ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

フランスに居て、新たに日本の事をいくつか学ぶ。


子供用の地球儀をみた。

日本列島は陸地もましてや海底も火山がたくさんある。

いままで、陸地に火山が沢山あるのは知っていたけど、海底にまで沢山あるとは知らなかった。

子供用の地球儀なんだよ。すごいね。


それからアルテといって幅広く良いドキュメンタリーを作る番組

そのなかで、どうやって日本が満州をどうやって植民地にしていき、第二次世界大戦に突入して
行くかを描いている。

その重要人物
石原莞爾いしわらかんじ


http://vimeo.com/28432969


なるほど〜。興味深い。ドキュメンタリーをメッチャ簡単に要約すると、
ある一人の将校が、大国によるアジアの植民地支配に憂い、アジアのリーダーは日本がなるべきだと突っ走る。始めに満州に進出、だがその戦略が成功するに従って、軍内では違う思惑が進んでいく。満州侵略が成功をすると、軍は味をしめ、今度は中国へ乗り出す。(南京大虐殺)この本当の映像を始めてみた。かなりショック。始めのうちは日本国内の政治家達は反対するも、それを聞く耳をもたず、軍は暴走しはじめる。その後は、皆さんご存知の通り。。。

戦争の始まりの始まりを描いている。



原発の流れに一部似ているな。この日本軍上層部=原子力村でしょう。
アメリカの押しで原発を導入するも、始めは原発は夢のエネルギーそんな
思いから始まった。始まってみると、中は権力と金まみれの事業、それでも国民を騙しつつ、
反対する人たちを闇に葬り去り、最後は国民に犠牲を強いる。最悪の事態が起こっても、
内情が明かされる事は無い。


歴史をきちんと知らないと、同じ事の繰り返しなんだ。





それから、

ロシアに住むモンゴル系少数民族の話。




今でもネイティブアメリカンの様なテントで移住生活をして、野生のトナカイを引き連れて
遊牧をする。

こんな生活を今でもしているのかと驚く。

これを見ると、宗教的儀式とかアイヌに似ているんだよね。

日本語ではほとんどソースがないので、彼にフランス語でいろいろ調べてもらった。
はっきりした事は学術的にも言えないらしいが、言語的にも文化的にも
同じ流れの中にあるようだ。

ついでに、ネイティブアメリカンとの共通する思想や儀式があるらしい。



面白いね。




それから、それから、
最近近所に本物のチベット人の土産物屋とレストランが出来た。
なにか無いかと物色していると、何人かと聞かれ、日本人だと言うと、相手の顔が一気に緩む。
ついでにダラムサーラに行って、ダライラマのお寺にも行った事があるんだよ〜と言うと、
話をたっくさんしてきた。
チベット語の数字1から10までの数え方と、日本のそれとはほとんど同じなんだよって
数えだした。ほんとそ〜〜〜くり!本当にビックリ。こんなに発音が似ているなんてビックリしましたよ。







玉三郎も見れたし、北斎や広重、そしてペルシャから日本までありとあらゆる仏陀の像をパリで見た。

フランスの異文化を知るどん欲さって凄いなっておもいます。



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