みなさんこんにちは。
嬉しい知らせが、今年に入り日本語を教える生徒がぐっと増え、週5日で働く事になりました。
全て個人レッスンですが、1年ほど前に友人に教えてもらった習い事の先生を探すサイトに
去年の11月広告を出し、今年の頭から沢山の人から連絡を頂きこの2週間で一気に生徒が増えました。
ほっとしています。
いよいよ本格的に働かないと〜趣味程度で数人に教えている状況ではいられなくなり、まあ要するにちゃんと稼がないといけないと、と自分を戒め、えいやっと始めてみたらこのとうり、毎日二人づづ教える事になりました。
よかったー。ほっ。
1年も前から知っていたのにねー。フランス語能力に自信がなく地団駄を踏んでいた。
やっぱり動けばなんとかなるもんです。
最近、いろんな発音のフランス語が理解できるようになり、生徒さんも
私のフランス語でもまあなんとか大丈夫だと判断してくれたようです。
ベルリンにいた頃、お金を作るためにネットで物品販売などにも手を出してしまって、ネットに噛り付いていないといけない状況になってしまい、生活がほぼ日本語漬けになってしまった事がありました。
私はこれをする為に、プログラマーを辞め、放浪して、また再び勉強した訳じゃない!と、反省し途中ですっぱり辞めた事があったのです。
いくら金欠になっても、
パリには売るようなものがた〜〜〜っくさんあっても、ネットで日本と自分を繋いで、ネット中心に働く事は絶対しないでおこうと、心に誓っていたのでした。
そして私がやりたくない仕事はやる必要はないと、パートナーの応援もあり、ようやくですね。
ブログで書いていてもそうですが、いくら華やかな話を書いても、ネットの中のビジネスを生活の中心にして生きてしまうと、自分の住んでいる場との接点が薄れてしまうんです。
ネットを使っても、ただのツールとして使うだけに留め、あくまでの仕事の中心は、自分が住んでいる街や国の人たちとの仕事や交流をする事
が私は良いと思いますよ。
特に今ネット社会ですから、ネットを使うのは当たり前なんですが、ネットに自分が使われてしまわないように。
なので、こんな物を食べて、こんな所に出かけて、こんな物を買ってというブログなどに、素敵〜〜私もそうなりたいとあまり惑わされないでくださいね。(笑)
やはり外国に出たとしても、日本にいるとしても、その住んでいる地で自分は何をするか、自分が何を還元できるのか。そういう事を常に考えて、ゆっくりでも、簡単なことでも良いので、行動する。
何を自分がしたいのか、心に問う。
私もそうですよー、行動して、間違って、引き返しての繰り返しです。
そんな遠回りでも歩みの一歩一歩、行動の一つ一つが、人生なんだって思います。
自分の人生の主人公は自分、他の誰でもないって誰かが言っていましたね。
旅だったり、非日常の世界でそれを感じる事が出来ていたんですが、日常生活でようやくそれを感じる事が出来そうです。
もう40代ですよ、ここまで来るのにね。。。
子供の頃は何も考えずにいつでも自分は主人公でしたね。いつしか、教育や社会の仕組みでそれを感じる事が出来なくなっていた。
ベルリンではそれを感じる事が出来ていたけど、全くの非日常の毎日で、不安定だったなあ。
やはり自分の好きな事を仕事にするというのが大切だという事を実感する。
日本語教師の養成講座を2003年から受け始め早、15年
激務プラス薄給だった日本で、唖然とし、悶々としていた時期、 まあ進むしかないから考えないで、授業をしていた時期、
フランスで日本語を教えるアソシエイションの面接をしても日本より待遇が悪く、イベントなど無償でも働かなくてはならないと知って愕然とした時、そんな経験が来ては流れ、来ては流れ〜。
こういう時期実は日本語教師はみんな通るそうです。大体みんな激務と薄給に耐えられずに辞めます。
私の場合は特に長い、原発があり、同じ東京の学校で続けようと思っていたのを
辞めて、沖縄で教え、その後いろんな事があり、パリまで来てしまった。そしてフランス語を話せるようになるまで、また数年の時間をつやし。。。
なんという事でしょう。日本で日本語教師としてデビューしてからも約10年の歳月が流れてしまいました。
それでようやく又本格的に教える事となりました。とにかく、薄給でも、原発が起きても、パリでフランス語がままならなくて生徒が少なくても何でも続けて来てよかったなーと思っている所です。