ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

会話テストの時、自分の思いのタケを伝える可愛い学生たち

この間ね、会話テストを受け持ったの。

このクラスの生徒一人一人全員と話をするのは初めてだったから、この機会にいろいろ話しをした。

一人あたり、7〜10分ぐらい。

なんかねとみんな個人的な事を素直に話してくるの、これには感動した。

日本人ってテストのとき、先生に心を開いて話すか??ぜったいありえない。


その辺の素直さっていいな〜〜って思う。


それでね、話しているうちに一人泣き出した子が居た。あらあら、本当に辛かったんだよね。

なんでも、このたった3,4ヶ月の日本滞在の間に3回引越ししたんだって、ルームメートと折が悪くてさ。

それで、前回の文法のテストの前の日も実は引っ越をしていて、点数が悪かったって。

その子は書き、文法共にクラスでトップの子。そのテストは普通の点でどうしたのかな〜〜っておもっていたら、そんな事があったんだよね。



やっぱり外国暮らしは辛いことがつき物らしい。特に孤独感とか、家のこととか、お金とか

自分の国よりも問題が大きくなること。


そうだよね、あたしも心当たりあるよ。


もちろんその人の性格とかもあるけどね、

一人スウェーデンの学生が、こんな孤独感をいままで味わったことが無いって
ぼそっと言っていた。


う〜〜〜ん。そうだよね。その子は10ヶ月経て、だんだん日本に慣れてきて、友達も増えて
それでお金が無くて帰国して行った。


あたしが辛いときがあったのも、本当に万国共通って言うかね、海外暮らしにはつき物だったんだなって思うんだよね。


皆さんも海外生活が辛くなり始めたら、何も考えずに、好きな事をやって気分を発散させてください。

楽しい、好きな事をするのが一番だと思うよ。


それから、やな無きゃいけないことがあるって良いことだと思う。

だって、気分が乗らなくてもそれをやらなきゃいけないんだからね、それでやっているうちに
気分が自然と上がっていく。




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