前回ちょっとだけ書いたのですが、
最近、個人日本語レッスン始めました。パリ周辺で日本語習いたい方、または習いたい方をご存知の方歓迎です☆ ここのコメントに書いていただければ、連絡します。
(メールアドレスを書く欄があります。
非公開ですので、安全です。)
数ヶ月前、リモージュという街で脱原発のイベントがあったときに、お呼ばれして
出会った人が、一人目の生徒さんです。
彼女も社会問題に敏感な人で、日本の島ぐらしにも興味がある方です。
まだフランス語が話せないので、私の英語のスピーチ(その場で言われてぶつけ本番だった。。)に、フランス語の通訳が付いたんですよ。その通訳してくれた人が、今の生徒さん。
そのイベントで私はいろんな話をしたんですが、特に祝島の話(30年間海に原子力発電所を建てさせないように戦っている。おじちゃん、おばあちゃんたちの話)
に興味をもったらしく
その場で、「あなた私の先生ね!」と日本語で言われ、ビックリ。
いきなり決まったんです。
実は彼女は佐渡島に一時期、住んでいたんだって。
凄いですね、佐渡島に住んでいたって。
脱原発繋がりで、いろんな人に出会えて感謝です。
この脱原発繋がりで、三線のサークルにも参加する事になるのですが、
少しづつ、私の心の中で、原発に関わる繋がり方が、変わってきました。
今までは、何かのお手伝いが出来たら、手伝って。
こうしてブログで書いたり、このパリのアソシエイションをやったり、
たまにフェイスブックで書いたり。
でもなんだか、こういうのって、他の人の心に通じるのかな?
心に響かない限り、ダメないんじゃないかってそんな感じに思った事多々あり、
だったんですね。
この間、福島への寄付を募るバザーで三線の演奏をして、
ちんぬくじゅーしーという曲を披露したのです。
お母さんと子供の日常のやり取りの曲ですが、その歌詞を説明して、
「こういう何気ない幸せな日常というのがどんなに大切な事か、
今でも福島では危険にさらされている子供達がいる。みんなで心を一つにしましょうね。」
と一そういう、一文だけで、その場に居た人たちの心に届いた気がしたんですね。
私がどんな形でも続けて行けるのは、やっぱり自分であの原発爆発事故後、たいへんな思いをドイツと日本でして、
日本の田舎での人々の出会いと、祝島の人々を通して、感動した思い出もあり、
やっぱり心に刻み込まれたからこそなんですね。
パリに住んでいる日本人も、そんなに政治的な事なんか、興味なくても、
日本の事はいつでも心配しているんです。
もちろん、日本に住んでいる人だって、日常に追われて、もう大丈夫だって
思っていても、ふっと不安になる事があると思うんですよ。
そういう、みんなの心を汲み取って、それを表現しないといけないんだって思うんですね。
10月12日土曜日午後3時から
バスティーユ広場にて、パリの脱原発団体と合同で集会、イベントをします。
日本と福島やフランスの現状のスピーチ。日本語とフランス語であります。
元プロの日本人歌手の方が、奄美大島の三線を披露します。奄美大島の曲はまた沖縄と曲調が違って、興味深いです。
最後に
私は一曲ですが、沖縄三線の演奏に参加して、その後、カチャーシーを皆さんに伝授します。
パリ在住の方、時間がある方、お越し下さいね。
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