ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

その後大学の講師になった気の強いアイリッシュの元カレ

2回続けて、アイリッシュの元彼(3ヶ月で果たして元カレと言っていいのか?)について書きましたが、

異文化について皆さん興味があるみたいですね。特に具体例になると。

まあ、でも結局は、彼が日本人だったとしてもね、上手く行ってないと思うんですよ。
なにか別な理由で衝突したりして、


あそこまで真正面から衝突するってね、やっぱりお互いの性格なんだろうな〜って。もちろん、異文化がさらに輪をかけて、複雑にしているんだと思いますが。


異文化って本当に友達だったらね、ほとんど関係ない。全然関係ないと言ってもいいくらい。わかりあえると思うの。

でも自分の男となると、なかなか手ごわいですよ。


やっぱりお互いがお互いの文化に触れるって言うのは必要で、体感的になにかいろいろな部分が微妙に違うんだよなってお互いが解かること、必要だとおもう。




異文化を超えられるかどうかはお互いにかかっている。どっちか片一方でも駄目だよ。

あ〜〜なんかちがう、まいいかって感じだったら良いんだよね。だって、人間誰でも違うからね、その幅が広がるだけでさ。


自分のなんとなく価値観は違うけどこれはOK アリだな とか、

これはついていけんな〜〜とか。まあこれは嫌だけど、慣れてきたなとか。長く居るとなんとなくね、

感じるんだと思うんだよ。






私が一番経験した中で一番強烈な異文化体験は、アフリカのエリートコートジボアール人とでした。



アフリカはまだ男尊女卑が激しくて、女性から男性に告白とかするのでさえ、よく思われなくて、
その事実を隠さなければいけないって、オランダのホステルで合ったアフロアフリカンから聞いた。まあアフリカと言っても広いんだけど。

その人は彼女が居て、国へ帰ったら結婚するつもりなんだけど、実は付き合いは彼女からの告白から始まったらしい。

オランダでだったら、言えるんだけど、国へ帰ったら、そのことは絶対隠さないと
彼女が周りの人からビッチ扱いされて、白い目で見られるんだって。


私はほぇ〜〜〜っと目が点。

でもね、事実として、そんな世間から白い目でみられる女からの告白があったところで、
別にそのカップルになんの問題があるかって無いわけなんだけど。


でもまあその話を聞いて、数年前に、コートジボアール人から彼女になりなさいと言われた事を思い出したんだ。あたしその時彼氏が居るんだけど・・・って言ってるのに、
君は僕と絶対に幸せになるから、って説得されて、あたしの意見は???私は大好きな彼が居るんだけど??って何度も言っても何も話がかみ合わないの。

特に彼はエリートだったから、国でも地位が高いんだと思う。だからなおさらこういう???な話になるんだと想像する。


この異文化、というか彼の価値観については、本当にショックでね〜〜。なんなんだって思った。まあそれでも友人としてはとても楽しくてね、
なんの問題も無かったのに、男と女になると、こんなにも異文化&価値観が問題になるのか〜〜〜〜とその時つくづく思ったんだよね。


まあその先は何も無かったから、実際どこまでの異文化なのか、言葉と現実はどうなのかわからなかったんだけど。

でもそんな表向き男尊女卑
で、実は二人になったら、男が尻に敷かれているケースだってあるだろうし。


実は、私にとって異文化って、あるようでいて、無い。無いようで居て、絶対的にあるもの

訳のわからないものなんです。

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