ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

本物を見る事って、自分のセンスや美意識を上げていくのに必要

皆さん新年明けましておめでとうございます。

今年の正月は日本でのんびりです。
好きな仕事をして、休みも多い。給料はめちゃくちゃ安いけど、実は非常勤って悪くないなと思っていますよ。

大掃除をして、昔読んでいた雑誌がけっこう出てきてね〜〜。もう10年以上、
いやもう15年ぐらい前に買ったような雑誌。

ananの部屋の模様替え特集とか書いてあって、どれどれと見てみた。意味なし!


こんなセンスのかけらも無い、なんちゃって西洋風の見本なんて見せられたって、ぜ〜〜〜んぜん意味無い〜〜〜。なんでこんな雑誌かって、しかも取って置いていたんだろう???

そして、1月1日にやっていた、芸能人格付けランキング。なんか面白かったな。

皆さん見ましたか?最後まで間違えなかったのが、Gacktだけ。あまりこの人の事知らなかった
けど、この人元マリスミゼルだよね。すごいゴシック&ビジュアル系の目黒鹿鳴館出身のさ。

目黒鹿鳴館って、私なんかが大学時代バンドでやっていた音楽の対極となすライブハウスでね

大分拒否反応だったけど、まあ最近大分見慣れてきた。というか今はキてる人が好きなのでこういうのもアリだと
思っている。

うちの学校のスウェーデンの生徒は日本のビジュアル系のファンがけっこう多い。
それが高じて、日本語を自国で習い、日本までやってきてしまった子達。

ベルリンでヤパノラマという月一で日本についてのアマチュア&市民メディアのTV番組があるんだけど、それを手伝ったとき、ヨーロッパでの日本のビジュアル系のファンの特集を作っていて、そのファンの情熱たるや日本のファンと変わりない。ほんとみんな情熱的でね〜〜。

それで、私の生徒の女の子もね、独学で日本語勉強してやってきて、すごく上手いんだよ。やる気も
在るし。好きこそ者の上手なれだね。


その様子はここでも見れます。ついでに私もうつってますけど・・・・。ほんとビックリしましたよ。

http://de.sevenload.com/videos/ZeIUi8l/





話はもどして〜〜。

本物を見る目を養うのって、自分のセンスや美意識を上げていくのに必要だよな。



旅行に行って、海外に行って、まあいろいろな事が学べるんだけど、その土地にある文化、何年も培ってきた本物というものに触れることが出来る。本物を見たり聞いたりすることは、とても自分のセンスや本物を見抜く目を養ってくれる

日本にはなんちゃって海外風のもの多いからね〜〜。やっぱり本物は違うよ。





海外に行って、なんちゃって日本のものってあるでしょ。日本人が見たら、それはニセモノだってわかるんだけど、日本の本物をしらない外国人は、それを本物だと思う。

それと同じ。本物に触れると、なにが本物か漠然だけど、わかってくる。




そうすると何かを参考に、雑誌なんて見ないでもいいでしょ。予算が少ない時、すぐ壊れそうな、プラスチックのや合板の家具なんかより、骨董市で買ってみようとか。たぶん、買い物する行為も変ってくるかもしれない。




新しいもの買っては捨ててっていう、日本の高度経済成長後に身に着けていった日本の悪習。
あんな雑誌を参考にしていたあたしって・・・・・・。


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