ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

インドの旅友って面白い

インドに行くとなぜか心が開く気がした。昔の旅の始まりのとき、味わった感覚が復活。

インド人がそうだから、インドの地がそうだからか、影響なのか、よくわからない。


インドに行く前、私は本当にコロンビアの友達と合流できるのか心配していた。
彼は大丈夫、インドでは絶対一人になんてならないからって、心配しないでなんとかなるって。


彼の言葉に半信半疑だったが、今まで私が旅をした中で一番、次から次へと引っ切り無しにいろいろな人に出会う。

それもお互いにオープンな様に感じる。友達っぽく、飾らない感じ。インドの旅では別に着飾る事が必要ないからだと思う。




たった2週間の旅なのに、一緒に素敵な時間を共有した相手が、たくさん居る。



エジプトから造船の仕事で来ていたエンジニア。ゴアの小さなビーチでナンパされたがいたって紳士的だった。
先月パパになったばかりなんだって。インドで3ヶ月仕事をしていて、娘に会えなくてさびしいって

久しぶりに人と夕食を食べたと言っていた。




ブラジル人で香港で働いているビジネスマン。仕事の合間に旅行していた。
同じ飛行機で会うヴァラナシ&インドの仏教の中心地、計3日間一緒に観光。日本にもビジネスで来るらしい。




ベルリンに住み始めるらしい、アーティストのインド人。ゴアの危険な香りがプンプン。インドのニュージェネレーション。
異星人だと思った。かなりの美形でビックリ。インド人男性って映画で見るより綺麗です。





ダージリンから出稼ぎに来て、とても人懐っこいインド人。ビーチで毎日行ったカフェで働く。
彼はこの5ヶ月間休みなしで働くと言っていた。本当に一日も休みは無いらしい。月の給料は9000ルピー(1万8000円)
そしてこのお金で一年暮らすんだって。地元に帰ったら結婚して、大学院にも行きたいと言っていた。


 

ネパールから出稼ぎに来ている職人。オーダーメードで一からネックレスを作ってくれた。
職人さんのそばにいるのってなぜか安心した。瞳はあの有名チベット仏教の旗そのまんま。




その職人からアクセ作りを勉強しているドイツ人。ヨーロッパ社会を愚痴っていたが、ここで自分を見つけたって。
彼女はタトゥーアーティストで全身刺青。



ゴアで3ヶ月インド人の彼と過ごしている日本人女性。パーティーで。日本とインドで遠距離恋愛しているらしい。



ナイジェリア人とインド人女性(ITエンジニア)の珍しい国際カップル、リゾートでゴア。
インド女性とじっくり話すのは初めてで面白かった。プログラミング話とインドでは一妻多夫もあるといって、その話で盛り上がる。



もちろん私の友人。その音楽仲間のコロンビア人。2回ライブを応援に行く。パーティーへも一緒やっぱりパーティーは友達と行くと安心。




滞在のゲストハウスの子供たち。ボートに乗せてくれたり、安くておいしい屋台や地元の食堂
や銀行を案内してくれる。




日本語とヒンドゥー語と英語とドイツ語を流暢にはなす、スロベニア人。最後のバラナシを
のんびりと一緒に過ごす。一緒にチェスをやる。前のボートの写真の人。別に恋話は無いよ☆




最後デリーで自宅に泊まらせてくれた。HISのインド人ガイド。飛行場でたまたま会う。




そのガイドの友人の日本で働くインド人。デリーで昼ご飯を作ってくれて、日本まで一緒に帰ってくる。とっても腰が低いかわいいおじさん。いつもすみませんって言うの。そんな言わなくていいんだよって言っても。




こんな風に書くと一人の時間なんて無いでしょと思われるが、一人の時間もあった。
大切な時間。それは次に。

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