ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

秘密保護法案、映画人ら269人反対

ようやく著名人達が声を上げはじめる。
中には吉永小百合さんもいる。この記事を聞いてホッとした。

こういう人たちが、ネットと関わりが無く、選挙にちゃんと行く、高齢者層の意志を先導して行ってほしい。





地方に行くと、高度経済成長時にたくさん道路が開通したり、長年大枚を振りまいていた為に、自民党様様のおじいさん、おばあさんが多い。
(道路は自民党だから出来た訳じゃないのに)



そして彼らこそが、日本できちんと選挙に行く有権者の代表。


信じやすい気のいい人たちを、あらゆる手を使って操作する自民党

まるで、地方によくいる、貯金のあるおじいさんおばあさん達を狙った
詐欺商法のセールスマン。



そういえば、痩せるストッキングに二百万もの大金をつぎ込んでしまった私の実の叔母(79)。親戚の話をするのは心が引けるが、詐欺まがいの商法がたくさん地方にはある。

(一時的に数キロ痩せて、そのストッキング会社のコンテストで賞をとる。
凄く楽しい時期だったらしいが、すぐ体重も元に戻る。こういうものは、大体家族には隠れて買っている)
その叔母も、この自民党を大名のように慕っている。



それは、やっぱり自分の土地の近くに道路が出来て、地価が上がった所為だ。
それを自民党のおかげだと思っている。


そんな人が多分地方にはゴロゴロ居るんだと思う。



これは極端な話だけど、

実際に、高齢者の自民党崇拝は根強い。

そういう人たちを少しづつ目覚めさせて欲しいって思う。









http://www.asahi.com/articles/TKY201312030350.html
 「特定秘密保護法案に反対する映画人の会」の呼びかけ人と賛同者の一部のメッセージは次の通り。

秘密保護法案、映画人ら269人反対
【呼びかけ人】

高畑勲・アニメーション映画監督

 「安倍晋三(首相)は、明るそうな顔して、私たち日本国民を、いったいどこへ連れていこうとしているのでしょうか。こんな政権を支えている連中にも怒りがこみ上げますが、安倍政権を生み出してしまったのが他ならぬ私たち国民自身であることに愕然(がくぜん)とせざるをえません。暗澹(あんたん)たる思いです。やむをえず個々の問題ひとつずつに声を上げていくしかない。それを結集するしかない。みなさまとともに、最大の悪法『特定秘密保護法案』に絶対反対の意志を表明したいと思います」

羽田澄子・記録映画作家

 「平和憲法を変えようとしている安倍晋三首相は、この法案を通すことで、実質的に平和憲法の精神を変える行動に出ていると思います。このような危ない法案には絶対反対です」

降旗康男・映画監督

 「だれでもテロリストに仕立てあげてしまう、与党幹事長の呟(つぶや)きは、法案が権力のテロであるという正体を白日の下にさらしました。戦前、戦中の日本に戻らないように、ねばり強く抵抗していくほかありません」

【映画監督】

大林宣彦

 「戦争に巻き込まれる可能性が少しでもあることは、なにがあっても避けなくてはなりません。理屈抜きです。嫌です! 恐ろしいです!! 震えております!!!」

■鎌仲ひとみ

 「『何が秘密なのか、秘密』という秘密保護法は時代錯誤的なものであり、世界の潮流にも大きく逆行し、もし成立してしまえばあとあと禍根を残す法案です。廃案にしていただきたい。それよりも、出すべき重要な情報を国民から隠蔽(いんぺい)したり、ごまかすような官僚や政治家を罰する法律をつくるほうがいいでしょう」

神山征二郎

 「この法案の行きつく先で、言論、文化、表現、個人の思想に口をはさみやすくするというのは悪い企(たくら)みというものでしょう。止めていただきたい。日本がつまらなくなります。戦争の痛みはまだ私の心の中に深く刻み込まれておりますから」

原田眞人

 「まったく民意が反映されない政策を推進する政府の裁量で、なんでもかんでも特定秘密に指定される可能性大。公聴会を公然とセレモニー化したやり方にも憤りをおぼえます。天保の改革以来の天下の悪法になるのでは……表現の自由が制限されるのは間違いなし」

宮崎駿

 「東アジアの平和のために 日本は自由な国でいなければならない」

山本晋也

 「この度の政府の暴挙、断固として許しません。国民の知る権利、そして表現の自由は死守すべきでしょう。どんな運動にも参加し、暴挙を止めさせるため、己の出来る限り戦うつもりです」

出目昌伸

 「映画は、人間の心の秘密に立ち入ります。そこに垣根をたてられては、迷惑!」

【俳優】

鈴木瑞穂

 「戦争も知らず、歴史からも学ばず、未来への想像力にも欠けた政治家たちが恥知らずにも、『この道はいつか来た道』(戦前復帰)の大合唱をはじめています。許してはなりません」

上田耕一

 「以前から日本は、公文書の管理や情報公開の遅れている国だと思っていました。それなのに、更に秘密を指定できる法案を成立させようなんて、恐ろしいことです。廃案を求めます」

山本亘

 「特定秘密保護法案自体が、憲法違反である。国民主権基本的人権、平和主義の現憲法の精神を圧殺するものである。国家公務員法自衛隊法で対応できるのに何故それ以上の秘密を作る? まずは原発情報の隠蔽か? 安倍首相は世界に大嘘(うそ)を付いた。それがバレそうになっている。急ぐ訳だ!」

【脚本家】

小山内美江子

 「現在の私たちの憲法が生まれる前に、どれほどの若い血が流されたことでしょう。死んでいった若者、母や恋人を守るためだと自分に言いきかせて、帰りの燃料なしで飛び立っていきました。その年頃の子どもを持つ今の国会議員は何を考えているのだろうか。いまだ白骨るいるいとしているミャンマーの戦線跡にぜひ行ってほしい。そして、そこで何を考えたか、私たち国民に報告してほしい」

ジェームス三木

 「正邪善悪を、国家権力が決めるというのは、民主主義に反する。この国は大日本帝国に戻るつもりなのか」

■白鳥あかね

 「戦争中、芋のつるしか食べられなかったひもじさは忘れられません。二度と過ちを繰り返さないように!」

山田太一

 「今だって国家秘密を保護する法律はあるでしょう。その上、更になぜ限定をはっきりさせないで拡大を急ぐのか、よく説明されていないと思います。不安に思うな、という方が無理ではないでしょうか」

【そのほか】

野上照代(元・黒澤映画スタッフ、「母べえ」原作者)

 「この扉を開けたら最後。すでに石破(自民党幹事長)はデモを『テロ』と言っているではないか。若者は、スマホやオリンピックに眼を奪われて足元を見ていない。危ない、危ない」