明けましておめでとうございます。
今年もクリスマス、年末年始とコルシカ島に行って来ましたよ。
やはり普段天気の悪い都会に住んでいると、大自然に触れると本当に心が癒される〜。
身も心もスッキリして帰って来ました。それで、前回書いた焦燥感について、また感じる事があった。
前回の続き。
やり切れない焦燥感を
どう解消して行く?というと、
昔の私は、好きな事が出来ると、
ガーッと集中してやって、辞めて、また新たにガーッと集中してやって、辞めて。
それが、バンドだったり、長旅だったり、日本語教師だったり、その時々一つの事しか出来ない感じでした。
それでも心のモヤモヤは晴れない。
それが、パリに来た頃からですかねー、
何か一つが、完全に焦燥感を埋めてくれるものは無いんだと、自分の打ち込むものを分散して行った感じですかね。
それが出来るようになったのは、歳のせいかも知れないし、パリに来て、もう独身の時のようにフットワーク軽く、ヤルって事が
出来なくなった状況の所為でもあるし。
仕事、旅、恋人、友人関係、ボランティア、音楽などなどと今ある自分の好きなもの、または出来る事に自分の興味を
少しづつ分散させていくしかなかった。
全体的に満足感を得る感じ。
例えば手短かな例で、
誰か好きな人ができる その人の事ばかり考えて他の事が手に付かない。
相手にフリマさわれ、挙句に自分も自分で振り回して、解消されないジレンマに陥る。
そういう時に、仕事に打ち込む。旅に出る。曲を作る。
そんな事をして、前進している感を感じ、気分を解消させる。
大体、時が経つに連れて、自分の好きな事が限定されていって、あれもこれもという風にはならなくて、
その好きな事を順繰り順繰りやって行くっていう感じでしょうか。
ループを全体的に押し上げて行く感じというのでしょうか。
まあ、私の弱いところは一つの事を淡々と苦しくても続けて行く事が出来ないので、
アニメーターの彼を見ると、いつでも苦しくても、苦しみ抜いても絵を描いてるっていうのを見るとすごい流石プロのアーティストだなーと尊敬する。
旅がしたいのに出来ないときは、
今住んでいる周辺の友人関係を深めるためにホームパティーしたり
このブログを書いたり、言葉を勉強したり
仕事をしたり。
それで、どの一つが欠けてもダメなんたという事が分かった。
私はやはり旅は続けたいし、
書き続けたいし、
音楽も続けたいし、
仕事もやり続けたいし、
恋人や友人などの人間関係も必要。
一つ飛び抜けては出来ないけど、自分が選んだもの全部をやり続けて行くって事が、あのジリジリしていた感覚、焦燥感を
埋めていってくれたんだなあと思います。
と言うことは、意識的に自分で選択して(自分の選択で無くても深く受け入れて)、誰かにやらされる感を感じないで、
平凡な日常を生きて行くと言うことだったんですねー。
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