ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

文化が潰されていく危機

みなさま、お久しぶりです。


前書いたものを少々訂正して書き換えたのですが。。。。

今フランスのパン屋さん全体の

電気代が月7000ユーロから1万強ユーロになって、閉店を余儀なくされている店が多いんですよ。

フランスはパンが主食ですからね。

 

毎日パンを食べる。日本人が米を食べるみたいにね。

基本商業系の電気代が値上げされ、

人気レストランとか企業だったら
月100万円値上げされても、痛いけどなんとかやっていけるような気がするけど
個人家族経営のパンなんて、1ユーロ2ユーロの商品を売っているところに、

100万円の電気代。。。。驚愕

 

 

とんでもない話

私の家の近所のパン屋さんがカンボジア人で、なにか日本人の私に親近感を感じているらしく、

行くと普通の人よりちょっと話しかけてくれる。

まあそんなにパンをしょっちゅう買うわけじゃないので

たまに行くくらいなんだけどね。

2023年の6月から毎月7000ユーロの電気代を払っていて、それ以前は月2000ユーロだったので
3倍以上になって、本当に大変。
それまで従業員一人毎日雇っていたんだけど、その人に土曜日だけ来てもらっている。

現在は奥さんと旦那さん二人だけで店を切りもりしている。

コロナの前は、黒人のちょっとした下働きの人もいたから、
四人働いている人がいたんだけど、今は基本二人だけ。

コロナ禍をようやく抜けたと思ったら、、、、、

7000ユーロって月100万円ですよ。電気代だけで。。。


ケーキ類を1ユーロ上げして、(約150円の値上げで)
5ユーロから7ユーロになっている。。。。

それからバゲット フランスパンは 20セント値上げプラス小さくなっているし、

クロワッサンもかなり小さくなっている。。。

割高感は否めない。。。


顔が本当に憔悴しきっているよ。


ラーメン屋の日本人雇われシェフの人も
9000ユーロ払っているって、言ってたんだよね。

その値段はその店が入っているレストラングループ全体の金額だと思っていたら、

ラーメン屋一軒の話だったみたいですね。。。。。

 

まあ雇われシェフなので
その人の給料にはまだ響いてないらしいですが、

 



そうするといかに自分の店で仕込むと、電気代が
負担になるという事ですよね〜〜。。。


これから、どっか工場で作ったものを
店で出すっていう方式にどんどんなっていくのかな。。。。