ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

ヨーロッパ男性の落とし穴

ヨーロッパでは若い人でも、無条件でもらえるような必要最低限の生活保護があります。(労働局にはたまに行かないといけない)


大体どこの国も600ユーロぐらいかなあ。フランスは450らしいです。プラス家賃補助。


なので、独身でどうにかこうにかこのお金と、少々のブラックで働くお金(未申請という事、仕事はマチマチ、盗んだものを売るサイテーな人もいれば、エコロジーや世界平和の事を考える人までものすごい差がある)で

生活している人達がいる。

中には6ヶ月間だけ何でもいいから働いて、失業保険(多分1000ユーロぐらい)をもらう資格を得て仕事を辞めその後、失業保険受給期間2年間をフルに使い切り旅行を続けるとかね。
そういうのを何回も続けている人とか話を何度も聞いた事がある。

まあこういう人は少々でも働くからマシか。中には本当に働いた経験がない人もいる。



日本人女性は、こういうヨーロッパの超自堕落な男性の存在をよくわかっていないので、
というか、こういうシステムが日本には無いので、想像し難い。




こういう人、結構旅をしていたり、人間付き合いはオープンだったりするし。弁が立つ人も多いので、かなり気をつけないといけない。





ヨーロッパ以外の外国人女性はこの人達がどういう人達かも解らず、捕まっちゃう。





40近くまでなって、不労働でいると、なかなか人生変えれないんだよね〜〜〜〜。


実はそういう人何人か知っています。働いた経験がない、40に手が届きそうなヨーロッパ人。

ヨーロッパ人じゃない移民を含めたらもっと

ただ旅の途中会って、話しただけだったらかなりの数ね。






話のネタに一番のイケメンのお話。2回目のモロッコ旅行で出会ったジュードロウ似のベルギー人。

2012年とりあえずEU圏から出国しないといけないといけないっていうだけで、モロッコに行ったんだよ。まあ同じ理由で出国しモロッコに行き、2回目の事だった。

10日ぐらいの滞在だったかな。


この人とはシフシャウエンというモロッコの街のゲストハウスで出会い、5日間くらいいろんな話を聞かされる。初めて見たとき、うわ〜〜〜と目が点になるくらいのイケメンっっぷりだった。



ちょっとくたびれてるけど、(34歳ぐらいだったかな当時)若い頃は全盛のジュードロウぐらいの超イケメンだったんだろうなあ。190センチ程で、ティーンの頃水泳の選手だったらしい。



私はすでに今のフランス人の彼氏とパクスを結ぶ直前だったので、何事もなかったけど、まあ危なく釣られる所だった(笑)






何故か知らないが、初対面の1日目からディープな身の上話を聞かされる事になる。


ベルリンにいた時、よくそういうディープな家族の問題の話とか初対面でも話された事とかあり、まあ慣れていたんだけどね。

話は笑えない。


母親が12歳の頃、家から出て行ってそれ以降、転落人生という内容。


18ぐらいの頃、ドラッグで友人宅の窓から飛び出てしまって、その時腕の神経を切ったお陰で、今も感覚が無いとか。

。。。。それでその数週間後、全ヨーロッパの水泳選手権があり、それが出場出来なくなって、その後人生ボロボロになり始めたとか。


今まで有った女性問題とか、今大好きな女性がいて、その人はメキシコに居て僕を待っているんだけど、自分の人生を変えるのは怖いとかなんかそういうのを5日間の間に毎日聞かされた。

まあそ親密に話は聞いた、というか、同情を買わされていたのか。




ロッコには年に何度もくるぐらい大好きとか言っていたんだけど、多分クサとかチョコ(そっち系)とかそういうものを
買いに来ていたんだと思う。まあベルギーで売ったりもしていたかもね。


数日たってから、クレジットカードがないと帰りの格安航空券が買えないというので、しょうがないので私のカードで買ってあげた。とほほ。

(代金は現金でもらったけど)

労働局の予約があって、ある日までに帰らないとという切実な訴えだったんだけど、私が居なかったら、他の旅行者に頼んでいたのか
誰もカードで買ってくれなかったらどうしたいたんだろう?あんなギリギリでさ。

イケメンを武器に頼って旅をしているんだろうね〜。



だからあんなに身の上話をしていたんだろうな。


旅先後facebookで繋がっていると。

女の人との親密な写真がアップされては、削除され、その男性のアカウントが無くなる。それで又再フレンド申請が来て〜〜〜という

繰り返しが、何度かあり。。。。(多分facebookのプライバシーモードがまだ発展する前だったのかも)その度に簡単なメッセージが来る

何も無かったかのように。





いや〜〜〜大変そうだなあ〜〜と思っていると、

ある日、日本人女性とその男性の大量の写真がfacebookに毎日投稿され始める。多分2週間くらい毎日。日本に旅行に行ったらしい。この人は元彼女のような人で、日本に昔行ったとことがあって、旅の間付き合った事があると実は色々モロッコに居た間に話を聞いていた。


へえ〜〜日本まで行ったんだ〜と見ていると、日本からベルギーに彼が戻るとその大量な日本女性の写真は削除されており、で、彼は自分一人だけしか写ってない写真だけ残した。


これにはドン引きした。。。。。。


あららら〜〜〜〜、多分、日本を格安旅行をするために無料のガイド兼宿にされちゃったんだなああと。


その女性はその後、大阪で面白いカフェを自力で開いていて。。ああ頑張り屋のこういう子をね〜、そんな風に扱っちゃうのは、酷いなあと。


まあ、そのあとは、facebookのプライバシー機能も向上してこういう写真は無くなったんだけど、

彼ももう40歳を超えて、まだ父親の元で仕事もせず暮らしているらしい。








チャンチャン



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