ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

アルボムッレ スマナサーラというお坊さん

最近買ったお勧めの本

心がスーッとなるブッダの言葉 (成美文庫) (文庫)

アルボムッレ スマナサーラ (著)


私はベルリンから日本に帰ってきたとき、

結構落ちていたので、なにか心に響く本が読みたかったんだよ。


それでね、新宿の紀伊国屋に行った。

そのとき、アルボムッレ スマナサーラというお坊さんのポスターが目に入る。

なんか、紀伊国屋で出版記念の講演会をやるらしい。

それでね、その講演会にそのとき本は手に入れなかったんだけど、話を聞いてみようとチケットを入手。

まあ結局は、他に用事が出来て、その講演会には行かなかったんだけどさ。

数ヵ月後、なんとなく気になってね、本でも読んでみるか〜〜〜って

そんな難しい名前ぜんぜん覚えられないから、そのチケットは取っておいていたんだ。近くの本屋でその本を取り寄せるんだよね。


その後、スマナサーラ長老の本を結構買った。





上座仏教って、実は私は繋がりがベルリンであって、それがこの人のポスターが気になった原因だったかもしれない。

ベルリンでね、買い付けとをするためにソニーセンター辺りを買い物に紛争していたら、

5人組の袈裟を着ているお坊さんのグループとであったんだ。


なんでも、タイとマレーシアと台湾のお坊さんなんだって。

すぐ台湾の尼さんが、一緒来ますか?って行ってくれて。ハイ是非!見たいな。

一日、お坊さんたちについて回って、宿泊中のベルリンにあるタイのお寺についていって、

一泊。

お寺で手伝ったり、瞑想をしたり、有意義な時間を過ごした。すごくいい思い出だよ。


その数日後に何でもそのタイのお寺の12周年記念のお祝いがあるとかでね、それにも出席させてもらったんだ。来ていた日本人は私ぐらいだったな。たくさん本場のタイのご飯をタダで食べさせてもらった。(まあ後でお布施は渡すんだけど)

メチャクチャ徳の高そうな笑顔☆
台湾に住む、タイのお坊さん。ヨーロッパを旅行中


そんなこんなでその後から袈裟姿のお坊さんって、なんとなく親近感が湧くんだよね。





このスマナサーラ長老さんの本は為になります。


最近は、心も安定しているので、買っていなかったんだけど、最近近所の本屋で見つけた本

これは、かなり解かりやすく書いてあって、読みやすいし、納得する部分も多くて、勉強になる。








この下はその、タイ寺に泊まったとき書いたミクシイ日記なんかこっちのほうが臨場感があっておもしろいから載せておくね
:::::::::::::::::::::::::::::::::


『タイ仏教寺院で一泊!』2007年06月13日

最近結構ネタあるんですよ実は。
ロストックG8のデモもヒッチ+テントで行ったしね。

でもただ書くのが面倒なだけ。

でもその筆不精を乗り越え書く気にさせる
最近の私のヒットは

題名どうり

何故かタイ仏教寺院で一泊!!

昨日ポツダマープラッツで買い付けで観光客を横目に急ぎ足。
仕事、仕事。

反対側から5人の袈裟を着ているお坊さんが5人
観光をしているではないか。お〜〜。一人のお坊さんと

ハッキリ目が合う♥お〜。かなり徳の高そうな笑顔♥

とりあえず、仕事、仕事、急ぎ足。が、ふと足を止め、声をかける決意。走って後を追いかける。

5人はタイ人2人、マレーシア人のお坊さんと、台湾人2人の尼さんグループだ。あと案内役のおばちゃん一人。

なんと彼らは5ヶ月かけてヨーロッパを旅しているらしい。
え〜。そんなことするんだ。

彼らは今からヨーロッパでとおっても有名なある仏教僧侶スピーチを聞きに行くと言う、一緒に行くかと誘われ、二つ返事をした。
いや〜お坊さんグループにまぎれて移動、なんだか一緒にいるだけで徳がうつるってくる感じ。こういうときかなりあたしのミーハーが出てくる。なんかうれしい。

13ユーロを払い、どっかの市民ホールのようなところ。
1000人ぐらいは入っている感じ。
私にはその坊さん&信者グループはドイツ人向けの仏教まがいの新興宗教のようではあったが、
呼吸法とウォーキングメディテーションの方法は大変為になった。ちなみにスピーチの始まる前に、信者たちが
ステージでギターと一緒に歌っていたのはあれは何なんでしょ。まあヨーロッパ人には入りやすいのか、ああしたほうが。
ドイツ人のおばちゃんたちいっぱい居たよな。

まあそれは置いといて、その演説後も”もし疲れたら家にかえっても良いんだよ。”と言うやさしいお言葉にも関わらず、
皆様に付いて行った。

ベルリンでタイ仏教寺院。。。
住宅街の一角、普通の庭付き一戸建てのタイ寺院。

かなりアットホームいろいろ普通の若者もいる。
旅行者らしい。なんだかホステルのような。。。。。

でも一番違うのはそこにはお坊さんがたくさんいること。
たくさんと言ってもその日はその5人とプラス3人
合計8人のお坊さんがいた。

そして居間にはど〜〜んとでっかい金色の仏像、2メートルぐらいの像が。段の上に乗っているから2.5〜3メートル弱ぐらいのおおきさ。。。
かなり張りぼてのように見えるが、タイから運んできたらしい。結構大きい。そしてその部屋の横には

出た〜。仏像と同じ大きさのタイ国王の写真がド〜ンと
貼られている。王さまは仏陀並の扱いなのか?。

私はタイに2ヶ月いた。
もちろん知っている。王様はタイ人とって
とっても大切な人。いたるところで写真を見る。
でも外国で久しぶりに
2.5メートルもある巨大ポスター見ると???といった感じですハイ。

タイの寺院はだいぶ男尊女卑ですな。
尼さんであっても女子、普通の若者の旅行者男性より下の階で泊まらなくてはならないらしい。半地下室に尼さんの部屋と
そこで働くおばちゃん達の住み込みの部屋がある。

こともあろうに、働くおばちゃんは私を尼さん2人と同じ部屋に寝ろといい、夜中に彼女らを起こしてしまった。
とっても恐縮した私は、とりあえずさっさと布団だけ取らせていただいて、隣の通路のような部屋へ寝た。
あの扱いはちょっとな。

日本の尼さんは出家するわけだから、男とか女とか
あまり世俗の上下関係は関係無いように感じるが。。
後で調べて見ましょ。

食べるときも男性坊さんはテーブルに椅子。
尼さんは隣の部屋で床で食べる。

もちろんあたしたち、ぺいぺいは坊さん尼さんの食べた
後で食べなくてはならないし、坊さんが食べている時は
許された人のみが部屋に入れる。片づけをするのも
許可がされた人だけ。
だから私は許可された人が坊さんの皿を
下げるまで待っている。その許可された人は坊さんが雑談し
食べ終わった後も、じっと坊さんから少し距離を置いたところで固まって座っている。
その片付け係は今日はドイツ人学生男だった。かれは坊さん達に気に入られているらしい。彼は滞在2日目。

尼さんたちは自分で片付けているゾ。


タイ風のお祈りの仕方、正座して3回頭を床につけ
交代に手をあわせる。

私は仏像にするのは抵抗がない、だが、タイのおばちゃんに、そこの住職に対してそれをやれと言われた。
なんだか土下座している気分。
お坊さんの地位が高い事をなんとなく体で感じさせるな。

でも外で会うとそんな事関係無くフレンドリーで
とっても近くに居れる。


その日の夜はその寺院で一泊した。
次の朝、6時から瞑想。

あたしは7時に自然に起きた。早く起きたつもりだったが
瞑想には間に合わなかった。残念。知らなかった。
だれも何も言わない、教えてくれない。
ただそこに居て、皆がやる事を見よう目まねで、手伝う。
聞いたら教えてくれる。もちろん!


今日はとりあえず、ほったらかしにした仕事をせにゃ〜ならんの。残念。(あたしの事を大分気に入っているように見える)マレーシアのお坊さんに
メディテーションのアドバイスと人生相談を聞いてもらった後、家に帰ってきた。

なんかこのマレーシアの坊さんは、あまり坊さんっぽくない
雰囲気がするんだよな〜。会ってちょっとしたらメールアドレス聞かれたし。



あの徳の高そうな笑顔の坊さんと少しだけでいいから話してみたいよあたしゃあ。