ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

10年目の3月11日

あれから10年が経ちました。

10年、長かったような、短かったような。

色々な人の運命を変えた日。

全く変わらなかった人もいるでしょうね。

あの震災と福島の事故がなければ、私はパリにはいなかったでしょうから。

本当に人生何が起こるか分かりません。

自分の中で3月11日はエネルギーの事について意識を向ける日なんだなあって。


今の日本の様子を見ると、もちろん原子力施設は最低限で運行中。

稼働中の炉が4基
今まで稼働していたけど、停止中が5基
許可が降りてこれから運行するのが 7基
審査中の炉が11基
廃炉が決定した炉が24基だそうです。

http://www.ene100.jp/www/wp-content/uploads/zumen/4-1-3.pdf

 

2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略を策定しました (METI/経済産業省)


かなり気になる発表がこれ。
去年の12月25日に発表されたもの資料1には原子力の依存度は減少しつつも、最大限活動とある。。。。。


これがどういう数字になるのかは、これからの民意が決めることになると思う。


日本政府は、これから水素エネルギーの割合を増やすのを目標に掲げているみたいですが、

原子力も最大限活用ってね。。。。。絶対新しい炉は造らせたらいけないって思う。


日本はフランスに比べて実は民意が政治に反映しているって言う事が


フランスに住んでいて良くわかった。

フランスは絶対原発推進で、78%が原子炉由来でね、それを少なくするって言っていはいるモノの具体的には進行していない。


日本にこれだけ、原子力村の力が弱まったのもやはり、声はあまり上げなくても、

暗黙の空気で原子力はダメだって言う流れにちゃんとなっている。


このまま、みんなが薄くでもエネルギー問題に関心を持って、自分なりに考えていたら良いって事。









フランスの政治や社会は本当にトップダウン方式っていうのは、

コロナでも明らか。




それに、ドイツもロックダウンって言われているけど、

全く内容は違う。

フランスは罰金付きで、18時以降外出禁止。レストラン、バーなどは開いていないところも多く。テイクアウトのみ。


外を歩くのもマスク必須。マスクをしていないと罰金になる。



ドイツは終日外出はOKなんだよ。それに、マスクも店の中や交通機関の中だけ。

ただ複数人数の人に会うのが禁止。



店、レストラン、バーは普通に開いていて、テイクアウトのみ。
24時間営業は 11時以降朝6時までは閉めないと行けない。


クリスマスの影響か1月に患者が増えて、一時期学校閉鎖になったけど、それも溶けて
ドイツのコロナの人数は大分減っている。


ドイツの理に叶ったコロナ対策はちゃんと数字に出ている。




ドイツより厳しいフランスは減って行かずグラフ は平行線んのまま。

フランスはね、18時以降外出禁止なので、18時にはお店が閉まる。

アテスタションと言われる紙に会社が発行するサインがあれば、それ以降でも帰宅出来るけど、

 

交通機関は、17時から18時の間通勤ラッシュ並みに混んでいる。

普通、パリの帰宅ラッシュってそんなにギュウギュウに混む事なんて無いのにね。

 

なんせ18時でお店が閉まるので、17時から18時の間はスーパーはめちゃ混み。

人数制限なども無いんだよ。






だから、おかしいんだよね。やっている事がさ。



日本は政府がおかしくても、権限がフランスより薄いから、

罰金も出来ないし、拘束力も薄い。



フランスの政府はおかしくて、権力も持っているから、

市民は本当に苦しんでいる。

いつも書くけど、ジャーナリズム支配数が9割以上。
その系列の政治家も6割以上。

マニピュレイトしやすい環境を作っているし。

その系列の人の能力が決して高いわけじゃないんだよ。同じ人間だからね、出来る人も出来ない人もいる。ただ自分たちのグループが有利になるようにしている。


何故か、フランスのジャーナリズムはずっと
完全ロックダウンがまた始まるまた始まると常日頃言って煽っているが。

でもね、政治家の中でも多くの人が、完全ロックダウンが実は効果が薄いっていうのは
気がついているんだよね。

たとえお抱え御用研究者がロックダウンがした方が良いって政府にアドバイスをしてもね。



だから、現在はその間を取って18時っていう事で保っている。