あまり知られていない事だが、
コルシカ島はチェルノブイリから2500キロ離れていたが、そのときの放射能から甲状腺疾患の人々が多い場所だ。
この図はこのHPからお借りました
http://onaironaironair.wordpress.com/2011/09/07/
キロベクレル=1000ベクレルです。
前回の日本の汚染地図と比較すると
フランス汚染の一番濃い色が、日本の汚染の一番薄い点線の範囲です。
なので、簡単に甲状腺の検査が出来る。
私は甲状腺超音波の検査と血液検査をしてみた。
実は、のどの痛みが日本に帰って以降ずーと続いていた。
それも5月くらいから始まり、いままでず〜とね。
ここに以前書いたように、私は3月11日はベルリンにいたし、爆発の1ヶ月後4月10日に埼玉の実家に戻って来た。
そして、少々滞在したあと、九州へと移動した。
が、この喉の痛みはおかしい。なんだんだろう。そういえば今問題になっている柏市は家からそんなに遠くはない。。。流山だって、三郷だってさけっこう近いよ。
でも家族で誰一人として喉の痛みを訴える人は居ない。
こんなに続くのはおかしいと彼に話していたところ、
コルシカ島で医者に見てもらったら良いと言われた。
甲状腺超音波検査は 保険なしでたったの37ユーロ!(現在約3700円)
はじめ病院に行って、受付で予約をとって、翌々日に検査。15分くらい待って検査はたった1分程度。
血液検査は高額で約80ユーロだった。(現在8000円)予約なし,保険なし。
日本では、保険が利くと思うのでのでこれより多少高額でも安くなる。
甲状腺超音波検査は日本ではエコーと言われるもの
ただ首にグリセリンのようなジェルを塗り、
刷毛ぐらいの大きさの機械でで首回りをなでて行くだけだ。
大きな機械とつながり、画面でその場で首の中が見える。その場で判断する。
何も見つからないので、血液検査もしてみればといわれ、
別の病院の血液検査専門の場所に行く。
すいていたので、すぐに血を採って終わり。5分もかからなかった。
結果は3日後。
早っつ。。
実は、コルシカ島は現在、甲状腺疾患の人々が多く
その人々は元気に暮らしているが、一生薬を飲み続けなければいけないらしい。
毎日毎日ね。
フランスは薬代がタダでも毎日飲まなければいけないのは大変だ。
私がコルシカ島に居るうちに、彼の家族の知り合いで甲状腺疾患になった二人の人に会った。
見た目は結構元気そうだった。
が、みんなその症状は同じで、
体が疲れやすく、元気なときと元気でないときの波があるらしい。
不足している甲状腺のホルモン剤を補う為に一生薬を飲み続けるんだって。
この話を聞き、けっこうドキドキした。
で、結果は異常なし。
それで、喉の痛みはというと、ストレスや食生活の変化からくる胃酸過多の可能性がある。で、その胃酸が喉をしげきするんだって!!!!
どわ〜〜〜。それで胃の薬をもらった。
これを飲んで症状が良くなったら、胃が悪い可能性が強い。
飲んでみたら、次の日から喉の痛みが和らいで行く。
昔から、あまり胃が強い方じゃなく、よく吐いたり、一度かるい胃潰瘍にかかったりしていたが。
喉の痛みの原因が胃だったなんて!!
心配して自分でよけいに悪くしていたようだ。
とりあえず、検査は思っていたよりもず〜と簡単でお金も掛からなくて
ほっとしました。