ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

足元を見て

パリも物価上がっていますよ〜。

スーパーなんか、ハッキリ分かるくらい上がっている。
なるべく上げないようにしているレストランとかお店とか、

商品の量を変えたりして、対応していたり。


まあ、コロナ禍で大変だったのと、ウクライナ戦争で

資源が値上がりしたりね。


で、思うのは70年代のオイルショックの時、

日本は所得倍増計画っていうのを立ち上げて、

インフレーションをそのまま引き継いで、給料が倍々に上がっていってさ。

その倍増計画のが終わる前、両親が結婚した年、1970年は公務員の給料が2万円ぐらいだったって。

 

戦後昭和史 - サラリーマンの月収と支出




その前の60年代後半日本は南北朝鮮戦争で、米軍からの依頼の製品を沢山作っていてね、

日本は朝鮮特需をキッカケに経済がどんどん上向きになったんだよね。


戦争はある国には利益をもたらすのです。


日本はその後80年代から90年代バブルを経て、

その後、物価があまり上昇していかなかった時代に突入。

1990年から2020年の30年間で実は平均給料が下がっていたりする。

で、30年以上の時を経て、現在物価が上がっている。



パリなんかはね。2001年のユーロ導入前と導入後で

物価が全然違うんだって。それからどんどん物価が上がって、給料はそれに対してあまり上がって来なかった。




ヨーロッパのユーロ導入や物価上昇は仕組まれたもの。ユーロ導入は計画的な事なんだよ。

 

だから計画的な物価上昇だったわけ。


今、日本はそうゆう状況なのかもね。このコロナ、それからウクライナ戦争を経て、

物価が上がり、でも給料は据え置き。


今の日本はフランスのそのユーロ導入の時に近い感覚かもね。


私が今心配なのは、最近フランスと日本の政府が親密になっているって事。

フランスの政治経済ってグローバリゼーションだからね。




貧富の差と、超富裕層と庶民がパッカリ別れている世界。。。。


平均と中央値っていうのは違うからね。

フランスは中央値が低所得者なんだよね。

www.paris-fp.com



上のサイトから拝借すると、中央値の人々の給料が月々1,692ユーロ

日本円にすると、20万円超えるけど、今の物価で見ると感覚的には1ユーロ100円
ぐらいの価値だよ。

 

だから、フルタイムの共稼ぎじゃないと生活は絶対に出来ない。


で、フランスの良いところは、サービス残業をしない。出来ないシステムになっている事。

それから、バカンスが五週間弱あるって言うことかな。

で、年金や社会保障のシステムも違うからね。



この低所得でも人々は不満を言いながらなんとか耐えられるっていう。


それからこの中央値よりも下の低所得者救済の処置が沢山あってね。

 

フランスはさ、シングルマザーで最低賃金でもなんとか子供を育てられたりするんだよね。


でもね、社会的には弱者は弱者のまま、経済的弱者の家族が貧困から這い上がるにはフランスでは6世代以上かかる。



フランスは6世代かかって

ドイツは5世代だった。日本は4世代。比較的早い方


www.iueo.or.jp



フランスがそれだけ6世代もかからないと、貧困から抜け出せないというのは、こういう仕組みを作っているからなんだね。


そのフランス式に、日本が追従し始めている。


本当に、やばいな〜〜って最近よく思うんだけど。

 

フランスに日本の政治家がね招待されるでしょ。


フランスの市役所とか国会議員が使う庁舎ってお城並みに凄い
歴史がある豪華な建物ばかりなんだよね。

そんなところで接待受けちゃうと、舞い上がってね。

それに、(ユ○○人系)フランス人って日本人が好きで、
それに、世界経済の中心の人でしょ。

もうイチコロだよね。尻尾を降って、自分達の考え方なんて何もない。

日本は日本独自の考えで、国内の問題を解決しながら考えていくなんて、もうとてもとても出来ない。

とにかく尻尾に巻かれて、というか巻かれたいみたいな。。。。。


だからね、何が言いたいかって言うと、


一人一人、独立して仕事をしていって欲しいなって思う。


世界の大きい抗えない流れの中で、

自分の一生一代の花を咲かせてほしい。