo.jp/article/56036393.html



小倉北警察所長と書いてある新しく夜たてられた標識


NHKの報道は本当にウソばかりです。
あれだけお母さん達が集まり、
対話を求めても全く無視だった。

でも、こう報道されるのです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120523/k10015324151000.html
一部抜粋
北橋市長は。。。。「これまで複数回、市の担当者が説明の場を設けてきたにもかかわらず、こういう事態になり、大変残念だ」と述べました。
そのうえで、予定どおり試験焼却を進め、得られたデータを公開するとともに、来月にはみずから出席するタウンミーティングを開き、がれき受け入れに関して市民と対話を行う意向を示しました。





一番最低。
読売新聞。
福島爆破直後から、ダントツで最低な報道をしている。暴行を加えたのは警察側。それから警察官も100人以上だったし。
でっち上げで本当に最低〜。
一部抜粋
県警は道路交通法違反に当たるとして、立ち退くよう何度も警告。しかし反対派は応じず、午後4時頃、警察官約40人が強制的に立ち退かせようとしてもみ合いになった。県警は、警官に暴行を加えたなどとして、自称、熊本県荒尾市の飲食店従業員ら男2人を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。


まあ読売新聞社の元社主、正力松太郎は旧帝国時代の内務省特高警察官僚出身者。A級戦犯­から一躍CIAの代理人。そして原発を日本に導入する為にメディアを使って国民をマインドコントロールした張本人だからね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/正力松太郎

原発問題がいかに深くから腐っているか
昔つくられたNHKスクープドキュメントを見るとよくわかります。





http://dl.dropbox.com/u/17135518/nakate.pdf
政府統計の総合窓口・人口動態調査」から、平成22・23年の「月報(既報)・月次」各月の、「(保管表)死亡数,性・年齢(5歳階級)・死因簡単分類・都道府県(20大都市再掲)別」にある福島県データを用いて作成しました。
 7月以降の病死者数に大きな変化が現れています。
 通常、病死者は冬春に多く、夏秋は少ない傾向が全国的にあります。これは大人も子どもも同じです。
 しかし、2011年は夏秋の病死者数が多く、ほぼ直線的に累計数が増加しています。
 もしもこの傾向が2012年も続いた場合は、“統計上の有意差”となりうるほどのハイペースで、子どもの病死者数が増加したことが分かりました。このような現象が起こることはとても稀なことで、全国でも僅かしかありません。宮城県岩手県では起こっていないことです。
昨年の夏以降に、福島の子どもたちの体に異変が起こっている可能性を疑わざるを得ません。
 (こどもたちを放射能から守る会・福島より)