ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

戦慄の記録 インパール

http://www.dailymotion.com/video/x5x43wv

http://www.dailymotion.com/video/x5x07dp

youtubeにもあるけど、多分著作権のため途中でカットされていたり、映像と音がずれているので、
dailymotionで見る方がいいです。


戦後72年目の夏、連日のNHKスペシャル、いくつか観ました。気持ちが暗くなるのを覚悟でね。

いや〜見応えがありました。

その中で特にこのインパール戦と樺太戦はみなさんに観てもらいたいと思ったよ。



特にこの ”戦慄の記録 インパール” は現代日本に共通した点を浮き彫りにし、今生きる人たちへのメッセージ性が強いと思う。


まあ、結局は日本のトップの判断が、あまりに無謀でかつ無能、人間関係のしがらみで決めているという
は?というか、日本によくありがちなんじゃない?!!!!という感想。




旧日本軍の上層部の残虐さを今まで多く語られては来たけど、これほど克明な記録に基づいた自国の否(無能さ)が公開されることは今までなかった。


今の日本を動かす政治家も共通して無能だ。実績のないテレビタレント政治家や2世、3世が多く、その無能さが世界中で露見している。


あるコラムでフランス人の酷評で、日本の政治家の能力はなく、履歴もないから、紹介文が少ない。どこそこの大学を出て、誰々の息子

そんな程度で、アフリカの中堅国の政治家と同程度の能力と書いていた記事を読んでね。
http://www.newsweekjapan.jp/column/tokyoeye/2011/08/post-357.php

アフリカ人の悪口をいうつもりは全くないけど。2008年の札幌のサミットでね、世界のコミュニティラジオ番組のジャーナリストたちが集まって、その様子を伝えるという、そういう場で受け入れボランティアをしたことがあって、札幌に来たアフリカ人ジャーナリスト2人が、
私は何をしたら良いですか?どんな記事を書けば良いですか?と日本人受け入れボランティアの人に聞いていて????と思ったこともあったよ。そのコミュニティラジオを運営している所長のアフリカ人女性は、何もせず札幌観光で終わりっていう。。。私はその女性のお世話がかりをして、何しにアフリカから札幌まで来たんだろう?っていうことがあった。あそこも自分で考えて行動するという教育があまりされていないのだなあと思った。教育って本当に大切なんだねと、ふとした状況で思う。

あの当時の日本人も誰かに命令されたことを一生懸命やるっていうそういう教育だったんだよね。






やはり、歴史をきちんと振り返らない限り、日本のどういう性質があそこまで第二次世界大戦を泥沼にしたのかが、あやふやだよね。





マスメディアコントロールを行い、有権者としての市民教育を与えず、風潮は誰かに作られ、上からの圧力や、同調圧力、そしてそれを受け入れる庶民の姿は

このドキュメンタリー同様

今でも存在する。そしてその中で一生懸命な日本人の姿もしかり。


負の連鎖を断ち切るには、自分で考えて行動する、というのがとても大切だと思う。自分の生活を誰かに委ねたらダメだっていうね。








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