ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

海外生活のパターン私の身近な人々の例

ブログの目的の一つ、海外生活応援が最近おこたっていました。

パート1として見切り発車編


海外で暮らしている日本人はたくさん居ますが

私がいろいろ見て、代表する3パターン



1・まず全然そんな長く居るつもりが無かったのに、いつの間にか滞在がかなり長くなってしまった人
ほとんどの長期滞在者が当てはまるんじゃないかというくらいにこの手の人が多いです。


2・海外生活をもっと長く続けたいが、いろんな理由(主にお金&仕事)で、後ろ髪が引かれつつ日本に帰る人


3・2,3年ぐらい居て、十分満足して、納得して日本に帰る人。




私は特にこの1番と2番の人たちの苦楽を見、聞きしたので、

はて、どうしたら、もっと後悔のない、後々の苦しみを和らげるような
海外生活が始められるだろうと考えました。
いやもちろん、人それぞれで、すべての経験は無駄ではありません。

そしてここで書くほどそんなに簡単でないことは重々解っています。

私もいろいろ後悔はあります。振り返ってみると。


とりあえず私の超個人的にな意見という事を頭に置いてくだされ



旅をしている人は別ですが、ある一箇所にとどまって生活しようとする人に提案します。私の経験から・・。


3ヶ月の滞在だろうが、1年のワーキングホリデーだろうが、その国に長く居ることを想定して、動き始めてみる。

ええ?おかしいでしょ

だ・か・ら

見切り発進。


モチベーションが高いときはいろいろ動けます。それを利用。その国に慣れていくとだんだん腰が重くなっていきますよ。




1.まず語学、英語はもちろんの事、日本に帰ったらいらなくなるかもしれないドイツ語だろうがフランス語だろうが、スペイン語だろうがイタリアだろうが、その国の言葉を勉強してください。すぐ。全くするつもりが無くてもしてください。


”え〜そんなに長く居るつもりじゃないから〜。フランス語なんて難しいよ。英語で十分”

なんて声が聞こえてきます!

まず基礎でも解ると世界が広がる。言葉が解らないフラストレーションが軽減する。
買い物ぐらいは1ヶ月もあればその国の言葉で難なく出来るようになります。
3ヶ月ぐらいでまわりの言っている単語が何と無く耳に入ってくる。

でも勉強しなかったら、全くわからないまま1年だろが、10年だろうがたっていきます。
(英語以外)

実際。ドイツに長年(20年とかそれ以上)住んでいる外国人のなかで全くドイツ語がわからない人たちはたくさん居ます。

私も、最初の一年そうでした。すぐ帰るからそんな難しいドイツ語なんて勉強したくない。
でも後から思うと。後悔。。。

勉強しなくて後悔することはあっても勉強して後悔することはありません。





2つ目。ビザ問題。

そのあなたの3ヶ月や1年のビザが終わったら、どんなビザが取れるか、少し情報を集める。
長く居るその国の日本人に聞くのが一番でしょう。この辺は。
このビザはあなたが思っている以上に簡単だったり、大変だったり、情報量と人それぞれですね。

ほんとビザ問題で悩む人は多いです。その国に居れるかどうかのものなので、そのストレスも相当なものです。このビザ問題で引っ掛かって帰る人も多いです。だから、どうしたらいいか早いうちがいい。




3つ目 仕事。あなたが日本で貯金をたくさんして、ぜんぜん外国で働く気が無くても、
働いてください(笑)

え〜大変。海外で仕事なんて。(お金貰うだけが仕事ではないですよ)

そうそうだからやってみる。お金がもらえなくてもいい。人の出会いがあるから。

その国のシステムが見えてくる。



私のビザ働けないモンね!という声が。



お金さえ貰わなかったら、仕事と引き換えに、宿がタダ+食事とか違法じゃありません。
手っ取り早くランゲージエクスチェンジでも良い!
その国の日本語学科の生徒とか、人脈広げるにはいい機会です。
フリマでのり巻き売ったり。(笑)なんでもありあり。


あなたがやりたい分野または出来る分野で、なにがあるか探してみる
幸い、この国には外国人にも窓口が開いているプラクティコム(研修制度)というものがある。
自分の好きな分野、やりたい分野で出来ないか探してみても、損はない。






あなたがアーティストだったら、もちろん海外で何かしたいと思ってくるんでしょう。
何もいう事ありません。わが道を行ってください。

大学を目指して勉強する人。なにもいう事ありません。がんばってください。

自分でお店を作るために来た人。全く何もいう事ありません。応援しています。




ただ、何と無く海外で生活してみたい人、なんか経験したい人。

はい、私はあなたに言っています。

仕事ってかなり時間が掛かります。軌道に乗るまでに。だから、早いうちからすこしずづ。
着いたはじめなんて、右も左もわからないのに仕事を探すなんて、ハードルが高すぎ。
そうですね。

なにかあなたが出来るかな〜といろいろ考えをめぐらして、トライしてみる。
そうすると、なにか道が広がってきます。なにもしなかったら0に何を掛けても0


あたしもこれは自分が言っていて耳がいたいですわ。じっさい。

私が、はじめ日本を出て、放浪生活をしていたとき、出国したばかりだったのでかなり
モチベーションが高く、いろいろしました。タイで小物を相当な量を買ってイギリスで道端で売ったり、
農家で働いたり、住み込みベビーシッターとか
歌うたって小銭を稼いだときもありました。パーティで踊ってお金貰ったり
マッサージと物々交換もしましたね、そういえば。
ああなんかすごい勢いでしたよ。
もちろんそんな同じ事を皆さんに勧めているのでは、全くありません。

それに今思うと私は広げる範囲が雑多すぎて、めちゃめちゃだったなって思うし・・・・。
とりあえず、何かしたい気持ちだけはあったと言う感じ。

それが、最終的に、自分のしたい方向に定まっていけば、良いと思います。




出来ることは人それぞれですから。
そして、モチベーションしだいで同じ人間でも天と地の差という事です。



そして、放浪の後、日本に帰国そして、またベルリンへ、さて生活を始めてみると、なんだか海外生活も
もう慣れているので、腰が重い重い。

日本語教師の資格持ってベルリンへ行ったけど、なんか余り思っていたほどやる気が無く
貯金は減るばかり。トホホ。最初の1年なんて、なにやってたんだろうと自分でも思うくらい
ふらふら生活してました。


だから、ここで見切り発進で日本でたばかりのフレッシュで、モチベーションも高く
輝く未来を夢見ているとき(笑)何かはじめてみましょうと

言われなくてもやるよ!という人。すばらしいです。

そんな簡単ではないという人

はて、そうですか?腰が重い理由を、出来ないと言っているだけではないですか?


どれだけ長く居るつもりかも関係ない。

やったらやったで、短期で帰っても。あ〜やったやった後悔し。
我が人生一片の悔い無し
ですよ。

海外で仕事とか生活に軌道がのるまで2,3年なんて当たり前。それ以上だって掛かるんですからね。

1〜3まで、ほんと期間はひとそれぞれ、どんな状態でさえ、いろんな経験は血となり肉となる


だから、こんな誰かがこんな事言っていたな〜頭に何と無くとどめるというだけでいいです。

いろんなアプローチがありますから実際。

ほんと1つじゃあありません。

あなたが思うことをやったらそれでいいんですよ♪



着物と電車の中の女性のコントラストが好き
(本文とは関係なし)