ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

本当に久しぶりにブログ書きます。       

もう書かないって思われたんじゃ〜ないのかな〜。

いや〜往復日記ですが、現在ベルリンにとどまっている状態です。


2001年から足掛け7年。
今回の滞在はベルリン在住7ヶ月となりました。

もしかしたら冬にまた日本に行くかもしれないし、行かないかもしれない。

このままでは往復日記では無くなる!!という危機はありますが、そんなことはあまり関係なく
続けていきますよ〜。

今までミクシイでは日記を少し書いていたので、それを公開します。少し文変えてあります。

ではでは再開!


いや〜最近あまり何々人は〜と語ることがなくなりました。

だいたい異文化問題を消化したような気がします。
(ヨーロッパに限り)

このトピックは過去何年間の私の趣味でしたので、最近はほとんど考えなくなったのは結構な進歩。

文化の違いは存在する。というのを大前提に

個人個人として最近は見れるようになったかな〜。

ここまで結構長い道のりだった。
なんとなくそれは必要なプロセスであったとも思います。


どういうプロセスかというと、
はじめは国ごとに何人はこうだ、何人はああだ〜。と自分なりに分析していました。

でもですね、そう枠に入れたところで、個人個人の差のほうが大きいわけですよ。
もちろん、なんとなくドイツ人らしさなるものはあります。

でもそれをすべて私の友達に当てはめようとしてもすべて当てはまる人なんていない。

そして、郷に入らば郷に従え的に、このドイツの価値観を見つけて、良いか悪いか判断をしようと思ったら、日本とドイツの違いが細かすぎるんですよ。細かい部分で細かく違う。

たとえば優しさ、ドイツ人はこういう時と、こういうときが優しい、日本人はこういう時とこういう時に優しい。
どっちが優しいなんて言えなくて、違うポイントがあるんですよ。なんとなく違いが。

例を言うと、日本人は他人の立場に立って物を考えられる優しさがある。
ドイツ人は相手を尊重して、自分のエゴを相手に押し付けない優しさがある。

でね、そんな優しさの違いなんて分類したって意味無いんですよ。
優しさって人それぞれですから。

だから
あ〜も〜ヤ〜メタって。

自分の価値観に戻ろうと、自分の価値観において良いか悪いか判断しようと。

そう思ったわけです。


そして、私のパートナーにいたっては”ドイツ人”で見ると当てはまらないことも多い。
だから彼は、彼って見ないと落とし穴にはまる。
お前はドイツ人だから他人の感情に鈍感なんだ!
私気持ちをもう少し察しろ!

なんて怒ると、その怒りがドイツ人全体に向いてしまう。
そして彼も???になります。

これって本当にその国(ここではドイツ)に住むのに落とし穴になります!

そうじゃなくて、その言葉は私にとってとてもきつい言い方。
そういう言い方は私は好きじゃない。やめて

とピンポイントに嫌なところを指摘すると
きちんと相手もわかってくれる。そしてドイツ全体になにも向かない。
そのことが嫌なだけなんだから。


そういう作業をしていって、あ〜もう何人はどうの〜とか言うのが意味がなくなってきた。

だから個人個人を見るようになっていったし、価値観がまた自分に戻ってきたのです。でも
もっと明確に伝えなければならなくなった。



嫌だけどその理由がわからないときはとりあえず、だまって嫌な気持ちがあるとだけ伝えます。




ちなみに写真はTシャツ一枚 パンツはいていません!
こんな格好で普通に歩けるドイツのビーチって。。。。。
彼はFKKの元で育った人。裸で泳ぐのは当たり前。
周りにも裸で泳いでいる人はたくさん居ます。

が、私のドイツ人の男の友人はTシャツを人前で脱ぐのも嫌がります。
上半身裸は泳ぐ時ほんの少し、泳ぎ終わったらすぐシャツを着る。
彼に言わせたら文明人だからだと。。。。単に恥ずかしいらしい。でもビーチだぞ!

ドイツ人でもいろいろいます。