ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

はて女性の自立とは?

女性の自立。

 

なかなか難しい問題です。

 

そもそもハテ自立とは何ぞやというところから始まります。

 

まず、インドで拝見したゲストハウスの大家族。40代の兄と弟の共同オーナーの男性、兄がお昼寝でお父さんとお母さん(共に70代)と同じベットで一緒に寝ている。

本当に不思議に思い、そのお兄さんにど〜〜うして一緒に寝るのか?自分の部屋が無いのかと尋ねると、うちのゲストハウスで最上階は僕の家族の部屋、だけど両親と一緒に寝たいから寝ているだけ。と!直球の返事。

ほ〜、赤ちゃんの時から自立を促して個人部屋が与えられるヨーロッパの感覚とは対局な考え方ですなあ!

 

で、この男性が自立していないかといえば、とても自立していて、
このお兄さんが中心、社長になってこのゲストハウスを数年前に建て、

それで未婚の弟も働いてもらって、家族で切り盛りしている。


方やあるフランス人の女性
外務省でも働く経験を持つエリートの女性、子供の頃から女性は自立するものだと母親から口を酸っぱくされて育てられた。
パリ近郊にアパートを所有し、パリから電車で数時間の片田舎に別荘まで持ち、年に二回は海外旅行に出かけ独身人生を謳歌してはいるものの。。。。日本にいるある大学教授と10年以上不倫をし、
今まで過去の男性遍歴を聞くと、あまりここでも書くのをためらうヘビーな内容が多い。。。。





男関係で身を崩している女性の姿を見るのは可愛そう。。。。

 

彼女の例をすると仕事や経済的な自立と精神的な自立はリンクしていないようです。



自立 というよりは、自主性、主体性を持つと言った方が言葉がしっくりいくのではと思う。



昭和4、50年代のような肝っ玉母さん像は 自主性があり主体性を持って
経済的な自立はないものの、家族を支えている。


女性が家庭の中男性が外で働くというのは伝統的な家族像だと思っていると、間違いでね。

その昔戦前は日本人の大多数の人が農民でした。農家では男女同じように畑に出て働くのは当たり前。(フランスもそう)


女性が家にいるのは上位数パーセントのお金持ちや権力者層だけでした。


それが、高度経済成長を迎え、多くの人が会社勤めをし始め、今のような家族の形態になる。



社会や世代、国によって、生活様式や考え方は変わる。が、自分で自主性を持って主体的に生きる人というのは、いつの時代にもいて、


普遍的なものだと思う。


女性だけではなく、男性もね。


女性の自立を求めるとするなら、主体性を持って自主的に動き
周りにいい影響を与える人間になると、いい男性もよってくるよ!

類は友を呼ぶだからね!