ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

ロストジェネレーションだって。。。1

いま朝日新聞の一面でお正月から ロストジェネレーション25〜35歳 というコラムが連載されている。

結構大々的だ。

第四回目は”自分探し世代”「私の居場所は」終わりなき異国の旅。


おおまさに私にぴったり♪

私はその異国の旅に約4年を費やして、日本に戻ってきた。

そしてまだ、ベルリンと日本を往復している。たぶん当分この状態で今落ち着いていくであろう。

(未来の事は良くわからないが・・・。)

そんな放浪の旅をしているときは、なんか友達から全然違う人みたいな感じに言われ

たが、はっきり言って、人間そんなもんだと思う。

いくら自分は違うと思っては見たり、他人に言われても、周りにはゴマンと同じような人がたくさんいる。

団塊の世代。そしてロストジェネレーション。そんなレッテルがはられる。

私はそんなレッテルを貼られることに何の抵抗も無い。

人間は環境に影響されて、人格を形成してゆく。私を作った環境が、同じような世代に

同じような影響を与える事は何の不思議でもない。

私はいままでいろんな国の人を見、人間とは本当に環境に影響されるものだと身にしみてから、
人間個人の自我とは本当に小さいものであるような気がした。

それでも、人は悩み、模索する。そして死んでゆくんだ。

その模索の仕方が、その時代時代、国々で似た傾向を生むだけで、

みんな一人一人が模索しながら生きている。そんなレッテルとは関係の無いところで

個人個人、一人、一人が模索し、悩み、泣き、笑い、生き、死ぬんだ。



そして、今現在その模索している25〜35歳に似たような傾向がある。当たり前だ。

だって、同じ教育システムの中で、同じ言葉の中で、似たような価値観の中で育っている。

果たして次の世代はなんと呼ばれるのか?1人っこ世代かな?



前回の隣の席の外国人でも書いたように、他の人がどのように生きているかって
ただゴシップ記事を読むかの様に興味があるだけ

私にはこのコラムは他人が、または他の世代がそしてあなたの世代がどんな風に生きているか、ちょっと気になるのを社会的にシリアスに書いているような感じ。


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そんな他人の生活を覗いて、自分はどうか、どんな位置にいるのかと問うより、

あなたがあなたの人生の主人公になり

あなたの道を進めばいい。

自分で経験し、悩み、生きてゆく。答えはあなたが作りだすんだ。


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