ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

自主避難の旅3 福岡で求職中

大雨の心配が在りましたが、昨日はほんと〜〜に奇跡的にほとんど雨は降らず、脱原発アクションは成功しました〜〜。自分が福岡でこんなデモに参加するとは、

事故前には考えもつかない事でしたね。

関東からの自主避難者も多く、皆んなが本気の思いが昇華されたデモでした。

いや〜〜前日降水確率90%だったのに
すごいよ。


参加した一人一人の胸に刻まれるデモだったとおもいます。

そして胸に刻まれ、感動することで又次の自分の生活の中の何かが変えられる。




その数日前6月7日政府がメルトダウンではなくメルトスルーだとUN、IAEAに報告しました。。。。



私はその中途半端な、記事を読んだとき、久しぶりに、嫌な感じに胸がドキドキ。
色々ネットで調べてみると、余り詳しいことは日本語では記事として出ていません。
英語で調べていても、もう日本に関する記事が少ないので、短く皆同じ内容です。

ん〜〜、もうコレは助けを求めよう。こんな悶々とした気持ちは良くない、もう少し詳しく知りたい。外国に住む政治に関心がある友達に、何かそれについて良い記事が無いかどうなっているのか助けを求めました。

それで、友達がガーディアン誌に記事があると教えてくれました。
http://www.guardian.co.uk/world/2011/jun/08/fukushima-nuclear-plant-melt-through?INTCMP=SRCH

ここでは、炉心は格納容器から出て、水で冷やされ原子炉建屋の中に溜まっているとされています。

The report, which is to be submitted to the International Atomic Energy Agency (IAEA), said fuel rods in reactors No 1, 2 and 3 had probably not only melted, but also breached their inner containment vessels and accumulated in the outer steel containment vessels.

The plant's operator, Tokyo Electric Power (Tepco), says it believes the molten fuel is being cooled by water that has built up in the bottom of the three reactor buildings.(ガーディアン記事抜粋)

ああ、土の中にもぐっていいってるのでは無いんだ、むき出し状態で、やばいけど、建物内に炉心は未だ溜まっているのか〜〜水蒸気爆発は起きないと、少し安心しました。(もちろんメルトスルーが安心というわけでは在りません)


友人がこの記事を見つけてくれるまで、いろいろ調べました。

原子炉建屋の床がコンクリで出来ていればコンクリートの融点は2200度なので、今の状態で突き抜けていくのは考えにくいようです。




今現在、停止中の原発は18原発57基中40基(廃炉を含む)
http://genpatumap.seesaa.net/article/199764373.html

なおかつ電力が余っています。

電気は原発が無くても足ります。真夏のピーク時でも少し節電すればギリギリ間に合います。

原発の電気は都心から遠いところで発電される為に送電線を通るときその65-75%が失われるのです。



原発は、電気を作るために作られたものでは無く

戦争のための核開発を進めるため。それから原発に群がる利権やお金の為に

どんどん作られてきました。

でもまだみんなは原発は電力のためだと思っています。

みんながこの事実を知るだけでも、前進になります。

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