私は、以前 日本人論(南博著)というとっても分厚い本をベルリンの図書館で借りて読んだことがある。
そのなかで、日本人像というのは、時代の流れによってものすごく変化して、国からの政策からも作られた
というような内容が盛り込まれていて、なるほどな〜と思ったのです。
それを裏付ける面白いデータを見つけた。いつもながらにhonkawa data tribute 社会実情データ図録
を参照させていただきます。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2777.htmlhonkawa2.sakura.ne.jp
明治時代の 離婚率の高さ。
皆さんご存じないかも知れませんが、家制度というのは明治政府の法律によって作られた制度なのです。
1898年民法典施行
それまで家制度は、上流社会の武士のものでしかなかったのです。
その前の江戸時代には、皆結婚することが当たり前ではなかったのですね。それで、女性も重要な労働力として、社会に位置づけられていたので、女性自体独立していた事が、この離婚率から想像が容易です。
だからね、女性が家で、男は外で働くなんて実は、庶民にとってはまだ新しい考え方なんですよ。
それが、また時代の流れとともに、変化していく。
自立することと、仕事をするというのは、密接に関係しているのだと思います。
そして、悲しいかな人の生き方は時代によってとても左右に流されてしまうこと。
私もねそれを最近痛感しました。
でもね、真理というか、変わらないことってあると思うのですよ。最近私がはまっている篤姫もそうです。
どんな自分の立場でも、どんな時代でも、今自分のすべきことを精一杯すること、自分の身の回りにいる人々の
事を大切に思うこと。これが幸せに繋がるのだと思います。
出典ウィキペディア
日本では平成元年から平成15年にかけて離婚件数が増加し、その後減少している。厚生労働省「人口動態統計」によると、平成元年の離婚件数は約20万件、平成14年は29万組となっている(離婚率でいえば、平成17年で人口1000人あたり2.08である)。平成14年を境に減少傾向となっており、離婚率が3.39であった明治時代に比べれば少ない[11](これは、明治時代の女性は処女性よりも労働力として評価されており、再婚についての違和感がほとんどなく、嫁の追い出し・逃げ出し離婚も多かったこと、離婚することを恥とも残念とも思わない人が多かったことが理由とされている。
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