ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

コルシカ島の被害

こちらは一部書き直しました。というのも参考にしていた大学教授のHPの参考ページが無くなり、計算方法が間違っていたらしいからです。

コルシカ島に行く前には、コルシカ島チェルノブイリに汚染された地域だとは知らなかった。

現在コルシカには甲状腺疾患の患者が多数いて、毎日薬を飲んでいる。
一生飲み続けなければならないらしい。


1986年当時のフランスも日本と同様。フランスは安全だとしきりに報道していたらしい。だから何の対策もとられなかった。


もちろんフランスは日本同様政府は原発推進なので、原発事故に関するニュースはフランスは安全ですというのみ。


現在これらの情報隠蔽から、25年経った今でも当時の報道を発表した大学教授の裁判が行われている。日本で云う山下だろう。

実は数日前、この元教授は裁判に勝った。やはり原発推進をする国では
裁判も推進派なのである。

話を戻して。。。。


千葉などが、現在ホットスポットとして取り上げられていますが、千葉のホットスポットは10000〜100000ベクレル/m2
コルシカ&フランスの
1000〜40000ベクレル/m2という数字の地域と同じ汚染よりも高くなっています。

そして気になる点は、日本のセシウム汚染マップに10000ベクレル/m2以下の表示が無いのが非常〜〜〜に気になる。
フランスは1000から書いてあるよね。





日本のセシウム汚染マップ下
http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/51001412.html





コルシカで甲状腺患者が急増というのはどれくらい増えたのか、今正確なデータを探しているが
はっきりとした数が見つからない。見つかり次第こちらのブログへアップします。



実は私の彼も当時、コルシカ島に住んでいた。そのときの天気をはっきりと覚えていると言っています。





私の彼はコルシカの一番北の汚染が軽い4000ベクレル〜1万ベクレルの一番汚染の少ない地域で育ってはいますが、

耳鳴りなどの症状にこの12年ほど苦しんでいます。




耳鳴りの症状とこの放射の汚染の関連性を繋げるのは難しいですが、私は放射能汚染によるものだと思います。

耳鳴りが始まった最初の5年はとても辛くて、その時の人生を棒に振ったと言っています。耳鳴りが強くて、絶望感に浸り鬱になったらしいです。

それから彼の妹も子宮の病気に悩まされ続け、毎月生理のたびに強烈な痛みに襲われるといいます。セシウムも子宮に溜まるので私はこれも放射能によるものだと思います。
第一子が生まれたときは二ヶ月も早い早産で、試験管ベイビー。これも被爆した人々に起こる症状です。

今年第二子が生まれるので、その後、子宮摘出手術を行うと言っていました。



コルシカに住む彼のお母さんは、何人か甲状腺疾患の人を知っているらしく、薬を毎日飲めば日常生活に支障をきたす訳ではないと言っていました。

が、薬代だって掛かるし、医者に行くのにだって労力とお金が掛かる。労力やお金の問題だけじゃなく、精神的にもくるだろう。。。。
今現在ハッキリわかっているのは甲状腺疾患だが、いろいろな体の中に異変が起こるはずだ。



コルシカの島自体は本当に自然が美しく、普通にみんな生活している。

コルシカ島の人々は島に愛着を持ち、自分の島に誇りをもっている。
だから、ここから出て行こうとする人は居ない。



本当に普通の暮らし、でもその中に甲状腺疾患や甲状腺ガンに悩まされている人や
関連がわからない多くの病気に冒されているが人々がいるのです。