ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

ノマドというかワーケーション

皆さん、1ヶ月ぶりですね。お久しぶりです。

最近、ある言葉を聞いて、あれ私かな?って。
最近は日本の言葉に疎くなってね、ワーケーションという言葉が流行っているっていうのは知りませんでした。



そう言えば、去年の10月11月はメキシコでワーケーションをしていましたね。

バカンス中にオンラインの授業をするのは初めてだったので、小遣い稼ぎと実験がてらって感じでしたので、授業数も少なかったですが、メキシコ自体が初めてだったので、ちょうど良かったですね。

 

 

今月はベルリンに10日ちょっと足を運んで、そこでは仕事はしません。
その後、9月から今年はまたコパンガンに行きます。私的にはメキシコに又行きたかったんですが、ちょっと今年はね彼の要望というのと、

タイの方が安いし、私の貯金も去年に比べて物価高で少ないので、バカンス中の仕事を増やさないといけないしな〜〜〜って。

パンガンはネット環境良いのはわかっているし、ビーチの前で授業も良いかもって、もしかして3ヶ月くらい行く可能性があります。


今回は授業の数も一日1回か2回それくらいで調整しようと思います。現地で稼いだ分だけでできたらまかなおうと思います。昔、2年の旅していた時もいかに貯金を減らさずに旅をするかに賭けていましたね〜〜。懐かしい。


まあ、仕事漬けにはなりたくないので、良いバランスができるかどうか。

授業をし続ける責任もあるので、最近はバカンス出発の準備の為には生徒をあまり増やしていません。


 

で、やはり物価が安い国に行くっていうのはミソなんですよ。

 

今コパンガンの物価上がっているような気がするんですよね〜。。。。大丈夫かな。。。。



私はね、2001年以来あっちこっち移動していても、本物のノマドにはなりたくないんですよ。だから、コロナになる前まではオンラインで教えることを拒否して、対面にこだわっていた。もうコロナ前でもできる環境はあったんですが。

身の回りの身近な人に教えるって、事に、ものすごくこだわっていたんです。

 

 

コロナでリモートにならざるを得なかったんですよね。

 

でも、今はフランスに拠点を置いて、長期バカンスで働くって、拠点はきっちり決まっているので気が楽です。

まあ反面、家賃も払い続けないといけないし。


まあ、彼がフランスの特別芸術家用雇用保険に認定されているので、この休みの3ヶ月は
6割の給料というか失業保険が、休んだ次の日から支給される。それで家賃を払って家(住所)をちゃんと確保しないといけない、その特別認定のためにね。


まあ自分のアパルトマンだったら、人にも気軽に貸せるんですが、今の状況でそんな簡単な感じで、おおやけにAIRBで貸せる感じじゃないんですよね。
日本人で9月から2、3ヶ月私たちの都合の日でアパート借りてくれる人がいたら、喜んで貸しますよ。私の親戚って大家には言って。

まあ大体光熱費も合わせて現在、1100ユーロ弱なので、1ヶ月700ユーロぐらい払ってくれる人が見つかったら嬉しいです。 部屋に荷物が多いですが、もしいたら、メッセージください。
多分、9月の10日前後かなあ、5日前後かなあまだよくわからないのですが。。。




 

で、話は戻り、今までノマドにはなりたくない!ってガンとして思っていたのはね。

2001年から2003年の旅で途中で、何十年も旅をしすぎて、自分の国に帰れなくなった
ボロボロの状態になった旅人を何人も見てしまったということからかな。



歴史的な流れでノマドにならざるを得なかった生粋のノマド民族のユダヤ系の人は、世界にあちこち友人がいて、まあ上流階級から、旅人まで、満遍なく世界中に知り合いがいて、それが当たり前みたいな感じで、そのネットワークでネット時代になる前から世界のあちこちで仕事ができてたんですよね。成功している友人知人も点在しているし。



でも、その反面ディアスポラがあって、やはりルーツを探して探して、ロストして彷徨っちゃうちゃうみたいな。そんな人もいるんです。だからフランスで何百年もご先祖の時代から過ごして、生まれも育ちもフランスなのに
最後にはイスラエルに”帰る”なんて言って、移住するんですよ。

 

言葉や宗教観がまだ保られていたらね。自分のルーツを感じるって大切なんですよね。

ディアスポラが民族的に根深くあるっていうのはわかります。

 

ヴァイキングみたいにもう、言葉も文化も宗教観ももう無くなってしまったから、それを探す意識は大体の人は消えているんですが、それでも、ヴァイキングのルーツを求めている北欧の人たち結構現代にいますよ。不思議ですよね、1000年近く前に無くなってしまった価値観のルーツを探し求めるって。自分達はその土地に住んでいるのに、探すって。
日本でアニミズム系の古い神社回るって感じに似ているのでしょうか。。。でも神社は現存していて、文化も残っているしね。。。


私は自分のルーツをハッキリ認識してフランスに住んでいます。で、きっと日本に帰るんだろうと、そういう意識はあります。まあ、27歳まで日本の価値観にどっぷり浸かっていて、海外出たのも遅かったし。日本のアニミズムは日本の誇れる宗教観って思っているしね。

 

 

 



で、フランスにはフランスに生まれたアラブ人が自分のルーツを探して、思いっきり極端に傾いちゃって
イスラム教の世界に極端に傾倒しちゃう人がいたり。


まあ、結局は人によるんですが、

海外移住向いている人と向いていない人がいるって

そういうのに通じる感じで個々によるものなんですがね。




移住者として考えると

コパンガンなんかの島なんかはその島自体が、タイ人も含めた移住して来ている人がほとんどなので、過ごしやすい。大体コパンガンでは英語が共通語になってるし。


まあ、フランスなんかも移民の国でね。まあ、歴史的ノマドが多く居た国って感じですか。

だから、現在の政府としては愛国主義者の極右は受け入れないって感じですね。

 

 

よく考えると、フランスはコパンガンに似ているのかな。ははは、今までそんなことは考えたことないですが。

 

フランスにいると、半分くらいはこのフランス革命後から移住してきた人なんじゃないかって思っちゃう。ヨーロッパ人やロシア人やユダヤ人や白人系はもう見た目からはわからないですからね。

 

で、革命後でももう200年以上経っていますが、自分の家系をみんな知っていますよ。

自分はスペイン系で、とかポルトガル系とか

南アメリカもそうですよね。もう南北アメリカに移住して300年とか400年とか経っても

自分のルーツをはっきり意識している。

この間、メキシコで出会ったアルゼンチン人の日本人(日系3世、4世のDNAは100%の日本人)


日本超LOVEで、日本を崇めている。日本は凄いっていろいろ分析して語ってくれたんですが、日本語も話せませんし、別にアニミズムでも仏教でもないですがね。

おじいさんが日中戦争で出兵してその戦争のあまりの酷さに、もう2度と出兵はしたくないと、
第二次世界大戦が始まる前後に日本を出たらしいです。

で、戦中は家族や親戚に南米から物資を送り続けたらしいです。



で、その男性のひ孫の男の人は、昔ながらの古い日本人の感覚と雰囲気を持っているんですよ。辛くても、辛いって顔をして言わない。
笑いながら少し疲れたかなって。いやアンタめっちゃ疲れて、倒れて吐いちゃったじゃんって。

もうびっくりしました。それからこの人は私の母みたいに辛いのに何も言わないから
こっちがちゃんと見てあげないと!って。笑。


フランス人だったら、もっと前からギャアギャア文句言っているはずだよ。


それを、じっと耐えて、笑って少し疲れたかなって。いつの時代に日本人か。。


これだから、相手を察しないとね、相手が何も言わないから、察する文化が発達したんですねって。。笑

はっきりわかりました。

 

 

 



 

 

で、話がそれていきましたが、この国にいるとワーケーションがしやすい、しやすい。

いつもバカンスに1ヶ月半から2ヶ月半費やすんですが、別に何も気にもされませんね。

気にもされないって事は、仕事がしやすいって事で、今、外国にいて授業してますよ。

来週は移動をしていると思うので、お休みさせてねって、
言っても

それによる弊害で仕事を失うって事はないんです。

まあ、授業を始めたらなるべくこちらからキャンセルしないように、責任を持って
ネット環境がいいところを探しますが



自分の拠点を持ちつつ、長期バケーションで少々働くって

かなり理想に近づいているんじゃないのかな。


時代の流れが、さらに人間の移動を加速させているのでしょうか。。。。。