ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

男として女としてと教育されてきた日本で。。もちろん男女差が激しいのは当たり前


子供の頃、男女差別を体験して、(学級委員は男で副が女とか)女だから
こうあるべきとかそういう考えが世の中にはあって・・・・って そういうのはホント嫌だった。

まあ私が小さいときは 80年代のあの”ぶりっ子全盛時代”だったから、なおさら嫌だったのかも知れない・・・。



でもね、最近 そういう男女差を打破している女の子を目撃する事が多い。
それも自然に打破している感じの。

とてもいい刺激になる。


たとえばね、最近反原子力再処理施設のデモでお会いした女性。

虔十の会といって自然の美しい高尾山に、大して意味の無いトンネル工事を進める 計画を 何とかして
止めようとがんばっているNGOがある。そのリーダー的存在は女性だし。
http://homepage2.nifty.com/kenju/



ある晩のパーティで 実験的なミュージシャンのセッションを聞いたんだが、その中でそのセッションを引っ張っていたのは女性だったし。 


うちの学校でも、全体を取り仕切っているボスは女性だし。



クラスにいるたくさんいるスウェーデンの女の子たちも興味深い。

彼女らは、もちろん世界でトップクラスの男女平等の教育を受けているんだけどね、すごいフェミニンなの、ベルリンのドイツ女性のほうがずっと男っぽかったな〜〜と思うくらい見た目や何気ない行動はフェミニン。

でもね、スウェーデン女性と付き合ったことのあるドイツ男性数人から聞いたところによると、スウェーデンの女性はドイツ女性に比べてかなり自立しているらしい。

もう彼女たちにとって男女平等ってがんばる必要ないんだろうな〜〜。って思う。
だって、もうお父さんお母さんの世代から男女平等で働いて、家事をしているんだからね。




だから、べつに男女平等だろうがなんだろうが自分のやるべきことを淡々とやっていけば良いんだな〜〜って。



でもね、まだまだ現実的に日本は給料の点では男女差ってすごいよね。多分年収の平均は数百万違うんだと思う。
先進国とはいえない比率だ。

統計的には日本女性の収入はだいたい男性の5〜6割程度らしい。

ヨーロッパは8割ぐらい。フランスは9割ぐらいいくらしい。



今格差って格差って騒いでるけど、男女の給料の格差なんて昔からすごいし、たいして変ってないよ。

あたしだって、ワーキングプアの中の一人だからね〜〜。はあ〜〜。


やっぱりどんどん時代が変わって、男女平等がどんどんすすんで、考えなくてもいいようになっていって
ほしいと思う。







話は変るが、ゆずってほんとおいしいね〜〜。これを味わって日本に帰ってきて良かったな〜〜って思う。
(冗談のようだが本気でそう思っている)

なんか、最近 たいした事のないものに幸せを感じるのよ。 


金曜は学校がいきなり臨時休校で、木曜日の夜ライブに行けた。ラッキー。

その後、もう帰れないからいつものごとく
友達の家に泊まらせてもらって、午前中から一人新宿御苑に行った。
新宿御苑大好き。紅葉が綺麗でね〜〜。また日本に帰ってきて良かったって思った。
12月なのにほんと暖かいよね〜〜。有りえないよドイツではさ。


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