ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

なるほど、民族間の問題って歴史を見れば糸口がある

今回も旅の話になりますが、

前回の秋の長期バカンス2ヶ月半の間に

マレーシアにも2週間足を運んだんですよ。


まあ30日を過ぎたら一回出国しないといけないという事で、


今回はマレーシアのクアラルンプールとマラッカを選びました。


行く前まではあまり期待していなかったんですよ。マレーシア。

が、行ってみると、私たち西側諸国で感じている作られた世の中の流れ

をほとんど感じない。

 

 

リラックス感。

 



もちろん、コロナ禍は大変だったらしいんですがね、

もうそれは既に過ぎ去っていたので。

活気がある街並み、そして、伝統が息付いている場所や発展した街並みが交互に現れて、なかなか面白い。

 

 

マレー系、中華系、インド系の住民が

それぞれ、独自路線で共存している。

 

ちょうどマラッカ居た時にインド系のディワリっていうお祭りの祭日があってね。

インド系だけじゃなくて、国全体が休日だったっていうのもいいなって思ったし。

中華系の人がインド系のコスプレして
サリーの衣装着て街を歩いていたりして、中々面白かった。

 

それぞれの家族間では話される言葉が違うらしいので、それぞれの民族別れながらも、共存している。

 

もちろん、マレー系が国民の大半を占めているし、政治家や公務員などもマレー系が大半なんですが、

パリの様にギスギスしていない。


おおらかな感じがしたんですよね。


もちろん、石油産出国で、天然ガスなども輸出量が多く、そういう資源豊かな国

で、基本国の経済が潤っているのが根本的な原因だと思うのですが、


それぞれの民族が独自のアイデンティティーを保持して表に出しながら、おおらかに共存しているって

すごい事だなって、フランスに住む者として思います。

 

ちょっとネットで調べると民族間の闘争なんかも出てくるのがね。

例えばその昔

元々マレーシアだったシンガポールが独立した理由。

 

イギリスの息のかかった港町として貿易が盛んで、中華系が元々多かったシンガポール

その中華系の政治的な支配力が国全体に広がるのを抑えるために

 

独立運動もすんなり。

トカゲの尻尾の様に、わざと現在のシンガポールをマレーシアから切り離して独立させたことが書いてあったな。

地理的にも一番南部に位置しているしね。切り離す事で、丸く収めたんですね〜。

で、その後自由になったシンガポールはどんどん経済発展していく。


なるほど〜〜。興味深いなあ。

シンガポールってものすごい昔から管理社会って有名ですよね。

至る所に監視カメラがあってとか。



で、フランスでは

中華系とユ◯◯系はとても似ていると言われています。





一族の繋がりとかね。

世界のあちこちでネットワークがあり、ビジネスに強いところとか。


でも、そうやって中華系の人も、独立して邪魔される事なく自分達の力で経済発展が出来て

良かったんですよね。



マレーシアの人々って多分元々大らかなんだと思います。なんせ南国の国の人だし。

で、移住して入ってきた。ガンガン貿易で、経済的に強くなっていく中華系の人を脅威に感じていたと思うんですよ。言葉も違うし。



まあ、世界のあちこちで、似たような事が既に起きていたという事ですよね。



中華系は同じ民族の人数が多いから

下に働く人も中華系って事。笑。

 

アフリカで開発するために中華系の会社に発注したら、

働く中国人もみんなついてきて、アフリカ人には仕事もない。みたいな。。。。


で、ユ◯◯系は母体が少ないから、下に置いて働く人がいないといけないっていう。


日本人は下に置かれて働く人間にならないように!気を付けましょう。