ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

パリでの講演会

皆さんこんにちは〜、この2週間いろんな事があって、やる事があって、忙しい気持に駆られていました。



私が所属している脱原発団体とパリで昔から活動しているSNPという脱原発団体合同で、講演会を開いたんですよ。

http://www.sortirdunucleaire75.org/actions/
ジャニック・マーニュさんというフランス女性で日本の大学で教授をしている方が、福島にも何度も足を運んで、現地の写真を撮ったり、現地の方達と話をした経験や、爆発の経緯などの説明を、解りやすく解説してくれました。










それで、私は最近広報の仕事も担当するようになってね、秘密保護法案なんてとんでもない法案が可決されてから、
もっといろんな人たちともっと繋がって力を合わせて行こうっていう思いなんです。

今、インドに原発を売ろうとしていますよね。本当に酷い話です。



なんでフランスでこんな活動事しているの?意味あるのかって?

それはね、まあ私が今住んでいて、ここでしか出来ないってことも有るし、フランスのアレバ社は、ヨーロッパ原発ビジネスの中心的存在で、その内情はどこも酷いもんでね〜。



福島並の汚染水を実は毎日垂れ流しているし、核のゴミも他の国に野ざらしのポイ捨てだったりね、やっぱり何処の世界も原発ビジネスの内情って有り得無い話ばかり。。。

フランス人は原発容認派がほとんどで、実は皆な〜〜んにも知らない。フランスも実はいろんなところが汚染されていて、病気の人や原発由来の癌の人を抱えてるんだよ。実はコルシカだけじゃない。




日本も実は良いように使われているっていうか、前もすっごい高い汚染水除去装置買わされて、全然使えなかったとかね。




まあ、原発由来の酷い話はたくさんあるんだけど、




やっぱりどこかで定期的に情報を発信していないと、何か知りたいなって人たちに伝えられないんだよね。



ドイツのように、たくさんの人たちが危機感を感じて、選挙でその結果が出て、脱原発に向かうようになればって願います。






今回の講演は、結構準備期間が短かったにも関わらず100人近くの人たちが来てくれました。

本当に蓋開けるまで全然解らなくて、ほっとしました。

私も、今までバスティーユ集会や講演に来てくれた人たちにメールしたり、それから、フランスで脱原発の活動をしている方々にフェイスブックで告知してもらったり、

日本の大手新聞社のパリ支社の人たちに、以前頂いた名刺を頼っていきなり電話掛けたりね。


どうにかこうにか講演が成功しましたよ。




このブログでは事後報告になってしまうけど、こんな案内でした。

「福島の今 袋小路」Fukushima: Impasse sanitaire

ジャニック・マーニュさんの(在東京、大学教員)講演と写真展、短編2本と討論(質疑応答)
 写真:Janick Magne, Minami Shimura
 短編:福島第一(モンタージュSNP)、「福島レポート」David Zavglia (ganbalo.org)

2014年1月20日(月) 18時開場 講演、フィルム、討論 19時〜
Salle Jean Dame 17, rue Léopold Bellan 75002 Paris Métro: Sentier

在日35年のジャニック・マーニュさんは、2011年以来、福島原発事故と避難民・住民の状況を追いつづけています。2012年2月から2013年11月のあいだに4度現地を訪れて撮影した写真と共に、袋小路のような現在の福島の状況について語っていただきます。マーニュさんが2014年1月〜3月に行う講演の第一弾です。

講演と2本の短編につづいて討論会(質疑応答)と、現在の日本政治について、よそものネットから報告があります。お誘い合わせて、ぜひおこしください。

主催 Sortir du nucléaire Paris (SNP)、よそものネット・フランス







358031