ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

かぐや姫の物語

昨日 アメリカ人の友人とフランス人の彼と3人でパリの映画館でこの映画を見る。
二人とも日本アニメが大好き。

こういう監督の日本の良さを子供達に受け継いでいこうとする
昔ながらのメンタリティを感じる作品は好き。

結構面白い脚色だな〜と、ちょっと調べてみると、面白い事実に遭遇。

竹取物語は日本で最古の物語だけど、斑竹姑娘という酷似した物語が現在中国領のアバ・チベット族に伝わるという。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%91%E7%AB%B9%E5%A7%91%E5%A8%98
このwikiペディアには日本の作品が向こうに渡ったと書いているが、私は反対チベットから日本へと伝わったものだと思う。

物語の始まりと終わりは全く違うのだけど、細かい点が似ているそう。


チベット族と日本人の繋がりは、その容姿を見ても解るのだけど、

数字の一から10までの発音がほとんど同じ、
(これは近所のチベット人のお土産&レストランで話していたときに、話題になった事)

言葉が同じとは深い人の流れと文化の流れを感じる。

チベット語の意味と発音、日本語の意味と発音が似ている語が
結構あるらしい。


チベットは今中国領だけど、6000メートル級の山々に囲まれるチベットは、独自の
文化を持つ


そのチベット文化と日本文化との濃い繋がりをこの竹取物語も証明しているんだね〜。


極東の日本、長い気の遠くなる様な年月の人の流れが、広大な太平洋によって止まり日本人を形成していくんだね。


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