ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

前日のデモの様子でも解るとおり、
ヨーロッパの若者はパーティーが大好き☆
日本人の若者だって合コンや飲み会など大好きだね。同じ感覚。

二つの違いは、ヨーロッパ人の若者のほうがお金をかけないでパーティーをする。
ホームパーティーや、パーティーまがいのデモや、クラブやフェスティバル。

手作り感あふれるパーティーをするんだねー。これは関心。お金が無いからアイデアが出る。

どうやっていいパーティーを作るか皆さんよーく考えている。


必要以上にお金を持っている日本の若者だって、その場を盛り上げることにアイデアを凝らしていますが、なんだかヨーロッパの若者のほうが
パーティーに思い入れがある気がするなー。だからいろいろな種類のパーティー文化が発展するんだと思う。


お金って想像力を欠如させるよね。考えなくても人が作ったモノを買えるから。
そして人と人とのつながりをも希薄にする。
これは文化の違いというよりも、今の日本が異常なのかな?



ドイツでは誕生日は、誕生日の本人が皆のために誕生日パーティーを開きます。
またこれが、大規模です。20人ぐらいなんて少ないほうで、客が50人ぐらい来る
誕生日パーティーなんてザラ、友達の友達なんかも付いてきてね。アパートが人だらけで満員電車状態だったり、バーなどを貸切でやったり、そんな大きいパーティを自分でオーガナイズして終わったときの達成感はひとしを。次の日の掃除なんか超大変だけどさ。

そんな手作りパーティーは当たり前なので、結婚式も手作り、この場合はカップルが食べ物や
場所を提供するけど、芸や出し物なんかは友達の出席者が考えるから、暖かい祝福された
結婚式になる。プレゼントも手作りで思い思いの心がこもったもの。お金は余りかけない。
日本みたいに結婚式ビジネスってなんだかな〜と思います。結婚式に呼ばれたら〜
なんかお金飛んでく〜とかあんまり嬉しくないんじゃない??


日本はいつの時代からこんなお金儲けビジネスのお祭り&パーティーに変わってしまったのでしょうか?

戦後、高度経済成長後ですな〜。