ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

ゴミが多すぎな日本

日本に戻ってきて、日本って本当に資源の無駄遣いをこんなにしていたっけ?と思います。

たぶん私が余りいなかった過去8年でも大分変わったように感じる。
新聞の折り込み広告の量はすごく多くなったし、ずーっと過剰包装と言われづづけても、高級志向で、かえってひどくなっている。





環境先進国ドイツと言われているけど、ヨーロッパ全体も日本より日常ゴミは少ない。
(イギリスを除き・・・。イギリス人は自分たちの事ヨーロッパ人だって思って無いんだけどね〜)



ドイツでは新聞を取っている人が少ない上に、新聞の折り込み広告も無い。
ティッシュだってあまり使わない。
鼻はハンカチでかむし?!(これはドイツだけじゃない これがヨーロッパのハンカチの本当の使い方。)
いままでキッチンペーパーなんて使っている人は見たことが無い。
ペットボトルが 保証金制度になっているので使いまわし。(頑丈なペットボトル)



水の使い方。

食器を洗うときは、水をためて、ゆすぎ用の水も溜めて 使う。
シャワーだってみんなすずめのぎょうすい程度で大体10分程度で出てくる。
朝シャワー浴びるだけだから、さっと浴びて終わりって感じ。ずっと出しっぱなしって事もしないし。
まあ、これは文化の違いだが、お風呂とシャワー両方たっぷり水を使い、入浴一時間って
一回の入浴でどれくらい水を使っているのかな?って思うよ。

水を余り使わないドラム式洗濯機がスタンダードというか、これしかない。


電化製品は結構みな年季入っているものを使っているし、使い込んでいる。
これは電気代の節約にはならないが、
しょっちゅう新しい製品を買っている日本よりも資源は使っていないと思う。
テレビがない家もたくさんある。




スーパーでも野菜はほぼ裸のまま量り売り。
チーズ、肉も量り売りがメイン。魚は消費量が断然少ないので、全て測り売り。

ハム類はパッケージに入っているものが多いな。これが結構なごみになる。


買い食いをするジャンクフードも頼んでから作る、又は作りながら売る方式なので
時間が経ったちすぎで捨てる事はほとんどない。
電子レンジも持っている人は少ない。電子レンジは食品や体に悪いと皆思っている。




もちろん、これはどうかな〜と言うのもある
料理するの面倒ぐさがる人は多い。というかドイツは食文化のレベルがかなり低い。。。

パンにチーズやハムをはさんで・・・。(これ夕食・・・。)
シリアル(夕食に!ありえん)
すごく多いのが、冷凍ピザをオーブンで(これは電気代、ガス代すごいかかるな〜。)
ドイツは昼食は豪華、夕食は質素にという考え方がある。




生活習慣の違いや食文化の違いはあるが、
地域に根付いた昔ながらの生活スタイルをどれくらい維持しているか。
ヨーロッパは戦後、日本みたいに今までの自分たちの生活スタイルを捨てることは
無かった。そこが、日本と違う点。


いままで、日本は自然と共存していたのにね。