ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

チベット文化に憧れて

ヨーロッパ視察旅行が自分の心の中で下火になりだしたあたりから、次の旅行の狙いは モンゴル、チベットと結構前から思っていました。でもね2年の放浪生活は十分すぎるほど十分で、あまり旅する気持ちがホント長い間無かったのですよ。2週間ぐらいの近場に行く旅行で十分だった。。。。それが、ようやく重い腰が上がり始め、来年の春あたりにインドにあるダライラマのお膝元ダラムサラチベットを訪れようと計画を練り始めました。

いろいろ調べるうちに本当に、できるだけ早いうちに行かなければ。。。と思うようになりました。


最近この問題を考えると本当に悲しく、苦しい気持ちになります。先日リンクした
Youtube にとても幸せそうなチベット人の笑顔や、中国侵略前のチベットの最後のお正月の姿など、みたら本当にたまらなくなりました。

たった60年余り前の姿とは思えないほど、神秘的な映像。

現在でも中国政府からの弾圧は緩まらず、僧侶たちへの拷問、投獄、レイプが行われ、ダライラマの元に行こうとヒマラヤ6000メートル級の雪山のなかをを軽装&スニーカーで国境を越えようとする子供たちを射殺するなど、私たちが想像も付かない事態が今でも行われています。



最近新しい青蔵鉄道の開通で、観光客が増え、お土産の為に寺院にある歴史的価値がある品々が盗難されたり、(そうでなくても長年続く弾圧で寺院や貴重な資料などすでに壊滅状態。ようやく残っている品々なのに。。。)村という村からからしらみつぶしに古いものが中国人に買い叩かれたり、ホテルも急増。お坊さんなどもホテルに人を呼ぶ出し物になったり。。。

鉄道はもともと軍事や資源採掘用として作られたもので、チベットの全てを根こそぎ奪っていく。破壊しても破壊してもまだ足りない。






チベットには上質のウラン(原子力発電の原料)や石油が埋蔵されています。









そんな中国共産党なんか今すぐ旧ソ連東ドイツのように崩壊してしまえば、チベットも台湾も独立できるのにな〜と思ってしまいます。

経済成長が進む中国、そう簡単には崩壊しないだろうな。。。


21200


昔のチベットの映像もう一度