ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

ある凡人の人生の貫き方

何かふっと、その時々の自分の欲求に応じて私は、躊躇することなく突き進み、その為には居場所さえ変えてきたのかなあと振り返る。




やりたいと思ったら、あまり迷わず始める。ある程度まで突き詰めると、満足して離れてしまうところが、
本物のプロや天職とは違うところだなー。




私の彼を観察すると、電車の中で数分でも座る時間があると、携帯上で何かの絵を描き始める。仕事を徹夜で仕上げた休みの日、やっぱり何かパソコン上で書いていたりする。

もーいい加減、休んだらと言っても別に理由もなく書きたいらしい。

それは彼の実父にも同じことが言えて、彼の妹さんも子供3人もいて、仕事もしながらものすごい量のアクセサリーを作っている。

もうこれは彼らの芸術家の血で、凡人にはかなわない継続力というか、人生の一部なんだな。







ここまで人生の一部として何かを継続するって、近くで見ると、本当にズ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと集中してひたすらやっているというよりは、

何かちょっとした空き時間があると、やっているという感じ。ものすごく自然な生活の一部。で、苦しくなっても辞めない。

彼には何度か転機があって、アニメの仕事から離れていた時期が何度かある。

ズ〜〜と続けていると、苦しい時がやってくるのね。その事に関わった人間関係だったり、自分の才能を疑ったり、でもやっぱりやめないというよりか、
辞められないと言った方がいいかな。




方や私は、それに集中すると、ひたすらそれを続けて、やりすぎて息が切れては辞めるといった感じかなー。
日本語教師はそれでも続けているから、このまま出来るまでやればいい。





よく旅をする人や独立系の人が言われてしまう。自分探しとかモノトリアム時代から抜け出せないとか、そんな言葉、社会からはみ出たとかで片付けられてるけど、


実は自分に素直に行動した結果であって、別にドロップアウトでも何でもない。
周りの人は自分が出来ない事を嫉妬して言ってるだけ。


なので皆さん、やりたかったらそれをやってみて、突き進んで下さい。

それで途中で終わりだったら、自分にはそれまでのもの、いい経験だったでいいのです。


辞めてもこだわり続けるんだったら、やはり再度、続けてみたりね。振り返った時にやっぱりこれを辞めない私は、自分にとっての何か特別なものだったんだって。


振り返って分かることな気がするよ。



言いたいこと分かるかな?


日本では常にあれをすべき、こうすべき、人生はこう、仕事はこうあるべきと、

いろんなルールがありすぎて、自分の方法を探しにくい。 今まで先人が見つけた方法に沿ってやるのが一番だと思われているので、
普通の人はそのレールが一番だと言い聞かされている。


でもまあパイオニアになる人は得てして自分のスタイルを持っていて、それは誰の真似でもないはず。


イオニアまでならなくても、凡人でもね、どうして自分の人生、自分のスタイルを思うまま突き通すのは良くないの???????

おかしいじゃん。



まあ、それは周りがその人を上手いように使いたいからっていうのもあるかも。まあうがった見方だけど、みんな自分の方法を見つけて、あっちゃこっちゃ行っちゃったら、

社会の形式が作れないでしょ。まあ私たちがこうすべきって思う方式や教育って実は高度成長時代に確立したもので、あの時は国を建て直すのにみんなが
同じ方法を見て進む必要があった。



そのずっと昔は大きな枠では決められてはいても、人それぞれの人生は個人によってだいぶ違っていたと思うよ。




それでね、今の時代、自分の方法を突き詰めて、後で戻っても良いでしょ。いい経験だったって終わらせて戻っても良いでしょ。ってこと。


昔の人はね、ものすごく短命で、昭和でだって人生50年って言われていたんだから。


でも今は違う。70歳でもピンピンしているし。


だからちょっとぐらい遠回りしても大丈夫。




昔は子供を産むのが10代、20代が普通だった。その昔、昭和の初め大正時代その前などは10代でだって沢山産んでいた。でも今は30代でも全然問題ない。
(40代までは待たない方がいいよーやっぱりね)


10年〜15年の猶予があるよ。そう考えると、1年や2年自分の好きなようにしても、良いんだって思わない?


長い人生もっと自分の為に時間を使ってもいいはず。


現代社会になって、競争が激しくて、そんな悠長なことできないって思っても。


大丈夫。


実は、自分のやりたいことを突き進む力こそが、社会の役に立つし、その後の人生でも役に立つ。




実はね、やりた〜いと思っても行動する人って極一部。やっぱり教育がそういう突き進む教育じゃないから、


でも実際人の上に立つ人や人をまとめる人はそういう力がないと無理なんだ。