ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

フランスのお役所仕事って。。。。


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外国に長く滞在するにはビザが必要なんじゃないの???


ええ、普通はそうなんです。

なんだか、今日はいろんな事が解決して、あまりのあっけなさになんじゃこりゃ〜〜〜状態です。いままで、もやもやしていた事も解決しました!





フランスは長期滞在ビザが厳しく、日本に帰らないとビザが取れないのは、有名な話。いろんなHPにその取得の方法が書いてある。

悪名高き、日本のフランス大使館。かなりの人がビザを却下されているらしい。
私もその一人だった。去年、日本でビジタービザを申請却下される。



が、移民の国フランス。不思議な制度が有ります。
日本でビザを取得しなくてもフランス国内で滞在許可書をもらえるんです。





ひたすら時間はかかりますが、まず、日本のフランス大使館でビザを取らずに、パリの自分が住む所轄の警察署に行き、OFII(移民統合庁/Office francais de lmmigration et de Integration)の面接予約をもらいます。

フランス滞在が90日超えてもその予約の紙が仮の滞在の許可の代わりになります。

そしてそのあとOFIIでレセピセをもらい、フランス合法滞在になり、最終的にOFIIで正式な滞在許可書をもらうというものなんです。





今日はその警察署に行って、いろいろ書類をもって、次の正式な面接の予約をいただきました。面接は3ヶ月後の6月です。
雪が降った次の日で並んでいる人も少なかった、ラッキ〜〜。前回は話だけするのに、一時間半以上並んだんだよ。
警察署前はアフロの方々で一杯、かなり賑やかでしたよ。



この面接予約の書面があれば、その予約日まで、フランスに滞在していいよということです。
そして、その面接が通れば、いろいろ健康診断やフランス文化の授業などを受け、その後一年の正式な滞在許可書をいただきます。この滞在許可書で働けます。




私はパスポートのみの入国で、期限の90日まであと4日というときでした。







私は、PACS,パックスを彼氏と結んだので、これが出来ると思っていたのですが、
語学学校のみでも、ビザ無しの一年の滞在許可書をもらえると、
パリ在住歴10年以上の知人が話していました。ええ??????なんなんでしょ。



www.prefecturedepolice.fr 

このなかに、etudiants_anglais_2012.pdf
という書類があります。グーグルを検索しても出てきます。語学学生としての滞在許可書申請はここを参考にしてくださいね。


日仏翻訳家フリーランサーの知人もビザは取らず、タダの滞在書のみでフランスで働いています。
彼女の滞在歴は10年以上。
(追記;現在はビザ無しで滞在許可書をとるには最低でもパクスを結んでいる必要があるそうです。
上記の友人の話は10年以上前のものなので、今は難しいらしいです。2013年11月現在)



まず始めに、自分が住んでいる所轄の警察署に行って、番号札をもらって、(初めての申請かそうでないか札が違います)並んで話を聞いてみましょう。
必要な書類を教えてくれます。フランス語が出来る人と一緒に行った方が良いでしょうね。









まず、私が集めた書類。(PACSの場合)



1、パスポート
2、PACSを結んだ書類
3、フランス語訳付き戸籍謄本、
ここまでは普通。
4、国の保険 carte de vitale. パクス後 彼の扶養として加入


5、一年以上一緒に住んでいるということを何らかの形で証明する紙。(法的にはフランスでの同棲が6ヶ月以上と書いてあるが、警察署で1年以上と言われる)

同棲を証明するには共同名義の公共料金の契約書、賃貸契約はもちろの事、電気や電話会社との契約書でもいい。


家賃の契約書に私の名前を追加するには、お金が必要で、時間がかかると言われた為、
このアパートの電気会社の契約に、私の名前を入れてもらうことにする。
(2011年から私も契約しているという形にした。3日前電話で連絡をとりそういう書類を電気会社が作ってくれるとのこと、フランスって。。。。)

2011年11月にフランス語学学校へ行った時の領収書に、この彼のアパートの住所が入っていたので、ついでに持って行く。これはあまり効力がない。ただの参考程度。
去年の6月、ビジタービザを申請するときに入った一年の激安保険もこの彼の住所で取ったので(事故や救急や死亡をカバーするもの1年、150ユーロ。これは彼と同居をしているという事の裏付けに使った。滞在許可書申請に必要なきちんとした保険では無い)
その書類も。まあこれは一年じゃないけど、いろいろあった方が良いかなという感じ。

一番効いたのは、やはり電気会社の契約だった。



次の面接ではもう少し、一緒のアパートに住んでいるという契約書面のレベルをアップするために
銀行の口座を作って持って行く事にします。


あと3ヶ月、余裕、余裕。ついでにフランス語も勉強しないと。。。面接でフランス語が少し必要らしいです。





ここまできて、はっきり分かりました。


シェンゲン協定は、まったく日本人にはおとがめないって事。

私のパスポートには過去一年間に、何度もモロッコとフランスを往復したスタンプがあり、

今日警察署でそれをみせるのにドキドキしましたが、な〜〜〜〜んにも言われない。


そして、そのパスポートのみで、出たり入ったりして、一緒に一年居るのに、

それでも、正式に一年以上一緒にいるカップルとして扱われ、面接の予約をいだだいた。


う〜〜ん、日本だったらこんなふうには行かない。





日本のフランス大使館はやっぱり日本だから厳しいんじゃないのかな〜?


(追記:2013年11月の段階で、この初めて警察署を訪れてから8ヶ月が経過しました。が、まだレセピセのまま、正式な許可書はまだもらっていません。。。12月中旬に次の面接があります。なんとか最終段階になってほしいものです。この長い道のりは、「ビザ無しでの滞在許可書取得への道2、3」に書かれています。合わせて読んでみて下さい。)




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