ヨーロッパ〜日本往復日記

2001年から2003年まで二年の世界放浪の旅へ、それからどんどん価値観が変化していく様子をブログに書いています。

22歳あるドイツ女性の恋のサバイバル2

Flirting(フローティング、フィラーティング??日本語ではとっても発音しづらい)

というのは男女の仲の、誘惑しあう行為

誘惑と日本語で言うととても強い意味があるが、簡単な目と目を合わせてニッコリだって
Flirtingだ〜〜。


日本に住んでいたドイツ人が、

日本人のセクシャリティーは眠っていると言った。

まあこれ当たっていると思う。日本でセクシャリティーをやたらに表に出すのは、なんか
恥ずかしくて出来ない。やっぱりそういうのは2人でいる時に出るのでしょう。

でも、日本のそれはもっと判りやすいと思いますけど。ナンパとか合コンとか
明らかに、そういうのを意図した集まりがたくさんあるしね。セクシャリティーをひけらかさないけど、男女って言うのを意識したパーティー




こっちでは、そういうアカラサマナ パーティーがない分
いろんなシチュエーションにこのFlirtingが起こる。かなり活発なように見える。


が、なかなか、わかりずらいし、発展の仕方がスローだ。


たとえばまず簡単なものは、電車の中、やたらとこっちを見て目が合うじーっと見つめられる。
次の駅も、また次の駅も通り過ぎてるけど、ちらちら見られているぞ〜〜。
気に入ったら相手なら、こっちもジーっと見つめる。ちょっとニッコリ。

あたしは始めは自分が外国人だから見られているのかな〜って思った。
で、ドイツ女性に聞いてみた。

そういうFlirting、あるらしい。結構、よくあるらしい。


ドイツの大多数の男性は、たぶん日本人と同じ、又はそれ以上にシャイだ。
女性からハッキリとした意思表示を出されないと動かない人が多い。
だからず〜〜と目が合っても、何も話もしてこないし、何にも無いのだが。

でも女性は結構、意思表示をするので、それはそれでつりあいは取れている。




友達以上恋人未満、知り合って間もない男女、もしかしたら、友達それとも恋人?

友達だけど、気になる相手。

そういう関係のFlirting。もちろん、日本でもある。

でも、やっぱりお国柄というか、なにか微妙で、わかりずらい。

日本は告白文化がある。付き合ってください→ハイ、イイエっている告白が、
アレはホントわかりやすくて良いですね。
こっちはそんなことしません。


なんか、付き合っているんだか無いんだかわからなくて、いつの間にかやっぱり付き合っているのかな〜という感じにお互いなってきて。

結構時間が経ってから、確認しあう。






わたしの同居人のドイツ人(女)からも色々耳にする。



何、何、彼女は好きな人が居る。がその男"F"は恋人は要らないと言う。ふむふむ。
彼は友達として一緒にいたいらしい。彼はmake love もしたくないって。
ふ〜ん。

ほぼ毎日のように電話。
よく家を行き来する。。同じベットで寝る。。。??
何も無い。。。??ホントか?


いっぱい話して、相談して、辛い心のうちを明かしたり、ふむふむ。

今はすごく信頼できる良い友達という。


で、やっぱり家を行き来して 同じベットで寝る。
え〜〜〜なんで友達と同じベットで寝るの〜〜。

わたしはこれがいつになっても信じられません。

異性の友人と同じベットで寝る。酔っ払っても無いのに、自分の家にも帰れるのに。


でもね、結構聞くんです。ヨーロッパ人から、仲の良い異性の友達と一緒のベットで寝るって。
何も起こらない。わたしには?ですが。。。。



ある日、その男"F"がわたしの同居人の部屋に、またまたやって来た。
部屋にはたくさんの空のワインボトル。

男"F"は聞く、昨日パ〜ティしたの?
女  うんん、男の子が泊まりに来たの。


それ以来その、”お友達”男"F"から連絡は来なくなった。


やっぱりね〜。やっぱ、友達じゃないんじゃん。


恋の駆け引きでしたか。

でも彼女は、彼を本当に友達って思っていたらしい。

めんど〜〜、わかりずらい関係だ。