ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

お金の価値観だけでは測れない比較的自由な縛りのない世界での楽しみ方

最近ベルリンの話題も触れていませんでしたね〜。
ベルリンの光と影。とりあえず太陽の恩恵を預かる季節とそうでないときは運低の差ですわ。

ベルリンの冬、辛いです。

特に夏のベルリンはとても素晴らしいので、日本よりも早々に訪れる冬になかなか対応できない。

夏のベルリン何が素晴らしいかと言いますとフェスです。野外フェス。

湖のほとりのオルタナティブな野外フェスで一週間もテント生活をすればもう病みつき。
ドイツのこういうオルタナ系フェスは大体1週間で30ユーロという格安価格。
湖のほとりでは全裸の人々が和み泳いでいます。(ヌーディストビーチではなく水着を着ている人と半々というところも良い。いたって自由で自然な感じ)

そしてこういうイベントのオーガナイザーはいかに心地よいパーティーというものを良く知っている。水周りも完備。
大人用の、トランポリンやブランコやそういった遊び場所を木製で手作りで作っている。
これがなかなか良い味なのよ。

湖にはイカダや小型ボートが置いてあったり、手作りサウナもあるフェスもありましたね。
パラダイスですな。

富士○ックなんて高いエントランスとっておきながらシャワーひとつ無し。
テント張るにもお金取るんでしょあそこは。

音楽的にもフェスは大好き。ベルリンはテクノ!っていうイメージそのままでやっぱり電子音
ばかりだが、フェスに限っては違う。



街中のめちゃくちゃ広い公園もかなりイカス。ほんと代々木公園なんかより広い公園が
ベルリンにいたるところにあるんですわ。私がすぐ思い浮かぶだけでも10箇所近くある。
思い思いに和んでいますみなさん。ピクニックしたり、バーベキューしたり、フリスビーしたり、ビーチバレーしたり、サッカーしたり、バトミントンしたり、卓球やったり、昼寝したり、本読んだり、草すったりね。新宿御苑のように、物使って遊んじゃダメとか入場料取られたりなんてしません。そして近所にあるから、ふっと行ってふっと帰ってくるのですよ。


そして日曜日に公園で行われる野外パーティーもなかなか。フェスよりも気軽に近所でそれも無料で野外パーティー。これも手作りパーティーだから有名DJなんて来ないけど、
なんかゆったりまったり公園で日向ぼっこしながら流れる曲を聞くのもなかなか良いですな。
まあテクノが多いのがたまに傷。

川辺にもクラブがあります。ベルリンを流れる川の岸辺に
クラブがいくつかあるのですよ。オープンエアークラブです。もちろん上記の野外パーティのような
ライセンスなしとかではないので、週末には24時間OPENという場所も。
今年の夏はソウルやレゲエが流れる川辺のバークラブに結構足を運んだな。
カリビックダンス教室なるものもあったりなかなか楽しいかった。


こんな理由でベルリンの夏は、私にとってパラダイス。



でもやっぱりベルリンの夏は短い!

やっぱり冬の長さや暗さは堪えるねー。
もうすでに今年の9月で12〜3度という日が続いた時はマジへこみました。

今はもう11月ですから夜は5度以下になりますよ。

あと強いて言えば食べ物がな〜。
食文化の無い国はやっぱ飯はまずい。ベルリンにこんなにトルコ人がいなければ
私は食事にいっそう悩まされていたと思う。

イタリアとかフランスとかスペインに行けば、庶民のスーパーや野外マーケットでは肉以外でも魚介は豊富だし、加工食品もなかなか美味です。でもドイツはねー。おいしいものは高いですよ。
高級スーパーに行かないとおいしいものは買えません。だいたいそういうのは外国製品ですしね。


安いけど、インビスと呼ばれる定食やみたいなところ味はいまいち。
タイインビスとか中華インビスとかマズっつって感じだし。
インド系は結構いけるかな。ベトナム人も多いのでおいしいレストランはある。
まあこの2つは値段はやっぱりあがるな。

そこでトルコ系、やっぱりベルリンに10万人ほど住んでいるトルコ系、もちろん
ピンきりはあるけど、安くておいしいところ見つけられます。野菜屋も安い。魚屋もある。
トルキッシュマーケットはホント庶民の味方ですね。新鮮野菜が激安。


あと仕事ですね〜。まあ外国暮らしに仕事見つけるのは大変だけど、日本人だけでは無く、
皆さん口をそろえていいますね。