ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

ドイツ人の彼と別れたと思ったら寄りが戻ったような?微妙な時間を一人で過ごす。

ただいま日本!

ただいま帰りました!と 只今 の両方です。


皆様大変お久しぶりです。日本に戻って1ヶ月半になりました。

ベルリンでは、サバイバルさながらに、日銭を稼いで奮闘していたので、実家暮らしの恩恵を只今
満喫中です。ありがたいです。


様々な理由で、今回戻って参りましたが、ベルリンの長い冬、一息入れないともうこれ以上絶えられない・・・。という理由で帰って来たのが一番。

仕事のことが2番で、男と女の問題が3番目だな。


もう、2001年以来移動しまくっていますので、
慣れて、成田に着いたと同時に日本にすんなり順応です。

昔は、日本に帰るのが怖いよ〜とか、ちゃんと日本に順応できるかな?〜
とか。帰ってくるのが、大騒動だった。やっぱりヨーロッパと日本は違うからね。

でも、そんなのも何にもなく、ただ、ただ、すんなり、暖かいな〜。おいしいな〜。太陽が照ってるし〜
さくらだな〜とか、和風総本家だよここは!〜いいよな〜和風。などなど、思いながら順応しています。


今回帰ってきて、約25年ぶりに両親の実家の鹿児島へ行きました。

結構衝撃的でしたね〜。鹿児島本当にいいところです。海も山もあるし。そして、今まで??と外国暮らしをするにあたって頭にあったこともなんだか解消してくれました。



外国暮らしを決意する人は大体、外国へあこがれや、これがやりたい!という気持ちもももちろん、
日本の社会に順応できないとか違和感があるといった人も多いのです。


そして、そんな日本での違和感を感じても、もちろん外国で暮らすと、皆さん自分がいかに日本人かを意識し、
いろいろ心の変化がある。

アイデンティティの心の波風が起こって、自分は自分なんだって思うようになってくる。

でもその波風はいろいろなスパンでいろいろな問題で起こってくる。



もちろんあたしもありましたよ。そして、自分は自分だって思っていてもなんだか、気持ちが落ちると海外では
深い谷底に落ちてしまうときがある。

なんか嫌なことが起こった時の衝撃が、日本にいるときより強く感じるんですね。




それで、あまり話がかみ合わないかも知れないけど、私が鹿児島へ行ったとき、すごくつながりを感じた。あたしは鹿児島では育ったことも無いし、多分
子供の頃、夏休みで4回ぐらい行っただけ。鹿児島で育った両親はつながりがとても深い。


私にとって鹿児島は、子供心のふるさとなんだな〜〜って。25年後に来たそこはだいぶ変わっていたけど、
子供の頃にすごした強烈な太陽の光が頭に残って、あっここ覚えている。ここ覚えているって。
本当にはっきり頭に刻み込まれている。




私はぼんやりとだが、自分自身を今まで場所とのつながりを考えていたものが、ここで多少なりとも解決されたような気がした。


心のふるさとを訪れるってとても安心感がある。

そのふるさとは多分今はもう存在しないんだけどね。でも、ね。心の中にきちんとある。

その実際行かなくても良いんだと思う。そういう場所を心のどこかにもって、

心のふるさとに帰り

それで、心が温まって充電されて、また普段の生活が進んでいけるようになる。



田舎っていいよ。ホント。

話は全く変わりますが、
皆さん最近のチベット問題、関心ありますよね。ここで以前紹介したチベットのドキュメンタリー。

中国に支配される前のチベットの姿が垣間見れます。学術的にもすばらしい映像だと思います。




27600