ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

先日は中国の学生についてかきましたが、彼らは庇護の元の漢民族

中国共産党政府に狙われた悲惨な民族のお話しです。

このビデオの最初のナレーションで
これまで中国当局は 40回以上の核実験をウイグル自治区で行ってきた。
中には広島原爆の300倍以上の威力のある原爆も含まれる、と言っている。

このビデオはすでに10年以上前にBBCで放送されたもの。その後も核実験は進んでいるから
その数や威力は増すばかりなのだろう。

日本のニュースや放送はこういう事実は一切報道しない。それは日中で協定があるからだ。
いかに日本報道がコントロールされているかわかるだろう。事実を知らされない多くの人々。
その影で計り知れない苦しみをあじわう人々。



中国の日本語学生はこのことは一切知らない。日本にすんでネットなのでいつかこういう情報を目にする事もあるのだろうか。

それで彼らはどう思うのだろうか。

私は授業で、中国に行ってみたい。特にチベット自治区に行ってみたい。
昔ながらのチベットの生活をみていみたい、その他の少数民族の生活を見てみたいと言ったことがある。


ある一人の生徒が、外国に住んでいる中国人は中国政府が何をしているか
知っている、と言っていた。中国人が世界から嫌われるのはしょうがない。
そんなようなことを、ひと事休み時間に言った。

その子は東大に行くために一生懸命勉強している。
外国に出て何かを感じる中国人が未来を変えられるよう願う。


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