ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

ロストジェネレーションだって。。。2

ロストジェネレーションについて書いたら一気に400カウンターが回った
流行って強いね。

ちょっとその流行に乗って書かせてもらう。

今日までに朝日新聞のコラムが8回目で、愛国世代。

ちょっと待った。そんな人昔もいるでしょ?

ロストジェネレーションって言ったって、

戦後右向け右で同じ目標に向かって突っ走ってきた経済大国日本。いまようやくその速度にブレーキがかかり
いろんな人が、いろんな方向を見るようになってきた。

そういうことでしょ。


外国にでるといろんな人がいるもんだな〜と思うけど、日本にもいろんな人はいる

ただ、戦後余りにも目標が1点集中していたから、少数派の人々にはほとんど気づかなく

それに余りにもマイノリティも抑圧されすぎてたから表に出なかっただけ。



戦後のほうが異常な右向け右の世の中だった。



最近ようやく多様化が少しずつ始まったばかりなのでは・・・。
その多様化の始まりの目立つグループがこのコラムに登場しているだけ、


さかのぼること10数年前、予備校時代に70歳近くの超有名塾講師が、今の若者は皆同じだな〜
俺の小さい頃には、小学生の癖にタバコ吸い過ぎて肺がんになった奴とか、変な奴がたくさんいた
と言っていた事を思い出す。

私も受験地獄を経験しているから、今思うとほんと異常な世界だった。

みんな大学行くことが正しいって信じていた。それ以外の道はドロップアウトだった。
行かない人は、行かない事を選択する人じゃなくて、偏差値が足りなくていけない人となっていた
あの時代。

今回のトピック愛国心については、まあ少しだけ納得できる事もあるが

それは人間は何かに頼らないと、自分のアイデンティティのよりどころを見つけないといけない
弱い存在だから、社会に頼れない分、自分のルーツとしての日本が好きになるっていうね。

(数回前のブラジルに住む日本コミュニティーも通じる理由があるでしょう)

なんかこの連載のコラム全体的に私には???っていう感じ。
もう少し確信を付いて書いてほしい。

ただゴシップ記事に毛がはえた人物紹介じゃあなくて、その奥を書く、なぜそういう人々が
とか、いろいろ、もっと記者ならではの意見があるんでは。




ロストジェネレーションなんてレッテルもなんだかな
なんかネガティブ、ネガティブ。



人生の目標って、そんな明確にみんな持ってるの?
小さい頃から医者になる、とか、建築家になるとか進んで見事その道に到着して
なおかつひたすら進んでいる人なんてごく少数。

サラリーマンになったって、このままこれでいいのかとかいろいろ自問自答しながら
進んでいるんでしょう?

*********************************

いろいろ模索しながら、進んでいって、自分の進んできた道を後ろを振り返ってみたら
ああこんな風に進んできたんだっていう道が出来ていたって云うんじゃないのか?

***********************************