ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

日常に戻りつつある光景に涙腺が緩む。

はあああ〜〜〜。今日は沢山のお店の営業が許可され、以前の日常が戻って来たようだった。
(部分的外出禁止令は21時から)


久しぶりに近所の商店街が活気を取り戻し、人々がカフェで和んでいる。

雨が時折降ってはいたんだけどね。どこのカフェも大盛況だった。

 

彼が、今日からいろんなお店やっているからさ。

買い物ついでに洋服でも買いなよって、カードを渡してくれた。

え?別に洋服なんていらないよって言っはみたものの、

 



小さいブティックに可愛い帽子が。

 

ああ言ってくれた事だし久しぶりに、お店にでも入ってみようか。。。


手ごろな可愛いポシェットを見つけ、

 

ああ、こういう

身に付けるものをお店で買うのは本当に久しぶりだなあ。






お店の人にカバンを買うのは本当に久しぶりなんですよと言ったらね。

店の人は、「前回店を開けたのは5月19日で本当に1年ぶりにお店を開けたんですよ。」

って。。。。

え?一年ぶり?
本当に良かったですね〜〜!おめでとうございます!っていう言葉が思わず出て来た。

 

1年、自分の店を開けれないなんて、どんだけ大変だったか。



いやあ〜〜。商店街をプラプラしていると、なんだかね昨日まで部分的にゴーストタウンみたいになっていた
路地とかのお店も開いていて、人で賑わっていて、本当〜〜〜に。
日常生活の大切さを実感。

なんでもないような事が幸せだったとおも〜〜う。って歌詞が出てくる。

買い物どうこうじゃなくてね。

人と人との接触が少なくなっているっていう事実や管理社会化が進んでいる事がね。

 

 

いろんな事を禁止されて日常を送るってね。思っていた以上に精神的に辛かったんだなって。



それが、だんだん

日常に戻りつつある光景に涙腺が緩み、

じ〜〜んときて目がウルウルしてきた。

 



日本は緊急事態宣言とは言っても、フランスのそれとは状況が全然違う。

 フランスは1日に1時間、たったの1キロ以内しか外出出来ない時もあったしね。

その上、

罰金制度があったり、決められた店以外はは開けちゃいけなかったり。



警察に見張られていて、イチャモン付けられるかビクビクしなきゃけない訳でもない。

 



で、一方で有名な政治家がセーヌ川の辺りを歩いているのを目撃した。

堂々とたった一人、マスクしていなくてね。

 

近くに沢山警察がいるにもかかわらず。。。

それで、庶民は取り締まられているのに。。。。

滑稽だなあ、この図って思ったよ。

特権階級ってやつですな。



日本の方が庶民が最低限の自由が確保された国なんだってひたすら思う。