ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

三田医師の医師学会での発表&フランスの裏話2

私のブログを見ている人なら、この三田医師の事はご存知だろう。

よく出来ているビデオです。現在の彼の治療方法なども最後の方に出てくるので必見です。

チェルノブイリ被害というには甚大で
私はヨーロッパの被害と東日本の被害が同等になるのではと思っている。

ヨーロッパは2000キロ以上離れていてもチェルノブイリの低汚染地域で、
何も表にはほとんど出ていないけど、知る人ぞ知る低汚染地域の脅威がある。



www.youtube.com

 

halloo.hatenablog.com



実は私の彼もこのブラブラ病ならぬ能力減退症にコルシカ島でかかっていた。
(彼はチェルノブイリ汚染されたコルシカ島で育つ)

パリでアニメーターとして仕事をして数年後の25歳ぐらいから(チェルノブイリから13年後)いきなり重度の耳鳴りが発生し、耳が聞こえずらくなり、仕事に支障をきたすようになる。

そしてパリを離れコルシカ島で休養していた。その後数年あまりやる気も起こらず、数年間無職、その後学校などでのパソコンの修理や組み立てなどの簡単な仕事をし始め、
これではいかんとパリに戻って仕事を探してアニメーターに復帰する。

文字で要約して書くと、大したことじゃ無い風だが、その6年間は彼にとって空白の時間で物凄く自分のキャリアに穴を開け、苦しい時期だったそうだ。


なので、現在は仕事に対する気迫が物凄くある。

 


昨日のブログでも書いたが、私はチェルノブイリのその後の世界というドキュメンタリーをいち早く拝見したので、大体この三田先生が言っていることと、このドキュメンタリーの内容があっていること、それに彼の症状や彼の妹の症状にも同意する部分があり、

やはり放射能汚染は、その人の一生を左右してしまうものだなあと深く受けて止めている。

でも、コルシカ島に住むお母さん(甲状腺の手術済み毎日薬を飲んでいる)にその事を話すと、だいたい沈黙されてしまうし、

本人に言ってもチェルノブイリのことは 考えなくないという。


全体的に感じるのはもうそれは当たり前の事だから、考えたく無いと言ったほうがいい。

 

等の本人は後ろ向きではなくて前をみて歩きたいという感じだ。


なので私が何かをしないといけない。食事に気をつけたりね。


実は私はフランス産の物ばかりを買わないようにしているんだよ。満遍なく世界中の食材を買うようにしている。。。

 




私の気になるところは、実は私の生徒や知人の若いフランス人がかなりの割合で持病や重度のアレルギーを持っているということだ。。。。


そして、この記事。。。

news.yahoo.co.jp



もちろんチェルノブイリの被害もあるが、原発の多いフランスは川の側に原発が多いという事、日本は海だが、フランスは川なんだよ。。。汚染水を今の技術では完全に綺麗にすることが出来ないというのは今の通説だよね。。。。。

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フランスの原発の位置や昔のウラニウム産地




地図の発行元

https://www.sortirdunucleaire.org




実は私が内情を知っているというと、親密な人の子供だったり配偶者だったり、仲の良い生徒だったりするので、数は少ないが割合的にはその中の8割ぐらいで、12人が重い持病か重度のアレルギーを持っている。

(汚染地域だったイタリア人も含む、イタリア人の友人の親友は心臓疾患で24歳で死亡チェルノブイリ事故の30年後の事)







アレルギーというと食物アレルギーでかなり引きつけを起こしてしまうほどの重度のものらしい。

それから重度の喘息持病を持つ生徒、去年からパリに住み始め田舎にいた時より2倍の薬を毎日飲んでいるという。

フランスの中ではコルシカ島の汚染が一番激しいかったのだが、もちろんフランス本土にも放射能汚染は届いている。


それから上の地図でしょ、これ見るとああやっぱりなってね。。。。。

まず症状が出る原因として初期の被曝(ヨーロッパ人の場合チェルノブイリ事故)その後の
低汚染内部被曝(森の中で汚染が蓄積している場合とこの原発施設の低汚染水)のダブルが重なって、重度の症状になっていくらしい。
その一人一人の症状から見ると、一度病気になると、それは決して治ることはなく、
一生付きまとう、それから細かい病気も少しづつではあるが悪化してしまう。

なので、最終的には移住が一番という話になる。


私は東日本から移住してきた先がまた汚染されている地域というなんともとほほな事態なのですが。

(パリはチェルノブイリ汚染は無くても、セーヌ川上流の50キロ先に原発施設があるという汚染水問題が存在する。(皆知らない)まあこの事は前から何ども書いていますが。)




フランス人本人は放射能汚染の自覚症状がなくただの現代病で片ずけているところがミソ。


ただ一人だけ、自分の息子は放射能の影響で病気だと思うと認識している人がいる。
仲のいい近所のおじさん。私より5歳上の50歳、その息子19歳。離婚をきっかけに母方のフランスの田舎で育つ(フランスの田舎というのがかなりのポイント自然の中では放射能は停滞してしまう。)実は心臓の手術をしている。。。。
実はこのオジさん現在一緒に住んでいるパートナーが世界的製薬会社の会長の孫娘というものすごいパートナーをお持ちで、本人も世界各国で仕事をして、前の奥さんがメキシコのマフィアの娘で、それが原因で逃げてきてメキシコにも会えない息子がいるという。なんともな経歴の持ち主。でも本人は本当にヘルプフルで優しくジェントルマンで世界情勢にめっちゃ詳しいおじさん。
この人が自分の息子に様々な症状があって、放射能汚染でよく確認できる病気だと私に教えてくれた。

 

ソースhttp://www.criirad.org





 

 

 

久しぶりに私の事

今日はいきなりレッスンのキャンセルがあったので、暇になった。

う〜ん、やはり生徒を後、一人か二人探そうか、探すまいか悩むところだなあ。


4月からフランス語学校に再び行くことになり、生徒の数を去年の年末から増やしていない。



日本語を教えていると、長くやる人、直ぐやめちゃう人と別れます。

 




大体数ヶ月に一度その直ぐに止めちゃった人の穴埋めに、また生徒を探すんだけど、

今回は長い間フランス語学校行きたいなあと思っていて、探していなかったのね。


去年はネットを使って生徒を探してバカンス前まで結構なレッスン数を入れていたので、結構大変な事になっていた。


まあバカンス前に稼ぎたかったって言うのもあるんだけど、今年は稼ぐ事に焦点を当てるより、毎日の日常を充実させようと決心。

フランス語学校へ行って、フランス語能力を上げて、学生生活をまた味わおうかなあと思っている。本当は1月から始めたかったんだけどね、ウダウダと2月ようやく学校にお金を払いに行ってみたら4月からしか空きがないと!

 

まじ!

ええ〜〜以前同じ学校へ行った時はお金払ったらもう直ぐその日からトライアルレッスン開始で、次の日からって感じだったのにね。

googleの評価は良くないんだけど、安いし、いろいろな国籍の人もいて友達も出来やすいし、リピーターが多いのかなあ。
一日2時間の授業で週4回からっていうのも、ここでレストランなどで働いている
外国人や主婦や子供がいる人には有り難いプログラムだね。

www.google.com




 

 

 

この4月までに動詞の活用をもう少し復習しておこうと思っている。

フランス語の活用は〜〜〜〜。。。。

自分の日本語の生徒を見てもそうだけど、やっぱり語学はコツコツ積み重ねで、一つ一つちゃんと記憶して覚えていかないといけないんだよね。

ほんと〜に活用を覚えるのは大変で時間がかかって、全く先に進まない。。。。とほほ。まあ語学って全部まる覚えしないといけないっていう事に最近気づいてきた。
文法がこうだかからって勝手に自分勝手に作っていると、そういう言い方はしないっていうね。シチュエーションごとにフレーズをまる覚えしないといけないんだよ〜。




まあこうは言っても、ネイティブに囲まれて無理やり話していると、だんだんと頭に入って来てね、最近は大分上達したなあと。レッスンもフランス語でしているし。

でも、結構ブロークンなフランス語になっているような気がするし、日本語中級の説明が結構大変なんだと言う事に気付いて、学校でちゃんと細かいところをもう一度勉強し直そうと。



私の生徒は大体が初級で、チラチラと初中級の子がいる。初中級と言ってもヨーロッパでは中級なのかな。

 


日仏ハーフの子なんかははこのJLPTなんかで比べるのは出来なくて一人の子である部分はN5のレベルで、ある部分はN2のレベルでっていう
聞き取りや会話はめっちゃ出来るけど、漢字は全くダメでっていう子が居る。

特に日仏の子供になんかは国語の先生でいて日本語の先生でなくちゃいけない。

日仏の大人には、まず自分の引き出しが深くないといけないなあと思っている。

二つの国をバックグラウンドに育っているとね、結構相手がいろんな深い事柄を若くても既に知っているので、そういう深いトピックを探しながら文法や単語や漢字を教えていく。先生としての力量が必要かもなあと思う。

 




まあ個人レッスンの面白味を感じている。

 

 

それからね、友人たちが最近結構パリから離れている。悲しいな〜。

 

長〜く友達だったベネズエラ人、結局長年探してもフランスでちゃんとした職が見つからずに、スペイン語が使えるバルセロナで念願の建築士として仕事を得て引っ越していった。

 

というか、外国人ってそういうもんなんだよね。

その国の配偶者を持つ人以外は大体国に帰るか、他の国に行くかしているね。


ベルリンにいた時もそうだったな。

 

今の私の友人はほぼ全員フランス語学校で出会った人たち。

もうパリやパリ周辺に残っているのはやはりフランス人と結婚した人のみだね。

まあそれでも4人はいるか。

日本人女性2人とスペインの男性と女性一人づつ。悲しいねー。

まあ後は彼の友達や同僚でよく会うフランス人もいるけど、

学校で出会った友人は違うね。心の距離がやはり近いね。


なので4月からの学校でまた良い人に会えたら良いなあ。




それからそれから、最近チェルノブイリのその後の世界っていいうドキュメンタリーがパリで上映される。その字幕の推敲をお手伝いした。


まあその翻訳の人はもちろんプロなんだけど、私に推敲を頼んできて、かなり日本をを訂正した。実はベルリン時代にもドキュメンタリーの字幕をお手伝いして、字幕って結構日本語を意訳してその時間で読めるようにしないといけないからテクニックというか、その事柄を知らないと短めの意訳が出来ないのね。多分そんな事で私に頼んできたんだと思うんだけど。

なかなか大変でしたが、ちょっとフランス語能力が上がっているので、その翻訳家の日本語を読んでフランス語を聞いて、なるほど、こういう内容なのね、じゃあこういう日本語でどうでしょうか?という感じでかなり集中して仕事をしました。翻訳家さんからの依頼なので私の名前が出ることは無いでしょう。悲しいけど、今まで原発系で散々ボランティアしてきたから、お金を少しでももらうだけでも良いかという感じです。







今年で45歳女、子供が居なくてちょっと心配な感はあるけど、日々はある程度充実して生活しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄色いベスト運動の最中にあれこれ思う事

黄色いベスト運動は去年の年末から、毎週土曜日に行われているが、もうすでに16回を超え4ヶ月弱が経過した。

フランス人の粘り強さに敬服する。
分かりやすいビデオを作った人を見つけたのでまず紹介。


第12回黄色いベスト運動@パリ フランス人の怒り (19/02/02)





この運動がマスメディアで言い伝えられると、公表される参加者人数は実際の半分程度になる。民主運動の影響力をいかに少なくするか、常套手段。




デモの行われる土曜日になると、黄色いベストが集まる周辺のメトロ駅周辺などにも朝早くから電車は停車せず、なるべく参加者を少なくしたいのだなあという意図がハッキリと分かる。
私の最寄駅は中心の1番線上で土曜日になると、中心地の10駅近く停車しなくなる。


 

この運動への警察の取り締まりは、本物のテロや犯罪人対策レベルで、
グラナダ弾と催涙弾などは正確な射撃が出来る優れたもので、市民の頭部を狙っている。

 

(まあ下々の警察は上からの指示でレベル別に機械的に対応しているだけだが)

 



今まで参加した市民、(参加していなくてもね流れ弾に当たって。。。)死傷者が10名ほど。。。。重傷者片目を失ったり、腕を消失したりする攻撃を受けている人の数25人以上。ゲガを負った人は1700人以上に上る。

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弾圧と言っていい。


その中で、まあ酷い話が、警察の中に市民の破壊行動を誘導する役の私服警官がいるという話があり、実際に警察が破壊行動をしているビデオも沢山ある。

このビデオは8年も前の前大統領選挙に出馬したメランションの話だが、良くあることのようだ。良くグローバリズム系の話で自作自演の疑いが良くされるがコレも同じだろう。(フランス語のみ)

Mélenchon accuse certains policiers d'être des "casseurs" - Vidéo dailymotion




そういえば、他のyoutuberのビデオの中に年末シャンゼリゼ道りの多くの店が破壊された中で
特にマクドナルドとスターバックスに対する破壊行為が半端ない中、同じような世界的資本のルイビトンが全くの無傷、いたずら書きもな〜〜〜んにも無い無傷で画面に出てきた時には、あああなるほど、この破壊行動もフランスの超富裕系の息がかかっているんだなあと。。。。最近はグローバリズムと同意で言われる事が多いようだ。

www.youtube.com




【黄色いベスト運動】パリ暴動とマクロン大統領の譲歩策について解説 | Voyage jusqu’au tabac en plein rue 街角の煙草屋までの旅

 

まず、マクロン はロスシルト出身で超富裕層の下僕でというのはもう通説で、私のブログを読んでいる人は知っていると思うのですが、

今回の黄色いベスト運動で、私はフランスの沢山の有力勢力グループ存在があり、その都度その都度、自分の利益になるグループと手を組んでいるという事をハッキリと認識することになる。


【解説】黄色いベスト運動を巡って分断するフランスメディア



(追記* この後にフランスのジャーナリズムの9割がたった9人の大富豪に掌握されている事を知る。。。。。)

 

ジャーナリズムやTVや映画界を掌握しているので、自分たちに不利になる放送の仕方はされない。というか、批判を公には言えないのね。ブラックリストに乗ってしまうからね。国全体的に暗黙の状態を強要されている。



が、時たま真っ当な市民的な立場のコメンテーターが出てくる。

(なるほど、このグループの息のかかった人だけど、マクロン 反対派なのね)



黄色いベスト運動には参加して記事を書いているある社会活動家の人が、マクロン は今までの大統領の中で最低で、黄色いベスト運動では市民を凶悪犯罪者並みの弾圧をしている。と豪語していた。




それはそうだ、マクロン は超富裕層の味方なんだからね。


下の記事を読むと、ああどこでも同じような事がされているのね〜って思う。

https://www.premiumcyzo.com/modules/member/2012/09/post_3570/

 

澪つくし 


澪つくし - 01話

ふっとね、思い出して見はじめた。確か10歳か11歳ぐらいの時に好きだったんだよね〜。

このドラマそれ以来見ていなかったので、ほとんど内容を忘れていて、本当にうっすらとしか覚えてなくてね。先が分からないから本当に楽しめた。おすすめだよ。


昨日のこの主人公と西原さんの話の内容とは正反対の様だけど共通点が二つある。
この主人公のかおるさんだって二股みたいなもんだね。自分では二股かけているつもりはないけど、状況は結局そうなっていって、もの凄い苦しいんだけど、
その間一生懸命に仕事に打ち込んでみんなの為に働いて最後、幸せになる。










この脚本家のジェームス三木さんは
満州から引き揚げてきたそうで、きっと壮絶な幼少時代をくぐり抜けているんだね。

確か五木寛之という作家も満州からの引き上げ組で、やはり壮絶な体験をしているし。

そして辻ヶ花という着物で有名な久保田一竹もシベリア抑留者だし、 


壮絶な体験プラス本人の持っていた才能で、作品が開花しているのかな。西原さんもそうでしょ。



私は原発の事故で生きた心地がしないあの経験で、以前より深く物事を考える事が出来る様になった気がする。本物の壮絶体験にはかなわないけどね。


私の周りで大きな鯛(出来る男性ね)を釣り上げている女性って、自分自身でちゃんと働いている人が多い気がするよ。日本人でもヨーロッパ人でもね。


というか、そういう人しか知らない。


世の中の流れで今の時代はそうなっているのかもなって思う。

出来る男って内に秘めた闘争本能が他の人よりもずっと強いからね〜って思う。
私、実は将来出来る男になる前段階の若い頃に付き合う事が多くて、相当な負けん気の強さがみんな内側にあって、実は見えない所で努力家(本人は努力とは思っていないんだけどね)で、それで繊細でっていう感じだったなあ。


見えない所で努力家っていうのは”やる”っていうのが当たり前っていう人たちだからね。
やるっていうのが当たり前っていう世界で生きているからね。

やらない人にはええ??なんでやらないの??ってなるのかもね。



例えば、私の彼の上司で、資産家で、才能のあるアニメのストリーボーダーで、仕事も出来てイケメンで背の高いめっちゃスペックの高い男性を射止めた人は、

確か7歳ぐらい年上の女性で、綺麗とはとても言えないし、そんなにこの人オーラがある感じでも無い人なんだけど、一生懸命仕事をしているし、社内恋愛だったけど、途中から会社起こしたりしてね。

そのイケメンの旦那さんはやはりアーティストなので、才能があっても仕事一辺倒っていう雰囲気でもなく、子供の世話をよくしたり、お菓子を焼いたりしている。

まあその人は才能があるから今のところ仕事は途切れることは無いんだけど、絵を描く仕事中心で、やはり将来は不安かもしれないし。


昔だってカカア天下が家庭円満の秘訣っていうでしょ。カカア天下って縁の下の力持ちで力強く働いているイメージ。


まあ、やる人はやるし、やらない人はやらないし、他人がどうこう周りからいうものでは無いんだけど、


私は自分の若い頃の自分にもう少し、ちゃんとその時その時で働いたり、色々頑張った方が

いい男性に早く巡り合ったかもねって、言いたいなあ。(笑)


私は結構ぐうたらな面があるからね。それは今でも抜けないから、自分のアドバイス
聞かないだろうけどね(笑)


最近、仕事を抑えて週四日にして、自分の好きな分だけ働いている。実は生徒がほとんどキャンセルなどをしない人たちが残ったので、月の収入は前と同じだからね。


う〜ん、生徒増やそうかどうしようか迷う所だなあ。

それよりフランス語をもっと頑張ろうかなあ。本当はやりたい事が色々ある。

それを片っ端からやっていこう!






















最後の講義 西原理恵子


最後の講義 西原理恵子

 



面白かったなあ。


ヨーロッパとも全く違う日本女性に合った新しい形の働き方を作っていってほしいなあと思う。


特に中で好感が持てたフレーズが

”男に一途にならないこと。”


これ本当だと思うよ。


恋の魔法にかかると、盲目になっちゃうし、本当に苦しくなるよねー。


このビデオの中ではマイルドやりまんとかいう表現になっているけど、

なかなかね〜、そんな人にはなれないよ。

私は親しい男友達に囲まれることが良いと思うな。

昔は男と女の友情はあるかなんてお題があったけど、

私はあると思うなあ、何となく好きかも〜っていう感情が男女の友情の中にあって良いじゃん。

男と男の友情もかなり親密な事だってあるしね。女の想像を超えた親密さっていうのが男の友情にあるらしいよ。




そういえば、好きな人が居て苦しかった時も、周りに男友達がたくさん居た大学時代は

心が比較的落ち着いていたような気がする。。。。。


そして海外に出て旅に出て、そんなに親しい人が周りに少なかった時、あるアイリッシュに恋に落ちてね、本当〜〜〜〜〜に時苦しかったなあ。一人親友の男の子はいたけどね。ゲイだったし。


その後、アイルランドに行ってのゲストハウスにたくさんの人と共同生活をして
男も女も仲良しで、その時もそのアイリッシュがず〜〜〜っと好きで一途だったんだけど、


そのゲストハウスの中にも他に軽くお気に入りの男性が居て、一緒に住んでいるからずっとそばにいて居て遊んでいた(友達としてね)その時は苦しい恋心は落ち着いていたような気がするなあ。気が紛れてね。


この西原さんの例は極端なようだけど、ちゃんと噛み砕いて自分に当てはめて考えてみることが出来ると為になる事も多いなあって思う。










旅をした先に何がある?

ここでは80うん年の長い人生、年単位の長期の一人旅、または一人で海外生活を人生で一回はやってみて!と勧めているのですが

 

(もちろんしっかりした目標がある人はそれに向かって突き進んでください。海外行きを勧める人は何となく何がやりたいのかよく分からない人に)

 

じゃあ一人旅や海外生活をした先に何があるのか。


視野が広がる。

 

そしてその先に

 

「独立」です。

 

 

 

女子も男子も。


 

 

まあ、もしかしたら、実は逆説的で、将来独立開業できるくらい、

 

独立心がある人たちが長期の旅に出るという。。。。

元カレや、旅先で出会った人、日本人女子、

 

フリーランサー又は独立開業している人が多い。






まあ独立していない人でも変わり種は保育園の園長先生とかもあるけど、30歳前半で

義理の父親の事業を継いで。ドイツ人の元カレ日本で園長さんをしています。


それから、研究者で大学の先生とかね。まあ大学の先生も自分の研究は一人でコツコツな訳だからね。ベルリンで出会ったアイリッシュの元カレ今は何とアイルランド助教授になりました。


1番の出世頭はオーガニック99%のコスメを世界20各国に売っている社長かな。
その人も一から旅の後自分で起業したしね。これはアメリカ人の元カレね。この人とは日本で出会って旅人だったの。

 



日本人男性の海外で出会った人たちはというと、
サラリーマンに戻った人って実は一人だけかな?

まあその人もバンコクで保険会社で働いているから、日本ではないけど。日本の保険会社のバンコク支店でもう30代でマネージャーになって、他の海外支店の人たちと話し合いとかするぐらいだから結構出世している。彼も実は将来は日本かトルコでゲストハウス経営したいと貯金しているんだけど。





日本人男性の旅人やベルリンで出会った人たち。。。う〜〜〜〜ん。実はあまり知らないんだけど。

ポルトガルにお店を開いた人、ベルリンでDJ長年しているひと達、

自分の実家に帰って家業を手伝って、末期癌のヒーリング施設を拡大しマッサージ師になったりとか

あとはギャラリー兼、アート教室、アーティストレジデンスという宿泊施設を作った人とか。

 

子供の校外学習などイベント企画をしている人とか

普通に日本でサラリーマンに戻っている人を実は一人も知らないんだよね。


日本人女子はというと、

セラピスになり自分のサロン開いたり。(元々NTTドコモのエンジニアだった)


アクセサリーデザイナーとか(個人でいろんな所に出店しているみたいです)

 

和物アンティーク雑貨のお店を開いた人。

一人で顧客を持って自宅やお客の家へ行って美容師として働いている人


翻訳家もいるね。

本を出版しているライターの女性(元々雑誌の編集者)

フリージャーナリストの日本人女性(彼女も元々新聞記者)

 

会社勤めしていた延長で独立する人は、やはり海外暮らしがきっかけになったり。

 

日本女性には仕事をしない選択もあるので、

子育てで主婦をしている人もいますが、主婦それだけじゃない人も多い。



日本人女子じゃないヨーロッパ女子はというと

旅の後、何年も知っている人では

DJの女の子

現地の旅の企画の旅行会社を開いた女の子

ヨガの先生

服飾デザイナーで自分の作品をネパールやインドで発注して
ネットで売るっていう人もいるな。



ヨーロッパ女子の場合旅先で出会っても繋がっていないことの方が多いので、
私と長いこと繋がっている人は発信の仕方が上手い人だっていうのもあるけどね。

そういえば、一番仲の良いドイツに住んでいるブルガリア人の女の子は
アクセサリーを作って、森でスウェットロッジを定期的に企画して、それから
友人とポスターを刷ってフリマで売って、人間関係のコーチングとか
本当に興味の赴くまま色々やっています。彼女ももう40歳だね。
















本当に長期の旅をしていると、貯金だけじゃ足りなくてね、海外でサバイバルして自分で何とかしなきゃいけない事も多くて、自分で動いていくことに慣れていくのかな。






それから旅している間に、いろんなものを見て、自分ならこうするああするとか、これ真似できるとか、そういうのを開業に生かしたりね。



いろんな人の働き方を見て、最後に独立に至るのかなあって思う。





 

フランス女性の悩み具体例 1

前回女性について書きましたが、
毎年クリスマスになるとコルシカ島に足を運ぶのですが、いつも義理のお母さんの愚痴を長々と聞くことになります。


私のベルリン生活の時に出会ったドイツ人女性たち、

フランスで出会ったフランス人女性たち、

 

日本の女性たち、

社会や時代や国が変わって、女性の恋愛やパートナーに関する悩みも微妙に変わる。

もちろん人それぞれで変わるのですが、生活環境やコモンセンスが変わるとまた悩みも変わるのですが、

基本的に女性の悩みは近い人間に関する事。あまり国や世代が変わってもそんなに違いがないような気がしますよ。

 

 




自分も含め、私が出会った女性の悩みの多くは生活苦よりも愛を求めている事で悩みに深く入り込んでしまうのかもなあという風に感じ

(もちろん戦争や飢餓に直面している人などは又違うと思いますが。)


前回のコラムを書きました。




昨日のコラムを書くきっかけになった義理のお母さんの例。

日本人女性が悩む女性の自立は既に得ていますが、悩みが尽きず、現在はちょっと神経衰弱気味。。。。。

コルシカ島の義理のお母さんは、経済的に自立し、孫も三人いて、三人目の旦那さんとはもう25年の付き合いです。『パクス(市民契約)』を結んでいます。


経済的に自立という点では申し分なく、現在69歳の定年ですが、給料は現役時代から旦那よりもよく、
年金もほぼ倍額(最後得た仕事が準公務員だったため、年金が多い。旦那さんは電気技師のブルーワーカー)
15年前に2人で家も建てました。大きな庭付きの平屋の素敵な一軒家です。

近くに娘家族が住み、3人の孫がいます。

三人目の旦那さんとは、一緒に暮らして25年が過ぎ、生活は安定しているのですが、

同じ家に住んで、ただの同居しているルームメートのようになり

一緒に行動するのは食事と日常の買い物ぐらい、フランスのパートナーは一緒に出かけるのに、(別な弊害もあり)自分達は一緒に出かけることもなく、一緒に楽しむこともない。(日本の夫婦と違い、恋人のように一緒に何か楽しまないといけないと思っている)

それに相手がすぐキレるタイプで、もう愛を感じない。別れたいと思っているが、この歳で孤独になるのは嫌なので別れたくない。

という愚痴でした。


初めて、この義理の母の25年来のパートナーと別れたいと思っていると聞き、びっくりしたのでした。

 

とにかく、相手にキレられるのが嫌でそれが原因で別れたいと思っている。

が、出来ない。。。。






今まで自分はシングルマザー子供を育てるのに本当に苦労に苦労を重ねて、大変だった。

(フランスは両親親権なので、再婚はしても子供の実の父が父親で、義理の父が父親の役割は果たさない)

特に折り合いの悪かった実の父親が亡くなってから、精神的不安定になって、精神科にもかかり、現在のパートナーがちょっとの事で、怒鳴ったりすると、もう自分は愛を感じない。愛していないと思うから、別れたいと思う。

(現実は、第三者の目で見ると、義理の母が精神的に不安定で、すぐ感情的になったり、

取り乱す事の方が多く、それに呼応して、その旦那さんが声を荒げる)


そしてその旦那が自分の稼ぎよりも低くて、
生活が楽ではない。(苦しくもないが)フランスの年金のカラクリで、
旦那は50年も働いてきたのに、受け取る年金が最低賃金の人と同じになっている。

 

 

歯の治療(入れ歯)に5000ユーロ70万円弱ほどかかるという
その出費の費用を捻出するぐために、(保険に入っていてもこの金額)

これから自分で小さい商売を始める。

 

アジア系のお惣菜を地域の人に宅配し、
収入を得ようとしている。近所に配るメニューもアクセサリーデザイナーの娘に作ってもらって用意した。

その昔、2番目の旦那さんがレストラン経営をコルシカ島でしていて、自分の店があり働いていたこと。それから
私の彼(もちろん彼女の息子)がアニメの専門学校でお金が必要だった時、同じようにアジア系お惣菜を自分で作って地域の人々に宅配していたこともある。(フルタイムで働きつつのサイドビジネス)義理の母には若い時からベトナム系フランス人の友人が居て、その友人直伝のベトナム料理が作れ、美味しい。


現在の歯の治療で入れ歯にされてしまい苦しい、食べ物の味が昔のようにはわからないし、噛み砕けないし、その上高額な治療がかかるなどなど。。。。


そして精神的に不安定なためか、フランスの愚痴文化も加わりやたらめったら苦労話をする。

 

義理の母の抱える問題、まあここには書ききれないほど知っています。

一部はここに

彼の事5 - ヨーロッパ〜日本往復日記

彼の事3 - ヨーロッパ〜日本往復日記

 

 

でも69歳で、金銭的に問題があると、なんとか商売を始めようとするところは、


経済的に自立した頑張り屋さんですね。






生活やお金の問題は、何か解決策、自分でなんとかする努力や行動力を持っているのですが、


相手が人間となると、お手上げ。


そして、義理のお母さん自体精神的に不安定なので、

 

旦那さんと口論をしたくないのに簡単な問題で感情的になり、それが原因で口論になり悪循環。

 

別れたいと密かに心で思っているから、またより一層感情的になり悪循環。

 

で、本格的な言い合いになり心が苦しいと、元々働き者の義理のお母さんは家の掃除を一生懸命して、忘れる。家はピカピカ。



それで旦那さんは、その働き者の義理のお母さんの姿を見て、許す。



 

とても必死な感じなのですよ。本当に。

 

可哀想なくらいに。

 

 

 




う〜〜〜〜〜〜ん。


そして全く正反対のような私の母を思い出す。


私の母は経済的には全く自立していないし、部屋も散らかっていたけど。

父との関係も、長いことよくなかったけど、こんなに

身も心もボロボロという感じではないし、心がもっと自由な感じだったけどな。。。。。


でも父は私に、何処の国に行ってもちゃんと働きなさいと

口少ない私の父の言葉のはなむけがあった。この言葉に私の父の思いを伺い知る











義理のお母さんは、1番目の旦那さんをとても愛していたけど、
いろんな理由で別れを決意せざるを得なかった。まずそれが心に深〜く傷を残した。


それから、実の父親と折り合いが悪いうちに、亡くなってしまうということで、後悔の念が深くあり、もう亡くなってしまっているのでどうしょうもない。




現在の3番目の旦那が、前はもっと穏やかだったのに、自分の精神的不安定さを優しく包むどころか、怒鳴られてしまうので、


別れたいと



何か一人の殻に入ってしまっているように感じました。



そして三人目の旦那さんは、多分、あまり言い合いが多くても、

女の一生懸命さを頼りにしているので、別れる気は無いと思う。





ある日フェイスブックで回ってきた賢人の言葉に



今現在あるものをそのまま受け入れずに、それよりも良いものを得ようとすると苦しくなる。現在あるがままを受け入れる事。

という文が回ってきました。まあ仏教の教えのようなものですね。

そこに想像や捏造を入れずにあるがままを受け入れる。







漫画ですが、源氏物語を見ると、その昔、出家といって一切の色恋沙汰や家族の問題から抜けて仏門に入ったものでした。本当に仏の域、というか悟りの域に入らないといけないのかなあ?

昔の方が遥かに人間関係が厳しかったのだと想像する。


恋に苦しんでいた時、実はこの源氏物語、(あさきゆめみし)恋愛の参考にした事もあります。参考にしたお陰で泥沼にならなくて済んだ経験あり。(笑)






まあそこまではならなくても、


女性は、状況を受け入れなければいけないのか。。。。。それが女性としての修行なのだなああ。と、



でもヨーロッパの女性が経済的に自立していくには、強い心も必要だったのだろうね。

ヨーロッパ男性は元々肉食系が多いから。

 

がその強い心というのが、
競争社会的な強い心では無いって事だし、

相手と戦うような強い心って事じゃ無いよね。



義理のお母さんは、

 

ラテンならではの相手の行動を受け入れる広い心もあるし、相手をサポートするのにも一生懸命なんだけど、


ちょっと言い合いになると、彼女自身ヒートアップし過ぎて、身近な人と口論になる事が多いような気がする。




人と色々抗う事が多いと、年を取っても精神的に不安定になってしまうのかもなあと、思いました。